TV局が倒産したら…テレビ東京、映画で問題提起2010年6月10日 テレビ東京が倒産し、葬儀社に買収される――。そんな筋書きの映画を、テレビ東京が自ら製作した。8月1日から一般公開される。監督を務めたテレ東の伊藤隆行プロデューサーは「テレビ離れが進む中、テレビは今のままでいいのかというメッセージを込めた」と話す。 映画の題名は「お墓に泊まろう!」。吉本興業との共同製作で、「次長課長」の河本準一や「はんにゃ」の金田哲ら、お笑い芸人が俳優として出演した。 物語はテレ東の倒産で始まる。葬儀社に買収され、放送は1日3時間に縮小。そんな中、テレ東社長の島田(松方弘樹)が亡くなる。遺書には「オレの葬儀は世界で一番くだらないものにしてくれ」とあった。葬儀局への異動を命じられた番組制作者の伊藤(河本)と、新入社員の今井(金田)は、葬式をバラエティー番組として生中継するために立ち上がる――。 シリアスな展開
「平成22年度博士学生異分野交流フォーラム」で講演する鳩山由紀夫首相=5日午後、東京・目黒区の東京工業大学(大西史朗撮影) 鳩山由紀夫首相は5日午後、都内の東京工業大学で講演し、「内閣総理大臣と紹介され、何か恥ずかしい気持ちで聞いていた。正確に言うとまだ総理で、国家の一大事があったときは、まだ私が仕事をしなきゃならん」などと述べた。 講演の概要は以下の通り。まだ首相 「お集まりの学生のみなさん、お集まりのみなさん、こんにちは。ご紹介をいただきました。内閣総理大臣の鳩山由紀夫と(会場笑い)。何か、恥ずかしい思いで聞いておりました。でも、正確に申し上げると、まだ総理でありまして、きのう、ご案内の通り、菅直人君が次期の首相指名がされて、次期の総理大臣になるわけでございますが、天皇陛下の親任式(任命式)というものがあって、親任をされてはじめて正式な総理大臣になるんでありまして、その間ですね、もし何
実は、これまでは申し上げておりませんでしたが、これまで私に対するこの夏の参議院選挙に向けての選挙対策費用が差し止められておりました。≪民主党は10日、小沢一郎前幹事長時代に一部の参院選公認候補者や県連への選挙資金の配分に格差があったとして、枝野幹事長と小宮山洋子財務委員長らが、不足分と認定した額を追加支給した。 支給を受けたのは、秋田、群馬、神奈川、静岡、岡山、長崎各選挙区の公認候補各1人と静岡県連。≫(参院選資金も脱小沢…配分見直し、追加支給) この件では皆さんに大変ご心配をかけました。たくさんのみなさまから励ましをいただきましたが、本日ようやく私にも支給されました。この場をお借りしましてお礼を申し上げます。 なぜ、大勢の民主党の公認候補予定者の中で私に対する資金が出なかったのか、明確には判りません。確かについこの間、鳩山総理に対して普天間の基地移転の取扱について批判をしました。いまで
経済協力開発機構(OECD)のバーバラ・イッシンガー教育局長は10日、都内で記者会見し、子ども手当について「同額のお金をかけるなら、保育や幼児教育サービスに投資した方がよい」と述べ、支給対象など制度の見直しが必要との考えを明らかにした。 教育局長は(1)多くのOECD加盟国では現金支給という政策は2歳以下の子どもに適用(2)5歳児に対する保育サービスなど現物給付への公的支出は、フランスやフィンランドで30%以上なのに対し、日本は7%にすぎない−と指摘。 「予算に制約がある以上、現金支給と現物給付のバランスを考えるべきだ」と強調した。 子ども手当をめぐっては、長妻昭厚生労働相が8日、平成23年度以降の満額支給(月2万6千円)を断念する意向を表明した。
昨年9月の鳩山内閣発足時に首相官邸で行った就任記者会見で、掲揚された国旗に一礼した閣僚は18人のうち半分に満たない7人だった。菅内閣の閣僚17人はどうだったか−。 菅内閣の官邸での閣僚会見では、全員が国旗に向かって一礼。千葉景子法相は会見終了時にも深々と頭を下げた。終了後の一礼を忘れたまま退場しようとしたことに気づいて引き返して一礼した仙谷由人官房長官のような例もあった。 ところが、官邸での会見後に、担当省庁などで開催された「省庁会見」では、千葉法相と蓮舫行政刷新担当相、玄葉光一郎公務員制度改革担当相、直嶋正行経産相、国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相の5閣僚が会見室に設置された国旗に頭を下げなかった。 8日深夜、法務省会議室での記者会見に臨んだ千葉法相は会見場に設置された国旗に頭を下げることなく会見をスタート。夫婦別姓実現に意欲を見せるなど、再任への抱負を30分にわたって口にしたが、
