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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/kurikiyo (27)

  • セールスフォースドットコム社CMOにインタビューしました:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    Salesefore.com社が開催したイベントCloudForce Japanの会場で、同社CMO(Chief Marketing Officer)のKendall Collins氏にインタビューしてきました(ブログ掲載が遅くなってすみません) まず、Salesforce.com社における最近の動きについて質問しましたが、Collins氏は最も重要な点としてService Cloud2(コールセンター向けSaaS)におけるソーシャルメディアのサポートを挙げました。具体的には、facebook、twitter、そして、mixi等との連係機能です。この後、ソーシャルメディア全般の話で盛り上がってしまい結構な時間が立ってしまいました。 「日でもソーシャルメディアは大きな流れになっていますが、まだ若い人々中心、テクノロジー好きな人中心という感があり、ビジネスの世界で一般化したとは言えないと思い

    セールスフォースドットコム社CMOにインタビューしました:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    hiroki_ya
    hiroki_ya 2009/10/18
  • HPのクラウド戦略についてインタビューしました:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    HPのTSG(Technology Solution Group)(エンタープライズITの担当事業部)のクラウド戦略責任者であるRebecca Lawson氏と単独インタビューできる機会がありましたので、ここで概要をご紹介します。 クラウド戦略という観点から言うと、HPは他社と比較してあまり力を入れていないような印象があるかもしれませんが、実は、確固たるクラウド戦略があります(外部へのアピールが足りないのではないかという批判は妥当かもしれません)。 HPは、Adaptive InfrastctureというIT基盤のビジョンを長年にわたって推進してきていますが、その内容はクラウドにかなり近いところにあります。特に、イン ターナルクラウドとAdaptive Infrastctureはかなり近い領域にあります。マーケティング戦略的にクラウドという言葉を強調すると、昔から継続的にやってきたことなの

    HPのクラウド戦略についてインタビューしました:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2009/09/24
  • NetApp社のクラウド戦略について(2):栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    NetApp社のクラウド戦略についての続きです。 クラウド事業者あるいはインターナルクラウド(この言葉についてはいろいろありますので別記事で書きます)を展開する一般企業向けにストレージのソ リューションを売ることにフォーカスする(つまり自社ではクラウド事業はやらない)というNetApp社の戦略はシンプルであり妥当であると考えます。 しかし、ここでのポイントとなるのは差別化の方法です。あらゆるハードウェアベンダーについて言えることですがクラウドの世界では安価なコモディ ティテクノロジーを大量に使って「規模の経済」を出すことが重要となりますので、ハードで差別化するのは根的に難しいと言えます。Googleなどはそ もそも外部ストレージすら使っていないと推定されます(独自サーバの内蔵ディスクをファイルシステムレベルで抽象化して大容量/高信頼性のストレージ空間 を実現している)。 ということで、N

    NetApp社のクラウド戦略について(2):栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2009/07/27
    NetApp社ではクラウドを4つのカテゴリーに分類しています。1)パブリック(Non-IT)、2)パブリック(IT)、3)プライベート・エクスターナル、4)プライベート・インターナルです。
  • NetApp社のグリーンIT戦略について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    NetApp社のアナリスト向けイベントで取材した内容からグリーンIT関連のお話しを簡単に紹介します。 そもそも、NetApp社とグリーンITはイメージ的にあまり結びつかないのではないでしょうか?しかし、同社は自社データセンターのグリーン化をかなり積極的に推進しており、対外的にもアピールしております。たとえば、昨年に日経BPが主催した「グリーンITフォーラム」では、NetApp社のIT部門CTOであるDavid Robbins氏が自社事例紹介で基調講演しています。今回は、まさにそのRobbins氏にインタビューすることができました。 NetAppはクラウド事業やデータセンターアウトソーシング事業を行なっているわけではないので、自社業務向けデータセンターでのグリーンIT化を推進しています。 グリーンITという観点ではストレージ機器は結構重要な要素です。理由は、1)そもそも機器台数が多い(サーバ

