日本版GPS(全地球測位システム)の核となる準天頂衛星「みちびき」の2号機を載せたH2Aロケット34号機が1日、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられた。2号機は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。日本版GPSは2018年春の本格運用に向け一歩前進し、高精度の測位情報をビジネスに生かす取り組みが活発になってきた。2号機は2週間ほどで日本の上空を回る軌道に到達する。政府は18年3月
![日の丸GPS、誤差6センチ 衛星みちびき打ち上げ成功 自動運転や農業に活用 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/baa43ba29a5ecabbf60e46b764a1c8c127e305d2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSKKZO1719866001062017TI1000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D941dd535101cd883ebee712f452824d1)
土星の衛星のひとつで、土星の環の内側に存在する「パン」の詳細な姿を見ることができる写真が公開されました。 New images of Saturn’s walnut-shaped moon dazzle scientists | Ars Technica https://arstechnica.com/science/2017/03/new-images-of-saturns-walnut-shaped-moon-dazzle-scientists/ 土星の環の内側に存在する「土星の月」ことパンの詳細な姿をとらえたのは、1997年に打ち上げられ2017年9月にすべてのミッションを終える土星探査機のカッシーニ。カッシーニの撮影したデータを画像化する作業を担当している惑星科学者のカロライン・ポルコ氏が、現地時間で2017年3月9日に「これは赤道に膨らみを持つ(直径)35kmのパンの驚くほど精細
インド南東部スリハリコタのサティシュ・ダワン宇宙センター(SDSC)から打ち上げられた同国初の観測衛星を載せたロケット(2015年9月28日撮影、資料写真)。(c)AFP 【1月5日 AFP】インドが人工衛星103基を載せたロケットを来月にも打ち上げることが分かった。地元メディアが4日報じた。成功すれば一度に打ち上げる人工衛星の数としては史上最多を塗り替える。低予算の宇宙開発で知られるインドは、商用分野での事業拡大を目指している。 インドのPTI通信によると、ロケットは来月中に南東部スリハリコタ(Sriharikota)のサティシュ・ダワン宇宙センター(SDSC)から打ち上げられる予定だ。国産の人工衛星3基のほか、米国やフランス、ドイツなど外国の衛星100基を搭載。一度で103基の打ち上げに成功すれば、2014年6月にロシアが記録した39基を上回り過去最高を更新する。 インド宇宙研究機関(
宇宙の神秘。巨大な「氷の火山」を準惑星ケレスで撮影 エベレストの半分サイズ 2016/09/09 天文 火星と木星の間にある小惑星帯に位置し、その中でも最大サイズとなる 準惑星「ケレス」 。この冷たくゴツゴツした天体で、NASAの探査機ドーンは エベレストの半分ほどの標高の「氷の火山」 を撮影しました。 この標高4000メートルほどの氷の火山は「 Ahuna Mons 」と呼ばれています。その特徴は地球の火山のように岩石のマグマを吐き出すのではなく、 低い温度の氷のマグマを噴出 していることでしょう。なおこの氷とは水に限ったものではなく、アンモニアやメタンも含みます。 Ahuna Monsの表面温度はマイナス40度ほどとなっており、氷はカチカチに凍って山のような形を形成します。また科学者は、この氷の火山が 最近形成 されたものではないかと考えています。なぜなら、これまでこの火山が地殻変
昨日は木星にNASAの探査機「ジュノー」が無事投入されましたが、その一つ外側を周回する 土星 も非常に興味深い天体です。NASAは6月5日、 土星の環の中にある衛星「パン」 の写真を公開しました。 パンは土星の環の内側に位置する衛星で、直径は20kmほどとなっています。また、土星の環にさまざまな影響をあたえることから「 羊飼い衛星 」として定義づけられています。そしてパンは自身の重力によって土星の環の「 Encke Gap 」と呼ばれる隙間を作り出し、さらにはその形も整える役割を果たしているのです。 さらに、パンのような羊飼い衛星はリングの遠点に「波」を起こすことがわかっています。この波は衛星と環の物質の共振によって発生するもので、その波を観察することで土星の輪に関する情報を知ることができるのです。 今回の写真は土星探査機「カッシーニ」により、今年の4月3日に可視光線にて撮影されまし
