マイナンバーを記載することが初めて義務づけられた、去年分の確定申告で、きちんと記載した人の割合が83%だったことが、国税庁のまとめでわかりました。 今回の申告からマイナンバーの記載が義務づけられましたが、きちんと記載していた人の割合は83%でした。 所得税を納めるため確定申告をした個人事業主や年収が2000万円を超えるサラリーマンなどは637万人でした。 所得税の総額は前の年よりも3.1%増加した3兆621億円で、経済の緩やかな回復によってリーマンショック前の平成19年の水準にまで戻ったということです。 国税庁は「マイナンバーの記載は義務なので、来年以降の記載漏れがないよう周知を徹底していきたい」としています。 国税庁によりますと、去年分の所得税を納めたり、高額の医療費や住宅ローンの控除で税金の還付を求めたりするために、確定申告をした人は全国で2169万人でした。 今回の申告からマイナンバ