    NetApp社のグリーンIT戦略について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2009/07/27
    どうやら外気冷却のポイントとなるのは温度よりも湿度のようで、東京などの多湿な地域では外気冷却は難しい らしいです。
  • NetApp社のクラウド戦略について(1):栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    #最近更新が滞っておりどうもすみませんでした。そろそろほぼ毎日更新ペースに戻します。エンタープライズIT:50%、知財:30%、翻訳:10%、雑談:10%くらいの配分で書いていく予定です。 ちょっと前になりますが、NetApp社のアナリストイベントに出席するために米国出張してきました。その内容、特に同社のクラウド戦略についてNDAに抵触しない範囲で何回かに分けて書いていこうかと思います。 まず、NetApp社についてですが、一般にはNASベンダーという認識があるのではと思います。実はこの認識はあまり正しくありません。 NetApp社の製品はストレージ側にファイルシステムがあるという点で技術的にはNASなのですが、プロトコルとしては通常のファイル共用プロトコルだ けではなくて、FC-SAN、iSCSI、FCOE(FC over Ethernet)等々ほぼ何でもサポートされています。DBMSな

    NetApp社のクラウド戦略について(1):栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2009/07/19
  • クラウドかオンプレミスかという二者択一は危険である:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    昨日のエントリーで、どのアプリケーションをクラウドでどのアプリケーションを自社内でやるかを判断するためのポートフォリオ管理が重要と書きました。しかし、この判断は、単にクラウドでやるか自社設置システム(オンプレミス)でやるかという二者択一の問題ではありません。 たとえば、ハードウェア資源所要量の幅が大きいアプリケーションがあるとします(典型的には特定の季節に需要が急増するタイプの業務)。もちろん、このようなアプリケーションは従量制料金のクラウドで稼働するのに向いていますが、それが唯一の選択肢ではありません。サーバ・ベンダーが提供するCOD(キャパシティ・オン・デマンド)などの購買プログラムを使うことで、ハードウェアの資源消費量が多い時だけ料金が増加するような支払い形式を取ることができます。 データセンターのスペースが足りなくなったとします。この場合でも、従量制のクラウドだけが唯一の選択肢では

    クラウドかオンプレミスかという二者択一は危険である:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2009/01/12
  • クラウドコンピューティングは安上がりではない:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    「低価格」のクラウド・ストレージ・サービスとしてメジャーなAmazonのS3(Simple Storage Service)ですが、現時点における料金はストレージ1GBあたり月額15セント、つまり約15円です。安いようですが、1TBのデータを1ヶ月保管すると15000円、これ以外にデータ転送料に応じた料金がかかります。1TBのベアドライブの価格が1万円を割っていることを考えると決して安くはありません。 もう少し公平な比較として、1TBのエンタープライズ・ストレージについて考えます。構成によって容量あたり単価は大きく変わりますが、1TBあたり20万円とすればそれほど大きくはずれないでしょう。ハードウェア価格はTCOの30%程度という経験則を使ってTCO(総合保有コスト)を推定すると60万円。ライフサイクルを5年とすると月額10000円です。転送料金不要であることを考えれば、クラウドを使うより

    クラウドコンピューティングは安上がりではない:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    hiroki_ya
    hiroki_ya 2009/01/11
  • 本当に差別化に結びつくような重要事例なら公表されないはずである:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    堀内さん、そして、高橋さんのブログで、データウェアハウスによる分析の「紙おむつとビール」の有名な事例は実際の事例ではなかったという話題が挙げられてます。正直知らんかったです。ただ、この事例は事例というにはちょっと手垢が付きすぎて最近は話題にされることもなかったと思います。 私が聞いた例だと、日のコンビニで「少年ジャンプを買う人は焼肉弁当を買う可能性が高い」というのがありました(何となくわかります)。そのコンビニでは、ジャンプ発売日には焼き肉弁当の仕入れを増やすそうです。まあ、これも都市伝説かもしれませんが。 しかし、もちろん、これはデータウェアハウスによるバスケット分析に意味がないということではありません。当然のことながら、現実の小売業では「xxx買う人はyyyの買う可能性が高い」という数多くのデータが判明しているはずです。ただし、当に差別化に結びつく重要なデータは当然社外秘になるでし

