非公認キャラクター「ふなっしー」が、船橋市の名を全国に広めたとして、松戸徹市長が30日、感謝状を贈った。同市は昨夏、ふなっしーの「公認」要請を断り、今春には別に地元産品PRの公式キャラ「目利き番頭 船えもん」を擁立。「対立」とはやし立てられた両者が「和解」した形だ。ただ、市は公認はせず、「自由に活動してもらう」としている。 贈呈式は市役所であり、地元の保育園児らが見守る中、市長が「名産の梨と船橋を全国に広め、大勢の皆さんに笑顔と幸せを届けました」と感謝状を手渡した。さらに「船えもん」や船橋浴場組合などから副賞の入浴券などが贈られた。 ふなっしーは「ふなっしーが勝手に始めたことなのに、懐の深い船橋市民、市長、市役所の方が認めてくれ、感謝状までもらい、本当に感謝感激なっしー」「船えもんは、船橋を一緒に盛り上げる仲間なっしー」と話した。