超党派の保守系国会議員でつくる勉強会「創生日本」会長の安倍元首相、たちあがれ日本の平沼代表、日本創新党の山田宏党首は10日、都内で記者会見し、新グループ「日本を救うネットワーク」(救国ネット)を設立すると発表した。 「反民主」の立場から連携し、参院選で民主党の単独過半数獲得を阻止するのが狙いだ。 設立合意書では、民主党内に積極論がある永住外国人への地方選挙権付与や夫婦別姓制度導入などを、「国家を解体し、家族を崩壊させる政策」と批判し、「健全な保守政権をつくる」としている。 具体的な協力については、民主党の輿石東参院議員会長が出馬する参院山梨選挙区を「打倒民主の象徴区」とし、自民党新人の宮川典子氏を支援していくことで一致。公認候補が競合しない選挙区でも協力を模索するとしている。
TBS系「水戸黄門」を28日放送の最終回で卒業する女優、由美かおる(59)とテレビやCMでも有名な数学者の秋山仁(じん)氏(63)との親密交際が9日、浮上した。10日発売の「女性セブン」が報じている。 独身を貫いてきた由美と、モジャモジャの長髪にバンダナを巻き、立派なあごひげをたくわえた異色の数学者の秋山氏。同氏はNHKの番組のほか、東京ガスのテレビCMで俳優、妻夫木聡(29)と共演する有名人だ。過去に離婚歴がある。 2人を結びつけたのはアコーディオン。同氏は東京理科大生時代にアコーディオンを始めたが、伴奏となる左手のボタン操作が難しく、いったんはほうりだした。だが、約10年ほど前から再挑戦し、今ではミニリサイタルを開く腕前。一方、由美の所属事務所によると、由美はピアノなど習い事の一環で、1年ほど前からアコーディオンを始めたという。 同誌は、2人がリサイタルで共演し、一緒に「百万本のバラ」
1996年に刊行した『計算機屋かく戦えり』という本を再構成して、新書として出すことになった(アスキー新書『日本人がコンピュータを作った!』)。新書編集部のHさんから最初に企画を聞いたときには、「なぜ?」と思ったが、原稿を校正しているうちに「いまこそ読んでほしい本だ」と気がついた。 日本のコンピュータは、米国よりも10年遅れて動き出す(ENIACが1946年、日本のFUJICが1956年である)。その間に、米国プリンストン高等研究所の「ISA計算機」の設計が公開されて、世界中でそのコピー機が作られる。しかし、オキュパイド・ジャパンの日本だけは蚊帳の外だった。 そんな状況で、日本はどうやって「コンピュータ」というまったく新しい技術をものにしたのだろうか。 『計算機屋かく戦えり』は、日本のコンピュータのパイオニアたちのインタビュー集だが、どちらかというと専門家や技術史の読者向けの本だった。それに
顔などに大きな傷跡が残った労働災害の補償で、男性は女性より低い障害等級とする国の基準を「違憲」とした京都地裁判決が波紋を広げている。 男女差のある労災の障害等級が、交通事故の自賠責保険などのモデルになっているからだ。様々な補償制度も「男女平等」の流れへと向かうのか。 厚生労働省の運用する労災の障害等級では、容姿に著しい傷跡が残った場合、女性の方が精神的苦痛が大きいなどとして、男性は12級なのに対し、女性は5等級上の7級になる。給付額の差も大きい。 裁判では、顔に大やけどをした男性(35)が「法の下の平等を定めた憲法に違反する」と主張。5月27日の判決は、一般的に女性の方が自分の容姿に関心が高いことは認めつつ、「これほど大きな差を設ける合理的根拠はない」とした。竹中恵美子・大阪市立大名誉教授(女性労働論)は「今の障害等級は、女性の価値を容姿で決める古い社会通念に基づいている。男女同等に向かっ
HMV渋谷、8月に閉店 日本1号店 CD販売不振で2010年6月9日 8月に閉店する「HMV渋谷」=9日、東京都渋谷区 1990年代に「渋谷系」といわれる若者向け音楽の発信源にもなったCD販売店「HMV渋谷」(東京都渋谷区)が、8月中旬に閉店する。インターネットを通じた音楽ソフトの利用増でCDの売り上げは低迷しており、HMVジャパンは「様々な要素を総合的に判断した」という。 90年に同じ渋谷の別の場所で開き、英国系HMVの日本上陸1号店として話題を呼んだ。98年に今の場所に移転。売り場面積は国内の55店のなかでは最大規模という。 音楽ソフトのネット販売に加え、著作権を侵害する違法なダウンロードも広まったことで、店頭でのCD販売は苦戦している。HMVジャパンもピーク時は67店を展開したが、ここ数年は相次いで店を閉じている。 アサヒ・コムトップへニューストップへ
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