    本当に差別化に結びつくような重要事例なら公表されないはずである:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    hiroki_ya
    hiroki_ya 2008/11/24
    ウォルマートは社内ITの情報をあまり公開しないことで知られています。
  • Dreamforce便り(5):イノベーションの民主化の一例:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    セールスフォース社のイベントDreamforceの2日目ですが既に谷川さんがITmedia体に記事を書いているのでここでは小ネタ中心で。 マークベニオフのプレゼン中にブッシュ大統領(のそっくりさん)からビデオチャットのリクエストが来たというネタ。ありがちな趣向ですが、大統領のIDが"lonelypres43"なのがちょっと笑いました(写真ではちょっと見えないですが)。 ところで、通常この手のイベントでは仕切りはマーケティングのVPやCMO等が行なうことが多いと思いますが、ベニオフ氏は最初から自分で登壇して仕切ってしまいます。前日のプレスセッションでも最初から最後まで話しまくりで、終わった後も席に来て記者やブロガーに話しかけたりしてました。当にエネルギッシュかつ話し好きの人です。 前日はプラットフォームの日でしたが日はアプリケーションの日。アプリケーション&マーケティングEVPのジョー

    Dreamforce便り(5):イノベーションの民主化の一例:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2008/11/23
    セールスフォースドットコムのメイン・サーバはサンのSolarisのはずです
  • 【小ネタ】ジョブズがマイケルデルを引き合いに出した訳:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    池田信夫氏のブログでWired編集者によるスティーブジョブズの研究"Inside Steve's Brain"が紹介されています(まだ持ってなかったので買いました)。 「アップルの企業戦略は、ジョブズの右脳で発想されて、左脳で処理されるんだよ」(ガイカワサキ)というように、アップルのイノベーションが組織的な形で行なわれているのでは全然ないというような話が盛りだくさんのようです。池田氏が引用した部分ですが、ジョブズ自身の話(「イノベーションの秘訣は?」という質問に対する回答)としてこんなことが書いてあるようです(翻訳は栗原による)。 イノベーションをシステム化しようとするのはクールじゃない人間が無理にクールに振る舞おうとするようなものだ。マイケルデルがダンスしようとしているのを見るのは痛々しいね。 なんでここでデルが引き合いに出されたかということなんですが、アップルと対照的に製品は普通でも

    【小ネタ】ジョブズがマイケルデルを引き合いに出した訳:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2008/05/29
  • 三菱東京UFJの件、原因はわかったが理由が知りたい:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    三菱東京UFJの統合第一弾やはりノートラブルとはいかなかったようです。私もSE時代には銀行の中の人だったことがあるので、こういうニュースを聞くと自分とは全然関係ないのに胃が痛くなってくるような気がします(以前のみずほの時もそうでした)。 11万人月のプロジェクトというと気が遠くなりそうです。しかも、Web 2.0的ないいかげんな世界ではなく、無停止保証で計算間違いデータ破壊などがあってはならない世界での話です。 この程度のトラブルは「あって当たり前」というと怒られてしまいますが、「許容範囲内でコントロールできた」と言うべきではないでしょうか(単に言い回しを変えてるだけ?) ただ気になるのはトラブルの原因が、「テストの時は問題なかったが番で予期せぬ問題が発生してしまった」というものではないように思えることです。セブン銀行のトラブルは未記帳件数が10件を越えると常に発生ということで特殊なパタ

    三菱東京UFJの件、原因はわかったが理由が知りたい:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2008/05/14
  • クラウドコンピューティングとグリッドってどこが違うの?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    「クラウドコンピューティング」がバズワードになりつつあるようです。Wikipedia等から定義を拾ってみると、「ネット上のサーバの集合体により処理が行われ、ユーザーは処理の実体や場所を意識せずにどこからでもコンピューティング・サービスにアクセスできる形態」(ユーザーからは雲が見えてるだけで、雲の中の実装の実体は見えない)という感じかと思います。 これはこれで良いのですが、これって今まで言われてきたグリッドと同じなのではないでしょうか?メタフォアが電力線から雲に変わっただけのような気がします。 グリッドという言葉にちょっと手垢が付きだしたのと、オラクルが自社のクラスタ技術のことをグリッドと呼び出したりで言葉の定義が不明確になってきたので、新たな言葉を作り出したということでしょうか? 特に反論がなければ、自分の中ではASPとSaaSとの関係と同様に「グリッドとクラウドコンピューティングは同じ、

