見えない将来に希望と絶望を描きつつ、今を生きる人間(自分)が何に悩み、何を思うのか書き綴っていきます。 「結局、経験の重みを原点にすると、老人だけが世界について語る資格を持つ。ぼくらは地球のふちに腰かけて順番を待つしかない。それでは村落社会の発想を出ないんだ」。 冒頭のせりふは、詩人・寺山修司氏が35歳のときに発した言葉だそうだ(*1)。今から半世紀近くも昔の言葉は、今2012年を生きる私にとって非常に考えさせられるものだった。 社会人4年目で現在25歳の私は、業界の中から見ればまだまだ若手の部類に入るのだろう。だが、その置かれた立場のあいまいさに私は戸惑いを感じている。転職マーケットでいうなれば、少なくとも第二新卒ではなくなったわけだが、一方で中途というほど自らの実践経験に胸を張れるかというと、それもまた疑問である。 まだまだ半人前の未熟者、いったい私はいつになったら一人前になれるのだろ
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