宇宙航空研究開発機構(JAXA)のX線天文衛星「ひとみ」が通信を絶ってから1か月近くが過ぎた。当初は謎に包まれていた原因も分析が進み、およその可能性が判明してきたところだ。そこで、前回の記事では書ききれなかったより詳しい解説とともに、筆者が考える疑問点や問題点を述べていくこととする。 [前回記事リンク]X線天文衛星「ひとみ」、2重のトラブルで「自分で回った」と推定 問題その1、スタートラッカ異常時のアルゴリズム まず第一に、最初のトラブルと考えられている姿勢制御システムの問題について、改めて整理しよう。 「ひとみ」の姿勢制御システムは、2つの方法で自分の姿勢(向き)を知ることができる。慣性基準装置(IRU)とスタートラッカ(STT)だ。 IRUは、衛星を回転させたときの反動を測定する装置だ。回転いすに座った状態で目をつぶり、いすを回された感じを想像すると良いだろう。回されたときに受ける力を
通信が途絶えている日本の天体観測衛星「ひとみ」が地上の望遠鏡から撮影され、地上から見える「ひとみ」の明るさが数秒おきに変化していることが分かりました。専門家は「ひとみ」は何らかの理由で回転しているのではないかと指摘しています。 こうしたなか、岡山県倉敷市にある科学館「倉敷科学センター」が28日夜、「ひとみ」を地上から望遠鏡で撮影することに成功しました。撮影は10秒間に6回、断続的に行われ、1回の露出時間を長めにして1本の光の筋に見えるように行い、1枚の画像に合成しました。 その結果、「ひとみ」が明るく見えるときと、薄暗く見えるときがおよそ7秒おきに繰り返されていることが分かったということです。 また、アメリカ西部アリゾナ州の天文家も「ひとみ」とみられる物体を動画で撮影し、同じように数秒おきの短い周期で地上から見える明るさが変化している様子を捉えました。 こうした画像や映像について、JAXA
ブラックホールなど宇宙の謎に迫る日本の新しい天体観測衛星が17日午後5時45分、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット30号機で打ち上げられ、打ち上げは成功しました。JAXA=宇宙航空研究開発機構は、これまで「アストロH」と呼んでいた衛星の名前を17日夜、新たに「ひとみ」と命名しました。
突然といっていいだろう。9月11日、内閣官房・内閣情報調査室(内調)は、情報収集衛星(IGS)で撮影した、鬼怒川の水害の情況の画像を公開した。公表された画像は2枚。デジタル処理で解像度を落としてあるが、IGSで取得した画像が公開されたのは、これが初めてである。 画像公開の背景には、内調が、現在衛星4機体制のIGSを8機体制に倍増させ、さらに衛星間通信を行うデータ中継衛星を新たに保有する意志を示していることがある。 ところが、同じ11日、グーグルは、災害関連情報を集約して表示するサイト「Googleクライシスレスポンス」で、水害地域の詳細衛星画像を公開した。米民間地球観測会社の衛星が取得した画像は、デジタル処理で劣化させたIGS画像より鮮明。かつグーグルマップの上に重ねて表示され、拡大縮小も自由自在。利用者の利便性は衛星情報センターの2枚の画像を圧倒的に上回っていた。虎の子の画像を公開するこ
災害の状況の把握などに大きな成果を挙げている、地球観測衛星「だいち2号」について、文部科学省は、一度に観測できる範囲を2倍以上に広げて、広範囲に被害が及ぶ災害でも一度に被災状況を観測できる後継機の開発を、来年度から始める方針です。 しかし、高い解像度で一度に観測できる範囲は幅50キロに限られるため、津波や洪水など被害が広範囲に及ぶ災害の場合、全体の状況を把握するには数回に分けて観測する必要があります。 このため文部科学省は、一度に観測できる範囲を幅100キロから200キロと大幅に広げた、「だいち2号」の後継機の開発を、来年度から始める方針です。 現在の「だいち2号」では、通常、ある地点を観測する際は、その上空を通過するまで待つ必要があるため、日本全国をくまなく観測するのに3か月かかっていますが、後継機では半分以下に縮めたいとしています。 文部科学省は「だいち2号」の後継機を、5年後の平成3
水星の表面。米航空宇宙局の水星無人探査機「メッセンジャー」から届いた最後の画像のうちの一枚(2015年4月29日撮影、30日提供)。(c)AFP/HANDOUT-NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington 【5月1日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の水星無人探査機「メッセンジャー(Messenger)」は、11年間に及ぶ探査ミッションを成功裏に完了した後、燃料切れで水星表面に墜落した。NASAが30日、発表した。 メッセンジャーは、「MErcury Surface, Space ENvironment, GEochemistry, and Ranging」のそれぞれの頭文字をとって命名された世界初の水星周回探査機。グリニッジ標準時(GMT)4月30日
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く