毎年何万頭にも及ぶ犬や猫が殺処分(さつしょぶん)され続けています。ペットブームの裏側に潜(ひそ)む暗い話ですが、問題を解決へ導くためには、まずひとりひとりが現実を直視しなければならなりません(🔄最終更新日2024年2月)。 犬の殺処分(さつしょぶん)とは、保健所や動物愛護センターに収容された犬の命を人間の意志によって断つことです。 飼い主のいない野良犬や野犬の場合は「狂犬病予防法」の規定により行政機関が捕獲しなければなりません。また飼い主のいるペット犬の場合は「動物愛護法」の規定により、所有者から引き取りを求められたときは、これを引き取らなければなりません。 このようにして行政機関に収容されている犬たちを、多額の税金を投入して生かし続けることは理想です。しかし現実世界ではそのような予算もないですし、「税金は人間の為に使え!」という納税者からの強い反発の声もあるため、上記したようなサンクチ