「大学ミュージアム」をご存じだろうか。大学内にある博物館や資料館などの総称だ。展示テーマは、各大学の個性豊かな創設者や研究分野など。料金は比較的安く、有名建築家による歴史的な建物も数多い。キャンパスの雰囲気を味わえることもあり、隠れた人気スポットとなっている。(金井恒幸) 神戸市営地下鉄「学園都市駅」から徒歩5分ほどの流通科学大(神戸市西区)。敷地中央にあるのが、大学創設者でスーパーマーケット「ダイエー」創業者の中内功氏(1922~2005年)をテーマにした「中内功記念館」だ。 自社工場や独自ブランドの確立…。流通業の革命児だった中内氏の「へこたれない」軌跡を紹介し、当時の商品が並ぶ。「ネアカ のびのび へこたれず」という自筆のパネルも飾られている。 同じく大学内にある「ダイエー資料館」には、中内氏が57年、大阪・京阪電鉄千林駅前に開いた「主婦の店ダイエー」1号店が再現されている。ミュージ
箱根駅伝、ラグビー全国大学選手権、アメフト甲子園ボウル。ことしも大学生たちの熱い闘いが、日本の冬を大いに盛り上げました。 そんな大学スポーツ界に新たな流れが急速に広まっています。部活動の「法人化」です。部活動を、「任意の課外活動」という枠組みではなく、一般企業のような組織にして透明性を高め、ガバナンスの強化をしようという動きです。いま、大学スポーツ界で何が起きているのでしょうか。(映像取材部カメラマン 河村信) 「ガッチャーン」 大柄な選手どうしがぶつかり合う激しい音が、照明に照らされたグラウンドに響き渡ります。 去年12月。私は、関東大学アメリカンフットボールリーグ「BIG8」(※最高峰リーグの一つ下のカテゴリー)で首位を走っていた東京大学アメフト部を訪ねました。 練習中、上級生がプレーの指示を出すと、サイドラインにいた下級生の選手が、すかさず意見をぶつけます。 キャプテンの関剛夢選手(
人生100年時代と言われる。日本の社会は、突然の生涯現役ブームだ。筆者は2001年に『定年自営のすすめ』(講談社)を出版し、この問題をずっと提案し、フォローしてきた。定年後働くには、在職中の生き方が問われる。本連載では、50代でもしっかり仕事をして、なおかつ定年後も働く道を模索する。 企業の昇進インセンティブ 大企業社員で、60歳で定年退職し、65歳で二度目の定年をした人がいう。 「一番良かったのは、40代前半かな。仕事の責任もあり、役職もマネジャーでライン職だったし…。あの頃は燃えてたと思う。でも、後半はひどかった。肩書は担当部長や上席とかついたけど、結局ラインでなく、ポストを外れてるので、どこの職場でもお荷物的な存在だったような気がする。もちろん仕事の責任は果たしてきたけど、正直どこか冷めていた。これ以上上に行けないのもわかっていたので」 会社は社員の働きに対して、昇進というインセンテ
2019/01/18 システム情報学研究科 産学官連携 株式会社富士通総研(本社:東京都港区、代表取締役社長:香川進吾、以下、富士通総研)は国立大学法人 神戸大学(所在地:兵庫県神戸市、学長:武田 廣、以下、神戸大学)藤井信忠 准教授と共同研究を行い、未来洞察を起点とした新規事業創出プログラム「Insight-Out」を開発しました。未来の予測から“自分たちがどういう存在でありたいかのイメージ”を描き、課題設定を行う「未来洞察プログラム」(注1)と、課題解決のためのアイデア創出を短期間で実現する「アイデアソン」(注2)を掛け合わせることで、将来への意識をより強め、明確な目的意識の下で長期的な課題設定と質の高いアイデア創出を行うことを可能としました。共同研究は2018年4月より開始しており、企業や研究機関でより活用できるかたちで追加・改善していくことに加え、政策立案やまちづくりへの展開なども
国会の花形といえば、予算委員会をはじめとする様々な委員会や本会議での質疑だ。野党が政府の政策やスキャンダルを追及し、首相や閣僚が答弁する。実はそうした場で質問できなくても、国会議員なら誰でも政府の見解を問いただすことができる制度がある。質問主意書だ。質問主意書を使えば、国会議員はほぼ「誰でも・いつでも・何でも」政府に質問できる。国会開会中ならいつでも提出でき、テーマも自由だ。農林水産委員会に所
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