2009/10/06 「エンジニアにはコミュニケーション能力が必要」といわれ続けて久しい。しかし、そもそもなぜエンジニアにコミュニケーション能力が必要なのだろうか。エンジニアに必要とされるコミュニケーション能力とは、具体的にどのようなものを指すのだろうか。常駐先でコミュニケーション能力を高く買われるエンジニアである、ヘッドウォータースの瀬戸瞳氏に話を聞いた。 瀬戸氏は、主にクライアント企業に赴いて仕事をするエンジニアだ。インドやベトナムでのオフショア開発で海外エンジニアと接した経験もある。仕事をする相手の多くは「社内以外の人間」だ。 海外エンジニアや常駐経験を踏まえて、瀬戸氏はエンジニアが置かれている現状の問題を2点指摘した。まず、海外エンジニアの存在だ。「同じ『エンジニア経験2年』でも、日本人エンジニアに比べて、海外エンジニアのスキルレベルは高いです。開発だけなら、日本人エンジニアでなく
富士通は10月7日、要件定義の課題を解決する「新要件定義手法」を確立したと発表した。「要件の目的、実現手段などのあいまいさの排除」「経営層、業務部門、情報システム部門における合意形成」「要件を確実に洗練させる要件定義のマネジメント」の3つを実現する手法を整備したことで、高品質なシステムを、定められた期限・コスト内でより確実に構築できる体制が整ったという。2010年度末までに、100件の開発プロジェクトにこの新手法を適用する。 近年、ビジネスの高度化・複雑化により、ビジネスニーズをシステム機能に落とし込む要件定義の難しさも増している。これにより、「経営層や業務部門のイメージとは異なる、貢献度の低いシステムになってしまう」「必要な要件を絞り込めず、無駄な開発期間・コストが掛かってしまう」といった問題が多くの企業で発生している。 同社でもこうした傾向を以前から課題とみており、2007年から要件定
2009/10/12 米オラクルは10月11日(米国時間)、同日始まったイベント「Oracle OpenWorld 2009」のオープニングセッションとして、米サン・マイクロシステムズのCEO スコット・マクネリ(Scott McNealy)氏による「SUNday」と題した基調講演を行った。サン・マイクロシステムズの歴史を振り返るとともに、オラクルによる買収の不安をぬぐい去るためのメッセージが多く発信されたセッションとなった。 マクネリ氏はオラクルカラーである赤い服で登場、まずは「エンジニアがやってしまった変なことトップ10」というジョークからスタート。その中には「10位 寿司の形をしたUSBドライブを作ってしまったこと」や「9位 ガスマスクにもなるブラジャーが(イグ・)ノーベル賞を取ったこと」「8位 OS/2」などが次々に表示され、第1位として「Java Ringというアイデア」が出ると
2009/10/16 シスコシステムズは、同社のサーバシリーズ「Cisco Unified Computing System」(UCS)を、2010年1月に国内で正式提供開始する。同社は10月15日に実施したデータセンター・ソリューション関連ブリーフィングで、これを改めて確認した。 UCSは当初ブレード型の「B-Series」のみが発表されたが、その後ラックマウント型の「C-Series」が追加された。B-SeriesはSAN接続技術としてFibre Channel over Ethernet(FCoE)を用い、配線をイーサネットに統合できる。また、仮想インターフェイスカードを用い、Nexus 1000Vで提供するVN-Link (仮想マシン対応ネットワーク)をFCoEとともにハードウェアで処理することもできる。MACアドレスやWorld Wide Nameなどは、複数のB-Seriesを
クラウドの利便性と、業務効率向上の効果を体感!:「NECクラウドプラザ」、NEC本社ビル1階にオープン NECは10月14日、東京・港区の本社ビル1階に「NECクラウドプラザ」を開設したと発表した。NEC保有のIT基盤を使った基幹システムの各種機能をサービスとして提供するソリューション、「クラウド指向サービスプラットフォームソリューション」のデモを、プラザ内に設置された端末を使って実際に体験することができる。同社では、プラザを通じて、「SaaSサービス導入を検討している経営者、CIOなどにソリューションの認知を高めていきたい」という。 「クラウド指向サービスプラットフォームソリューション」は、2009年7月から提供を開始。業務プロセス改革とビジネスプロセスマネジメント(BPM)確立を支援する「ビジネスコンサルティングサービス」と、サービスの提供をセットにして構成している。 サービスの提供形
主にデータ・センターをはじめとする大規模なサーバー・システム向けとして次世代ネットワーク技術の開発が進んでいる。10Gビット・イーサネットをベースに,レイヤー2でのフロー制御など信頼性を高めるための技術を盛り込んだ,「CEE」(converged enhanced Ethernet)である。これにより,従来は別々だったストレージI/O用のネットワークとLANを統合(converge)できるようになる。 CEEが登場した背景には,ユーザーのサーバー・システムが大規模化し,運用コスト抑制のニーズが高まってきたことがある。特に最近需要が急速に膨らんでいるデータ・センターでは,いかにコストを抑え,高品質なサービスを提供するかが生き残りのカギになっている。 CEEの標準仕様は2009年末から2010年にかけて完成する見込みだが,標準化作業に参加しているベンダーの間では基本仕様についての合意が取れてい
Salesefore.com社が開催したイベントCloudForce Japanの会場で、同社CMO(Chief Marketing Officer)のKendall Collins氏にインタビューしてきました(ブログ掲載が遅くなってすみません) まず、Salesforce.com社における最近の動きについて質問しましたが、Collins氏は最も重要な点としてService Cloud2(コールセンター向けSaaS)におけるソーシャルメディアのサポートを挙げました。具体的には、facebook、twitter、そして、mixi等との連係機能です。この後、ソーシャルメディア全般の話で盛り上がってしまい結構な時間が立ってしまいました。 「日本でもソーシャルメディアは大きな流れになっていますが、まだ若い人々中心、テクノロジー好きな人中心という感があり、ビジネスの世界で一般化したとは言えないと思い
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、いつでもどこでも、安心便利に業務ができるICT環境を提供する「BizCITY」コンセプトのもと、新たなクラウド型サービスとして、仮想ホスティングサービス「グリーンホスティング ベーシック」の無償トライアルを平成21年10月15日より開始します。また、大容量ストレージサービス「グリーンストレージ」を平成21年12月に提供する予定です。 企業のICT環境においては、導入の容易さやコスト削減、環境負荷軽減といった観点から、クラウド型サービスに注目が集まっています。NTT Comは、セキュアなVPNサービスや堅牢なデータセンターなどの通信事業者ならではの強みを活かし、高品質で安価なクラウド型サービスを提供します。 1.両サービスの特長 (1) VPNサービスと堅牢なデータセンターを活用し安心・安全を実現 セキュアなVPNサービスとその高速・高信
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く