2020年度から小中高校で順次始まる新学習指導要領の下で、高校卒業までに指導する英語の語彙(ごい)数が現在の3千語程度から、4千~5千語程度に増える。文部科学相の諮問機関の中央教育審議会が20日、議論をとりまとめた。 現在は中学校で1200語程度、高校で1800語程度を指導。新指導要領で英語が小学5年から教科になるのに伴い、小学校で600~700語を指導するほか、中国や韓国など海外の状況も参考に、中学では1600~1800語、高校では1800~2500語にそれぞれ増やす。 また、高校英語については、現在の7科目を6科目に改編。中学との接続を図る「コミュニケーション英語基礎」をなくし、その要素をいま必修の「コミュニケーション英語Ⅰ」に組み込んで、必修の「英語コミュニケーションⅠ」(仮称)を新設する。「英語表現」は教科書の多くが文法中心だとして、発表したり書いたりする発信能力育成型の科目「論理
大阪府教育委員会は23日、公立中学3年生の統一テスト「チャレンジテスト」を実施する。結果が良い中学校は、多くの生徒に高校受験時の内申点を高くつけられるようになるのが特徴で、今の中3から対象になる。学校間の評価の「公平性」を保つのが狙いで、全国でも異例の方式という。一方で、事前対策に取り組む学校や学習塾があり、「競争が激しくなる」と懸念の声も上がる。 関西を中心に教室を構える学習塾「開成教育セミナー」は「生徒から不安の声があった」と5月下旬に対策模試を実施した。 この塾に通う大阪市立中学3年の男子生徒(15)は今春、学年集会で進路指導の教諭から「学校の評定(内申点)平均が決まるテストがある。がんばって」と言われたという。男子生徒は「他の人の結果があかんかったら、自分ががんばっても結びつかないかもしれない」と心配する。同じ塾の女子生徒(14)も「学校全体の結果が悪ければ、自分の内申点も悪くなる
ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義社長がほれ込み、高額報酬で招いたニケシュ・アローラ副社長が突如、退任する。早くトップになりたいアローラ氏と、なかなか地位を譲らない孫氏。2人の確執が一気に表面化した格好だ。ソフトバンク2・0はどこへゆくのか――。 グーグル在職中のアローラ氏の手腕に感心した孫氏は2014年、頻繁に米西海岸に足を運び、アローラ氏を口説いた。最後は日本料理店の紙ナプキンに高額報酬を約束するサインをし、彼のスカウトに成功。アローラ氏も「マサ(孫正義氏のこと)は天才。彼と毎日一緒にいる」と一時は「相思相愛」の仲だった。 アローラ氏は着任すると出身地のインドや東南アジアなどの新興企業に相次いで投資をし、インドでは大がかりな太陽光発電事業をスタートさせた。しかし、もともと日本市場が中心のSBG社内からは「ニケシュのために、いちいち英語で報告しないといけない」「人事権をちらつかされた
今夏のリオデジャネイロ五輪・パラリンピックをめぐり、次期開催地の東京都議会の視察経費が、宿泊費の高騰などで6200万円の予算を大幅に上回る可能性があることがわかった。21日に辞職した舛添要一知事の高額海外出張費を批判してきた都議会各会派は、派遣規模を縮小する検討に入った。視察見直しの動きは他県にも広がる。 都議会民進党(旧民主)は21日、所属議員を集めた総会を開き、民進党に割り当てられた視察枠を辞退する方針で一致した。尾崎大介幹事長は「誰も行かないのは次期開催都市としては無責任。だが(金額が)許容範囲を超えている部分がある」。最大会派の自民は各会派の意向を踏まえて対応を考えるとしている。 見直しの検討に入ったのは、舛添氏の海外出張費を追及してきた都議会が多くの議員をリオに派遣することに対し、世論の反発が高まりかねないと懸念しているためだ。 派遣人数を縮小する方針の公明… この記事は有料会員
石川県小松市で女子小学生が誘拐された事件で、誘拐、逮捕監禁、邸宅侵入容疑で逮捕された住居不定無職増井健太郎容疑者(28)が女児を部屋に連れ込んだあと、両手を結束バンドで固定していたことが県警の調べでわかった。増井容疑者は21日午後、同容疑で送検された。 県警関係者によると、増井容疑者は5月17日に下校中の女児に声をかけ、アパートの空き部屋に連れて行き両手をバンドで固定した。だが、女児はすぐに自力でふりほどいて大声をあげたため、増井容疑者は逃走。女児は近くの学習塾に助けを求め、保護された。女児にけがはなかった。 学習塾によると、女児は息を切らした様子でかけこんできて、通っている小学校の教頭が迎えに来るまでずっと大きな声で泣いていたという。 県警の調べでは増井容疑者は事件当時、派遣社員として小松市内で働いており、逮捕監禁したとされる空き部屋から数百メートルのアパートに住んでいたという。事件後に
Why is Cameron ‘putting us through this’? Because the pressure was too much to contain an eruption
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