天然ガスなどの価格が高騰する中、東京電力のグループ会社の「新電力」が提供する「あしたでんき」はことし6月末で電力の供給を終了すると発表しました。 終了するのは東京電力のグループ会社の「新電力」が提供する「あしたでんき」のサービスです。 会社は、発電に使う天然ガスや石炭などの燃料価格の高止まりで、電力の調達コストが膨らみ、今の料金の水準を維持できる見通しが立たなくなったとしていて、6月末でこのサービスでの電力の供給を終了するということです。 このサービスを契約している家庭は、全国で数万件に上っていて、会社は電力の供給を受け続けるために、新たな小売事業者に契約を切り替えるよう呼びかけています。 電力の卸売市場や、ほかの発電事業者から電力を調達することが多い「新電力」は、天然ガスなどの価格高騰で事業から撤退したり、新規の受付を停止したりするケースが相次いでいます。 経済産業省によりますと、去年1