福島原発事故を受けて、ドイツは国内にある17基のすべての原子力発電所を11年以内に停止すると発表しました。 ドイツは電力の23%を原子力に依存し、福島の事故後、国内の8基の原発はすでに閉鎖しています。 ドイツ連立与党は、残りの9基のうち6基は2021年までに、そして建設年度が新しい3基は2022年までに閉鎖すると発表しました。 しかしドイツは2022年以降、どのように電力を補うつもりなのでしょうか。 風力発電所の建設はもっともらしいですが、風力発電所は国の北部、海側にすでに建設されています。 また次の10年以内に、さらに効率のよい建物や機械を建設することで電力の10%削減を目標に掲げています。 このドイツの英断に対して、お隣りのスウェーデンは「現実的ではない」と批判的に反応しています。 このドイツの決断について評価する声がある一方、今後電力をどのように補うのか不安視する声もあり、賛否両論と