中学の恩師の通夜があって、小中学校の頃ずっと好きだった人から連絡を受けて、その人の親御さんが出してくれた車に乗せてもらって一緒に顔を出してきた。通夜の後に同窓会的な懇親会があって、その後の二次会では彼女とその友達と僕という3人でファミレスで深夜までだべり。3人とも当時はいわゆる優等生で、生徒会の副会長だったり、学級委員だったりして、成績は学年トップ勢だった。今は30台半ばにさしかかろうとしている独身の人たちである。僕はニッチだけどそれなりに責任ある仕事をやっており、彼女は某省の役人、その友達は外資系の大手某社で役職についている。なぜだかみんな自分の中に高いハードルを設けてしまい、すぐには結婚しそうな気配がないが、関心は高い、という中でだべっているうちに水を向けられてついに、彼女に昔好きだったことを言ってしまった。内心どう思われたかはあまり深く考えたくないので措くとして、昔何年も憧れていて、