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本に書き込みすることに関する資料集 「図書館の本は書き込み禁止」『朝日新聞』2006年11月26日(日) 朝刊, p.8「声」 「線引きしてくれるあなたへ。たくさん引けば引くほどに、理解力の程度が疑われます。」 本に書き込むということ (古風なラプソディ rapsodie antique) 本に線を引きますか (ghostbuster's book web.) 芥川龍之介「路上」 「その書物の上には、色鉛筆の赤い線が、何本も行(ぎよう)の下に引いてあつた。」 『朝日新聞』1996年10月31日(木) 朝刊、p.1「天声人語」 「さて、読み進んで記憶したい個所や感銘を受けた部分があったとき、どうするか▼紙片をはさむ。ページの端を折って目印にする。付せんを張る。傍線を引く。鉛筆やボールペンで書き込む。ノートを取る。方法はさまざまだ。... 。▼夏目漱石は、書き込み派だった。」 池田清彦, 西條
ぼくは東京のはずれ、あらかわ遊園という区営の遊園地の近くに住んでいるので、早稲田に行くときは都電に乗っていく。都電荒川線は現存する数少ない路面電車のひとつで、早稲田と三ノ輪橋の間をゆっくりと、ときには信号で止まり、ときには大幅に遅れながら、それでも周辺に住む人々の大切な交通手段として、毎日走っている。線路沿いにはバラが植えられ、時期には見事だ。終点は早稲田という駅名だが、早稲田の古本屋街に出るには、面影橋という駅で降りるといい。小さな川を背にして通りを越し、目の前の細い道を入る。いつもちゃんとたどり着くか不安になるが、八百屋やらコインランドリーやらを過ぎてしばらく進むと、たしか銀行の横、安藤書店のすぐ近くに出る。 ある時早稲田のどこかの均一台で買った、メルロ・ポンティの『ヒューマニズムとテロル』がものすごく面白かった。といっても、中身の話ではない。その本を前に読んだ人が残した、膨大な書き込
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