昨日のエントリーはグローバル化と個人生活のことを書きましたが、今日は企業のことです。 1月9日の日本経済新聞の記事「YEN漂流私はこう見る コマツ社長野路国夫氏――もう円には頼まない」で、野路社長がコマツの対応についてお話しされています。 ----(以下、引用)--- ・欧州向け投資家向け広報で、『株価が四年で六倍になった』と説明したところ、『ユーロ建てでは三倍だ』と切り返された。日本株で運用する海外投資家は『円』で見ていない ・欧州の競合他社は、東欧や中東、ロシアの成長をテコに業績を伸ばしている。コマツも需要が膨らむロシアに新工場を建てる ・アジアに先行投資をしたきっかけは超円高への対応だった。しかし今は違う ・グローバルな生産体制で、需要の変動に対して各地域の工場間でダイナミックに生産量を調整する。この体制構築に8年かかった。 ・部品もグローバルに調達。例えば、英国工場ではアジアからユ