2006年 4月24日 日本電気株式会社 NECとNECネクサソリューションズ(東京都港区、社長:松本秀雄)が提供した、GMOインターネット証券(本社:東京都渋谷区、社長:高島秀行) (注1)の基盤システムがこのほど稼動を開始いたしました。 この基盤システムは、業務サーバ約60台のOSを全てRed Hat Enterprise Linuxにより構成するとともに、ミドルウェアにはJBossやApache、MySQL、PHP、Postfix、Nagios(注2)などのオープンソースソフトウェア(OSS)を積極的に採用することにより、コストパフォーマンスと拡張性に優れていることを最大の特長としております。NECは本システムに関して、約4ヶ月という短期間での構築を実現いたしました。 GMOインターネット証券では今後、証券業務に関わる業務をこの基盤システムをベースとした証券フロントシステムを活用し、
やはり萌えである。未踏ソフトウェアの喜連川PMの採択者が集まって同窓会をした。最近のIT系研究開発といえば萌えである。データベースの研究は情報爆発というキーワードのもとGoogle的なアプローチに収斂しつつあるような印象を持つ。これもウェブ進化論の功罪なのかもしれないけどデータベース関連の研究費というのはほとんど情報検索とかGoogle的なものに集中している。喜連川先生の研究室の学生も未踏関連のプロジェクトメンバーも元気のいい研究者を根こそぎGoogleが雇用している。(やっぱお金のあるところは強いよねという世界観) Web2.0というファンシーなキーワードに学生が集中する。その時々の流行語に学生が集中するのはいたしかたないが一方でBinary2.0のような地味な研究も必要である。わたしみたいにデータベース管理システム(DBMS)がどうだこうだとか、キャッシュミスがどうだとかいう古典的な分
ロイターの報道によると、オラクルの最高経営責任者(CEO)であるラリー・エリソン氏がフィナンシャル・タイムズの独占取材に応じ、オラクルが独自のLinuxディストリビューションの開発を検討中であることを明らかにしたという。取材の詳細な内容は、米国時間4月17日付けのフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 エリソン氏は、OSからアプリケーションにいたるまでを販売するマイクロソフトのように、オラクルでも幅広いソフトウェアを取り扱うようになるべきだと考えたようだ。 また同氏は取材の中で、オラクルにとってLinuxこそがマイクロソフトの「Microsoft Windows」に対抗するうえで重要な製品になるとの考えを示し、同OSの展開を検討中だとも述べている。その中で、Linuxディストリビューター大手のノベルを買収することも検討したと、同氏は明かしている。
「ようやくRed Hat Enterprise Linux 4を基幹システムへ適用可能に」,NECがExpress 5800での拡張サポート開始 NECは1月31日,同社のPCサーバーExpress 5800向けのサポート・サービス「Linux拡張サポートサービス」の対象をRed Hat Enterprise Linux 4(RHEL4)に拡大した。RHEL4は約1年前の2005年2月に米国で発売されたが,NECでは「ようやく基幹システムで適用できる安定性が得られた」としてサポートを開始する。 「Linux拡張サポートサービス」は,24時間対応や,障害時にダンプからの原因調査を行い,対応策を提示するサービス。 NECでは「数十時間から約1週間,数十Gバイトのファイルのコピーを繰り返すなど,長時間高負荷でのテストを行ってきた」。しかし,まれに障害が発生するなどの問題が起きていいたため,基幹シ
最近、Slashdotに「A Look At Windows Server Outselling Linux」という記事が掲載された。その中で、CoolTechZoneの「Linux is Doomed, Thanks to Microsoft(Linuxに終焉、Microsoftのおかげ)」なる噴飯もののタイトルのニュースが参照されている。このニュースは、タイトルも内容も、今世紀最悪のウソ八百である。その理由を述べよう。 全世界における第3四半期のサーバ販売に関するIDCの最新レポートによると、初めてWindowsの市場シェアがUnixのシェアを上回った。これは特に驚くようなことではなく、Windowsの市場における地位は過去10年間上昇していたのであり、一方Unixの収益は伸び悩んでいたのだ。覚えているだろうか、90年代初期にMicrosoftがWindows NTはUnixキラ
2005/11/26 エルピーアイジャパン(LPI-Japan)、サン・マイクロシステムズ、日本オラクルは11月25日、ITエンジニア育成プログラム「トリプル・クラウン」を共同で開始すると発表した。Linux、Java、Oracleのエントリレベル3資格の取得を支援し、ITエンジニアの基礎体力の向上を促す。 「トリプル・クラウン」は、3社の提供する資格のうち、エントリレベルの3資格の取得を支援する。具体的にはLPI-JapanのLPIC Level1、サンのSun Certified Java Associate(SJC-A)、オラクルのORACLE MASTER Bronze Oracle Database 10gが対象資格だ。 想定される対象者は2タイプ。学生などこれからITエンジニアを目指す人、または上記の資格いずれかのスペシャリストではあるが、ほかの2分野の対象資格を取得したい人で
なかなかブレイクしない。デスクトップリナックス。実証実験とかもさかんだが、その成果がデスクトップでもリナックスが問題なく使えるという程度ではなさけない。ユーザーにとって強烈な目に見えるメリットがない限りわざわざデスクトップをリナックスに変える人はそうはいない。当たり前の話である。 まあ、こーゆーことをいうとT社の社長に怒られてしまうのだが、事実だからしょうがない。T社の社長は経済産業省あたりがデスクトップリナックスのシェアの数値目標を持つべきだなんてことを言うわけだが戦後の経済復興の時代じゃあるまいし日の丸ソフトウェアがどうだとかいう話ではないだろうと思う。 デスクトップリナックスが普及するかしないかは最終的にはエンドユーザが決定すべきことで政府が強力に推進すべきことだ、とは言えないと思う。日本のソフトウェア産業を振興するために施策としていろいろな政策を打ち出すことはあってもだ。 マイクロ
半年ほど前のことである。筆者はプライベートで,ある友人と会話をしていた。 「えー,どうしてそんなところ行ったの?」。都内の某コンサル会社に勤務する彼は,半分不思議そうで,半分心配そうな顔をしていた。彼は続ける。「もう終わってるじゃん。大変そうだね。大丈夫なの?」。 実は筆者は,この日の少し前に,現在所属する日経Linux編集部に異動したばかりだった。上の発言は,新しい職場を伝えたときの彼の最初の反応である。説明するまでもないと思うが,「終わっている」というのは,筆者自身のキャリアのことではなく,Linuxのことである。 彼の専門はITだが,アプリケーションやネット・ビジネスにかなり近く,OSやサーバーなどインフラに近い領域の動向にはあまり詳しくない。それでも,彼の頭の中には,「Linuxはピークを過ぎて,これからどんどん廃れていくもの」というイメージができ上がっているというわけだ。 正直,
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