どうやら、タトゥー(刺青)を入れる前に考えなくてはならないことがあるようだ。スウェーデンで行われた研究で、タトゥーを入れた人は数年後に悪性リンパ腫と診断される確率が21%高くなることがわかった。オンライン臨床医学誌eClinicalMedicineに最近発表された論文によると、タトゥーの大きさによってリスク度合いが変わることはないようだ。 リンパ腫はがんの一種で、リンパ系組織の細胞(リンパ球)が変異して無秩序に増殖し始める病気だ。リンパ系は免疫系の一部であり、細菌や病気から体を守る役割を担っている。 リンパ系は脾臓、胸腺、扁桃腺、骨髄といった日常生活ではあまり意識することのない器官や、腹部、鼠径部、骨盤、胸部、脇の下、頸部などにあるリンパ管とリンパ節を結んでネットワークを構成している。リンパ腫はリンパ系のどこでも発生する可能性があり、大きくホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の2つに分類さ
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