2016年が終わり、2017年が始まった。年末年始も仕事で気が付けばもう年が変わってたという人もそうでない人もここらで美しい星々の記録を堪能して脳内リフレッシュをしてみるのはいかがだろうか。 こちらは2016年にNASAがハッブル宇宙望遠鏡や国際宇宙ステーションで撮影した画像の一部だ。新たな一年の幕開けにはふさわしい見事な景色がずらりとならんでいる。
2011年に打ち上げられ、約5年間宇宙を飛行し続けた 木星探査機「ジュノー」 。そのジュノーが 7月4日21時(日本時間で7月5日13時) 、とうとう 木星の軌道上に到着 します。 ジュノーはNASAが打ち上げた探査機で、木星で 約1年間にわたりそのガスの組成、重力場、磁気などの観測 を行います。またNASAは6月30日にオートパイロットを意味する「ji4040」のコマンドを送信。これにより、ジュノーは 木星を周回する軌道上 へと投入されるのです。この軌道投入に失敗するとジュノーは木星から飛び去ってしまうことになるという、重要なミッションとなっています。 ジュノーは現在 地球から8億6000万キロの場所 に位置しており、地球からは 光の速度でも48分間も通信に時間 がかかります。ですので、軌道投入にはオートパイロットが利用されるのです。 そしてこちらが、NASAによって公開された「
準惑星に再定義された 冥王星を周る衛星「カロン」 。直径が冥王星の半分程度と非常に大きいこのカロンですが、今回探査機「ニュー・ホライズンズ」はそのカロンに存在する 巨大な渓谷「スーパー・グランドキャニオン」 の姿を捉えました。 今回の画像は ニュー・ホライズンズ によって、2015年の7月14日に撮影されたものです。同探査機は2015年から冥王星とカロンの観測を行なっており、今後は太陽系外縁天体の観測へと旅立つ予定です。また、このスーパー・グランドキャニオンという名前はNASAによって名づけられたものです。 非公式には「Argo Chasma」とも呼ばれるこの渓谷は、カロンの東側に位置します。そしてその 長さは全体で約700km と、地球のグランドキャニオンの2倍にも達します。またその渓谷の深さは5.5kmにもなると予測されています。地球よりもずっと小さい衛星にこのようなダイナミックな
超大質量ブラックホールが星をのみ込む様子。想像図(2016年6月23日提供)。(c)AFP/NASA/SWIFT/AURORE SIMMONET/SOMONA STATE UNIVERSITY 【6月23日 AFP】休眠中だった超大質量ブラックホールが目を覚まし、星をずたずたに引き裂いてのみ込んでいる様子を、かつてないほど詳細に観測したとする研究報告が22日、発表された。 天体がむさぼり食われる「潮汐破壊」として知られるこの現象は、恒星からはぎ取られたガスが、ブラックホールの中心付近にある渦の中で回転する際に放射される高エネルギーのX線の反射によって検出された。研究成果は、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 論文の主執筆者で、米メリーランド大学(University of Maryland)ハッブル(Hubble)特別研究員のエリン・カーラ(Erin Kara)氏は、AFPの
NASAの土星探査機カッシーニからの画像。比較的外側にあるF環の一部が崩れている様子がはっきりわかる。(PHOTOGRAPH BY NASA) 土星の環の中に、何かが潜んでいたようだ。 NASAが6月13日に発表した土星の画像に、土星の環のひとつで、比較的外側にある細いF環の一部が崩れている様子が映っていた。この氷の環の崩壊は、環の中に埋もれていた見えない物体の仕業である可能性が高い。(参考記事:「土星の環は思っていたより軽かった」) 米国カリフォルニア州パサデナにあるNASAジェット推進研究所のプレストン・ダイクス広報担当官によると、研究者らはこの特徴をジェットと呼び、よく見られる光景らしい。NASAの土星探査機カッシーニは、2004年に土星を周回し始めて以来、多数のジェットを観測している。(参考記事:「ミニジェット、土星の環を貫く雪玉」) こうしたジェットは土星の衛星プロメテウスの引力
