この前、信州上田市でトークイベントがあり、それがきっかけで買った本。 <参考記事>【NABO】お父さんが毎日焼いてくれたものすごいまずい卵焼きの話。 この本の中の204ページに「かけらたち」というタイトルの文章がある。 その中の文章を少しだけ抜粋させてもらう。 「ああ、この人はこういう人なんだなあ、きっとこういう人生にしたいんだろうなあ、ということは、真剣に観察しているとだんだんわかってくる。したい人生にできない要素というのは、意外に小さいところに宿っていて、さらにはなかなか治しがたいシステムになっていることが多い。」 「一番の仕事は私の周りの愛する人たちが困っている時に、私の観察の結果を知らせること。私の観察した角度から見たその人の姿とその人の魂の声を合わせたもので、その人の今置かれている状況から脱出することを手伝うこと。その人の現実が少し変われば世界はほんのすこし良くなる。」 吉本ばな