この数年間で、これまで盲目的に「当たり前」だと思っていたキャリア観は崩壊し、雇用を取り巻く環境が大きく変わっていく確信があります。昭和と平成。2つの年号が創り、維持してくれたルール及び価値感の賞味期限切れなのでしょう。では、例えばどんなことが起こり得るのか。私なりにまとめてみました。 大手企業のリストラが始まる のっけから陳腐な表現でスミマセン。仕事のための仕事は淘汰され、「作業」はテクノロジーに置き換わる。人口減少社会の到来とあいまって、昭和・平成時代に「就職人気ランキング」上位だった会社が大量リストラを開始するでしょう。日本企業は横並び意識が強い。あそこが踏み切ったか、ではウチも・・と、この動きはドミノ倒しのように連鎖するはずです。90年代後半の山一証券倒産は、奇しくもナナロク世代というベンチャー社長群を産み出しました。新世代台頭の狼煙です。 複業(副業)解禁 会社には寿命があります。