暑い。皆さん、今年って妙に熱くありませんか? 実はNASAによると、今年の4月は過去最高に暑い4月だったそうなんです。通りで暑いわけだ…さらにNASAによると、「2016年は過去最も暑い年」になると推測されているんだとか。皆さん、夏に向けて避暑の準備はできていますか? NASAによると、2016年4月の気温と海水温は1951年から1980年の平均気温に比べて1.11度も上回りました。また気温と海水温の上昇は今年の4月だけでなく、去年からすでに7ヶ月も1度以上上回り続けています。なお、過去最も暑い4月は2010年に記録された0.87度の上昇というものでした。 そして、上の図はNASAによる2016年の年平均気温の予想です。2015年もかなり暑い年だったのですが、2016年はほぼ確実に2015年の記録を更新するものと見られています。 この気温の上昇については、太平洋に発生した巨大なエルニ
カナダ人の少年が衝撃的な偉業を成し遂げた。カナダ・ケベック在住の15歳の少年William Gadoury君は、「マヤ暦で2012年に世界の終りが予言されている」という逸話を知ったことをきっかけに南米の古代文明に興味を持ち、3年前からある仮説を立てて独自に「研究」を行っていた。その仮説とは、マヤ文明の古代都市が星座の並びを模して配置されているというものである。 Gadoury君は 「なぜマヤ文明の都市は川から離れた山奥の不便な場所に造られたのか?」 と疑問を持ち、上述の仮説を思いついた。この仮説を検証するためにGadoury君が使ったツールはなんとGoogle Maps。Gadoury君はマヤのGISをダウンロードして地図上にプロットし、その地図に南米から見ることのできる範囲の星図を重ね合わせてみた。 結果、驚くべきことが明らかになった。マヤ文明の117の都市が実際の星の並びと一致していた
» 【全画面推奨】これ以上の絶景があるか! NASAが宇宙からとらえた地球の4K映像が震えるほど美しい 特集 この地球上に “絶景” と呼ばれる景色は数多く存在するが、その全てをも凌駕してしまうほどの絶景映像が話題になっている。それは、NASAが宇宙から撮影した地球の映像だ。それも4Kで!! キラキラと輝く海、そびえる山々、雲の隆起ひとつひとつが手を伸ばせば届くほど鮮明に映し出されている。そして、地球がオーロラに包まれた姿まで……その珠玉の絶景は、NASAが公開した動画「Ultra High Definition (4K)」シリーズで確認できる! この映像は、国際宇宙ステーション(ISS)から撮影されたものだという。これまで、宇宙から見た地球の姿は幾度も公開されているが、4Kという超高画質でとらえられた地球は、今までに見たことがない表情をのぞかせてくれる。 たとえば、雲。ひとくちに “雲”
1054年に中国や日本で記録された明るい星の出現は、地球に最も近いところで起きた超新星爆発の1つだった。カニ星雲は、この爆発の残骸だ。(PHOTOGRAPH BY NASA, ESA, J. HESTER AND A. LOLL (ARIZONA STATE UNIVERSITY)) 今から200万年ほど前、地球の近くで巨星が爆発した。アウストラロピテクスなど初期のヒト科が夜空を眺めていたら、きっと満月よりも明るく輝く星が突然現れたことに気づいただろう。青みがかった不気味な光は、日中でも見えるほど明るかったかもしれない。 爆発が起きた場所は地球から約300光年も離れていたので、生物に害を及ぼすことはなかったが、地球にかすり傷も負わせなかったわけではない。その爆発は、鉄の放射性同位体「鉄60」を地球と月に浴びせかけたのだ。 このほど、海底堆積物の中に含まれる鉄60の年代を調べた天文学者たちは
粒子加速器、木星恒星化…人類が太陽系を破滅させる12の可能性2016.04.06 19:0015,621 福田ミホ どれも良かれと思ってのことなんですが…。 人類はより豊かで快適な生活を求めて文明を発達させてきましたが、その結果地球環境を破壊していて、認めたくないけどところどころ本末転倒です。だから現代の最先端、またはその先の未来の技術が、地球どころか太陽系まで破壊してしまう可能性があっても不思議じゃありません。どんなシナリオがありうるのか、今すでに実体のある技術から、妄想段階の話まで、一歩間違えば…というシナリオをまとめてみました。 1. 粒子加速器でストレンジ物質生成 まず、粒子加速器からエキゾチック(風変わりな)物質をうっかり解放してしまうことで、太陽系全体を崩壊させるリスクがあります。 CERNが大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を作るとき、高エネルギーの加速器によって「真空の泡」
