またもや家事雑事の話で恐縮。 私はもともと料理作りが好きなほうで、特に祝祭的状況で家族が晩餐をとるというような時の料理係は、昔から私がやることになっていた。 なにせ、予算も気にしないし、TVの料理番組みたいに助手がつき、後片付けだって自分でやる必要がない。これで楽しくない筈がない。 それが、一人暮らしになると俄然様子が変わる。食材をうまく使い切るように計算しないといけないし、足らないものがあっても、臨機応変に対応していく必要がある。 何より、仕事を終えて帰ってきてから準備することになるので、あまり手の込んだものは作れない。夜の八時過ぎから、「鴨のコンフィ」なんぞに挑戦するわけには行かないのである。 そんなわけで、休みの日に日持ちのするお惣菜を作り、それを冷蔵庫に溜め込んでおいて使うことになる。最近いつも作り起きしているのが、写真の「牛肉とゴボウの煮物」である。 これは七味唐辛子を買ったら付