    クラウドコンピューティングとグリッドってどこが違うの?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2008/03/18
  • 【お知らせ】TVJPソフトウェア特許セミナー:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    プリ告知していましたが確定しましたのでお知らせします。ネット系ベンチャー企業、SIer様等でビジネス上のおもしろいアイデアはあるが特許化できないかというような方を主なターゲットとしています。会費2,000円でお弁当出しますので実質上無料セミナーです。ご関心のある方は是非ご参加ください。 === ネット系ベンチャーとSIerのためのソフトウェア特許セミナー 一時のブームが収まった感もあるソフトウェア/ビジネスモデル関連特許ですが、先進的企業は精力的に出願を続けています。真に革新的アイデアであれば、特許の取得は企業の差別化に大きな価値を提供します。アイデアこそが重要な企業資産であるネット系企業やSIerにとってはは特許を中心とする知的財産戦略の存在が不可欠です。セミナーではソフトウェア特許およびビジネスモデル関連特許の概要について述べると共に、ネット系ベンチャーやSIerにとってのあるべき知

    【お知らせ】TVJPソフトウェア特許セミナー:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2007/10/14
    11月9日(金)18:30~20:30
  • ニコニコ動画の妙な臨場感について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    動画コンテンツを観ながらみんなでコメントを入れていくというWatch&Chatについては、このブログでもだいぶ前から何回か書いてます。多くの人が同じコンテンツを観て感動を共有するというスポーツバーのような雰囲気をバーチャルに提供するものと言えます。 しかし、ニコニコ動画の場合はよく考えてみると、場所だけはなく、時間軸もバーチャルです。盛り上がった場面にみんなで「一斉に」コメントを入れてる場合でも、実は、それは一斉でもなんでもなくて、1時間前のコメントだったり、1週間前のコメントだったりするわけです。しかし、ユーザーにとってはそんなことは全く気にならなくて、あたかもひとつの場所で同時に多くの人がコンテンツを観ているような妙な臨場感があります。 昔、訳した先進的ITに関するで、グローバルなチームで会議をする時に、米国でやった会議の流れを記録して、翌朝、アジア圏でリプレイして、コメントを加えて

    ニコニコ動画の妙な臨場感について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    hiroki_ya
    hiroki_ya 2007/10/07
    そもそも、ドワンゴはソフトウェア関連特許を結構多数出願している企業のひとつ
  • テクノロジー・ライフサイクルと知財管理の整合性について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    9月13日の記事のコメントで知財マネージメント関係の書籍についてちょっと紹介しました。出版前のの内容をブログに書くのはどうかとも思ったので、ちょっとはっきりしない書き方をしてしまいましたが、よくよく考えてみれば原書はもう出版済ですので、あらためて正式に引用しようと思います。UCバークレイ校のHenry Chestbrough教授の「OPEN BUSINESS MODEL」というであります。企業は知財管理をもっとオープンにして、かつ知財管理とビジネス・モデルの整合性を取らないといけないよというお話しを中心としてです(なお、書で言う知財とはほとんどの場合、特許権のことです)。 このの中に、テクノロジーのライフサイクルと知財管理の整合性を取るべきだみたいな話が書いてあります。具体的には、たとえば、テクノロジーが黎明期にある時には、あまり知財管理を強力にやってしまうと、テクノロジーの普及

    テクノロジー・ライフサイクルと知財管理の整合性について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
    hiroki_ya
    hiroki_ya 2007/09/23
    企業における知財管理はビジネス・モデルに従属する存在であり、その逆ではない
  • ニコニコ動画の屍を越えて行け:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    いや、まだ死んでないですけど。DDoS攻撃に加えて、YouTubeへの一部アクセスも遮断されてしまったようです。著作権の問題以前に、YouTubeインフラただ乗りという問題があったのは誰もが指摘していた通りです。YouTubeがアクセス禁止したのは、単にシステムの処理能力上の都合なのか、何らかの経営判断があったのかはわかりません。(今、業界アナリストとしてYouTubeに問い合わせてますので、返事があったらここで掲載します)。 中国の類似サービスであるmojiti.comは生きてますので、ニコニコ動画については単にアクセス殺到でやむを得ず対応したということかもしれません。まー、YouTubeのランキングがほとんどニコニコ動画からのアクセスが多い物で占められたりとかいう問題もありましたし。 仮にニコニコ動画が再開しても問題山積みではありますが、確実に言えるのはこういう非同期Watch&Cha