木星と言えば太陽系で太陽の次に大きな惑星ですが、その実態はあまりよくわかっておりません。ガスの惑星ではありますが、その下には液体の海があるのかそれとも地面があるのか、いえ何か凄い圧力のかかった何とも言えない空間があるのか。ただ一つ言えることは、この木星の巨大な重力により、地球は守られております。 さてこのたび、木星に衝突する小惑星が撮影されたということです。しかもこれ、NASAとかではなくアマチュアカメラマンが撮影したもののようで、それにしてはクオリティが高いということです。映像を見ると確かに何か木星に衝突する様子がわかります。木星の大きさからしてもこの衝突痕の影響力がすさまじく、地球がすっぽり入るぐらいなのかもしれません。 衝突は地球の5倍のスピードでアタックされるようです。 ただこれぐらいの衝突は、木星には年に1度か2度あることのようです。地球だったら甚大な被害が発生していたでしょうね
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...アイスクリーム? 探査機ニューホライズンズの冥王星フライバイから半年以上が経ちますが、まだまだ新しいデータが届いています。地理的な特徴や科学的な分析をさらに進めるデータもあれば、こちらの写真のように息をのむほどの光景を届けてもくれます。これは冥王星の北極部分を捉えたもの。色は実際の色ではないようですが、写っているのは巨大な氷の渓谷だそうです。 どれくらい巨大かというとこの写真の横の長さ、実際の距離だと約1200km。 そう思ってこの画像を見ると表面の凸凹が実際はものすごい高低差になるのが分かりますか? 美しい景色ですが、もしここに降り立ったらと想像するとちょっと怖いですね...。 Chris Mills - Gizmodo US[原文] (塚本 紺)
アメリカ航空宇宙局(NASA)主導のもと行われていた人類初の月への有人飛行プロジェクトが「アポロ計画」で、その4回目の有人飛行プロジェクトが「アポロ10号」です。この飛行では史上2回目となる有人での月周回飛行に成功するのですが、その際、月の裏側で宇宙飛行士たちが外宇宙から受信したと思われる「奇妙な音」を聴いていたことが明らかになっています。 Apollo 10 astronauts heard 'outer space-type' music around dark side of moon | abc7.com http://abc7.com/science/apollo-10-astronauts-heard-outer-space-type-music-near-dark-side-of-moon/1211742/ 1969年5月18日に打ち上げられたアポロ10号は、61時間37分2
小惑星2013 TX68は、一部の人工衛星よりも地球に近いところをかすめるかもしれない。(PHOTOGRAPH BY ESA/NASA) 小惑星が地球に接近している。地球へ衝突することはまずないが、かなりスレスレのところを通過しそうだ。(参考記事:「標的は地球?小天体接近」) NASAの発表によれば、小惑星2013 TX68は米国時間の3月5日に地球をフライバイ(接近通過)する。推定されている最接近時の距離は、静止軌道衛星の高度の約半分である1万7000キロから、月までの距離の35倍ほどの1400万キロと大きな幅がある。 これはデータが十分にないためだ。2013 TX68が観測されたのは、米アリゾナ州で実施中の地球近傍天体観測プロジェクト「カタリナ・スカイサーベイ」が、2013年に初めて見つけた時の一度きり。当時、科学者たちはこの小惑星についてのデータをわずか3日間しか収集できなかった。3
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