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    hiroki_ya 2007/02/25
  • 消費者の集合知のIQについて:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    昨日のエントリーの続きです。コメントでも触れられているように、flog(ヤラセブログ)がばれて炎上して結局逆宣伝になってしまうケースが頻発していますね。何で、同じ過ちが繰り返されるのでしょうか? おそらく広告代理店側に「広告とはうまく消費者をだませた者勝ち」という発想が残っているからだと思います。しかし、これから先はマスメディアや広告代理店の論理で消費者をコントロールしていくのはますます難しくなっていくでしょう。これは、消費者の一人一人が賢くなっているからという理由ではありません。多くの消費者がネット上で情報を交換し、集合知を確立していくための仕組みがますます強力になっているからです。過去と比べて消費者個人のIQは変わっていないとしても、集合知のIQは飛躍的に高くなっていると思います。つまり、個人はだませてもネット世論全体をだますのは難しくなっていくのではないかということです。 この点にに

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    hiroki_ya 2006/11/12
  • 【速報】IBM、特許侵害でAmazonを提訴:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    IBMが、e-コマースに関する同社の基特許を侵害しているということでAmazon.comを提訴しました(参照記事)。ちょっと意外です。以下、勝手に作った(笑)FAQです。 Q1.IBMは、ソフトウェア特許を放棄したんじゃなかったの? A1. IBMは同社の膨大な特許ポートフォリオの一部を(一説によればあまりたいしたものではないものを中心に)オープン・ソース・コミュニティが無償で利用可能にしただけです。また、オープン・ソース・コミュニティ以外の企業への特許権の行使については特に何も言っていません。 Q2. IBMは、ビジネス・モデル特許は認めるべきではないと言ってませんでしたっけ? A2. それは、技術的要素がない純粋なビジネス方法に関する特許のお話です。情報システムにより実現されるビジネス・モデル関連特許についてはその限りではないようです(参照プレスリリース)。 追加情報は後ほど。

    【速報】IBM、特許侵害でAmazonを提訴:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2006/11/04
  • YouTube以外の動画共有サイトも訴えられました:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    ユニバーサル・ミュージックが2つの動画共有サイトを訴えたという記事(英文)。その中には、先日、ソニー・ピクチャーズが買収したばかりのグルーパー(Grouper Network)も含まれています。 賠償額は1当たり15万ドル(この辺が相場なのでしょうか?)で、対象ビデオは数千に及ぶとされていますので、総賠償額は数百億円規模ということになります。ソニー・ピクチャーズに買収されてから訴えるというのも、YouTubeのケースと同じく「ブタは太らせてからえ」戦略なのでしょうね。 Google/YouTubeの場合には、コンテンツ企業側としても、これだけ人が集まるチャネルをつぶしてしまってはもったいない、うまく和解して、自分のコントロール下に置きたいという意向が働くと思いますが、このケースではライバルのコンテンツ企業がオーナーですから、容赦なくつぶしにかかるのではないでしょうか。 そもそも、動画

    YouTube以外の動画共有サイトも訴えられました:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2006/10/22
  • やはりGoogle/YouTubeに著作権訴訟の大リスク:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    またまた、池田信夫氏のブログが元ネタです。さらに、元記事は米WSJの記事(ユーザー登録必要)。News Corp., Universal, Viacom等がYouTubeを著作権侵害で訴えることを検討中ということです。 YouTubeに対する著作権侵害訴訟の話しは当然今までもありましたが、赤字垂れ流し状態では賠償金も取れないということで、YouTubeにはいわば「失う物は何もない」ゆえの強みがあったわけです。しかし、Googleに買収されたことで、賠償金を取れる可能性が一気に増えましたので、YouTubeへの著作権侵害訴訟が頻発するであろうことは十分予測されていました。 ということで、今回の件も予想外の話しというわけではないのですが、タイミングが昨日の今日であること、それと、WSJ記事中にあるビデオクリップ1当たり15万ドルという賠償金額の大きさは注目に値するかもしれません。 この件、何

    やはりGoogle/YouTubeに著作権訴訟の大リスク:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
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    hiroki_ya 2006/10/15