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ブックマーク / toyotaka-sakai.hatenablog.com (6)

  • 政治思想学会 - 坂井豊貴の雑記置場

    政治思想学会(於 名古屋大学)に呼んでいただき、「政治思想研究と隣接諸学」セッションに登壇してきた。相変わらず多数決の話をするのだが、コンドルセとルソーの話を軸に据えた。研究大会(政治思想学会) セッションの構成は次のようなものだ。 「シンポジウムⅢ 政治思想研究と隣接諸学司会:野口雅弘(立命館大学)」 坂井豊貴(慶応義塾大学)「経済学の視点から多数決を考える」 谷口功一(首都大学東京)「法哲学の視点から共同体を考える」 松沢裕作(慶応義塾大学)「統治の思想と実務:明治地方自治体制研究を一例に」 討論:山岡龍一(放送大学) 討論者の山岡先生は、三つの他分野の研究者に主に「方法」について質問するという離れ業(tour de force)をやっておられた。いただいた質問に対する私の返答を、以下にまとめておく。質問文はあくまで私が短くまとめたもので、もとの文章のニュアンスが変わっているかもしれな

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    hmmm 2016/06/20
  • パン食い競争(後編) - 坂井豊貴の雑記置場

    前回「パンい競争(前編)」からの続きです。どうか前編から一字一句逃さず丁寧に読んでください。 パンい競争参加者の集合場所には、父母が200人くらい集まっている。私たちは適当に10列に並んで、そのなかの10人で競うことになる。父親が7割、母親が3割くらいだろうか。いったい気でパンい競争に臨んでいる奴は俺以外にいるのか。 まず妊婦さんは、たぶん気でパンい競争には挑まないと思う。乳児を抱っこしてるお父さんも、せいぜい早歩きが関の山だろう。サンダル履きの人は、そもそも走る気ないだろう。このへんの連中は論外だ。 他の人、とくに男性のを見てみる。ナイキが一番多いが、どれもただのスニーカーっぽい。アディダスもいるけど、アディゼロとかじゃない。半パンの人は膝下の脚の筋肉が見えるわけだが、「脚ができてる」人はどうも見当たらない。太っている人もたぶん速くは走らないと思う。 とにかく、闘志を燃やし

    パン食い競争(後編) - 坂井豊貴の雑記置場
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    hmmm 2015/11/19
  • パン食い競争(前編) - 坂井豊貴の雑記置場

    一年前、子供の幼稚園の運動会でひとつのことを心に誓った。来年こそパンい競争で一等賞を獲るのだと。すなわち私は今日のパンい競争で勝利を収めてみせねばならない。 今日は子供の幼稚園の運動会だった。早起きして家族より先に会場に行って場所取りをして、パンい競争へエントリーした。快晴の朝だ。足元は、下は足王で、はアシックスGT 2000 NY。いずれもラン用で、子供の運動会にお父さんが履いていくためのものではない。 ところで「足王」は「ソッキング」と読む。いいセンスだ。 ファイテン(PHITEN) ファイテン足王(ソッキング)5指(ブルー / イエロー)25〜27cm 出版社/メーカー: ファイルドライフ メディア: その他 この商品を含むブログを見る パンい競争は、なんせパンいというくらいだから、単なる短距離走ではない。レースの途中で、紐にぶら下がっているパンを口でくわえ取る必要が

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    hmmm 2015/11/19
  • 年度末 - 坂井豊貴の雑記置場

    いつもながら久しぶりに更新します。2015年に入ってからは、内閣府の経済理論研修で毎週「ミクロ経済学」の講義を担当していました。月曜朝8時半から10時までの授業です。官庁で講義を受け持つのは初めてで、最初は慣れないこともあったのですが、非常にやりがいがあり、また愉しいものでした。分量もきっちり2単位分あったので、終わってみると淋しい。7月には司法研修所でゲーム理論の講義をします。 今日は年度末の3月31日ですが、大学で教え始めて丸10年が経つことになります。光陰矢の如しとか、少年老い易く学成り難しとか、そんなことばかり思う。そして私は、大学生に講義するのは好きな方だけれど、さすがに10年でマンネリ化してきた。大学以外のところで講義の機会を持つと、何を・何のため・誰に教えるか改めて考えるので、よいリフレッシュになります。これをもとに2015年度の慶應での講義も色々リニューアルするつもり。 そ

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    hmmm 2015/04/01
  • 坂井豊貴の雑記置場

    2013年の秋から2017年の夏あたりまで、およそ4年間ブログを書いていた。その後はTwitterに移りブログの更新を止めてしまった。いまや2021年の夏なので、そこから4年経ったことになる。あらためてブログを再開しようと思う。主に日常雑記として、その時々に思うことを書き留めようと思う。 理由は3つある。 たんに日常雑記を書きたくなった。元々わたしはそういうのが好きだから。これが理由の大半である。 体感として、Twitterの「告知度」「フロー度」があまりに高くなった。わたしも含めて告知のためのツイートが多すぎるのと、タイムラインの流れが早くてフローとして消えていって、ストックにならない。Twitterは個人が発信する媒体として、以前よりかなり難しくなっている気がする。 昔と比べて好き勝手につぶやけなくなった。有難いことなのだが、ほぼ毎日初対面の人と会う生活をしていると、何かに非難めいた軽

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  • 「多数決の科学」(2013年10月 慶應義塾読書会講演原稿) - 坂井豊貴の雑記置場

    先日、慶應義塾読書会で多数決に関する講演を行いました(於 糖業会館)。そこで配布した講演原稿をアップしておきます。内容は、社会的選択理論に関する、歴史著述を交えた一般向けの「お話し」です。縦書きで、語り口調です。LaTeXで作成しましたが、縦書きだと使えないコマンドがいっぱいありますね。 http://www.geocities.jp/toyotaka_sakai/condorcet1013.pdf読書会」では講演原稿を用意することは求められていませんでした。しかし私は小学生のころ、夏休みの宿題の日記をすべて事前に書いて、その通りに行動するのが好きだったので、今回もそのようにしました。 11月に日評論社から公刊する『社会的選択理論への招待』(こちらは横書き)には、けっこう歴史記述を書きました。ボルダやコンドルセから現在の社会的選択理論を眺めると、ずいぶん見通しがよくなります。 社会的

    「多数決の科学」(2013年10月 慶應義塾読書会講演原稿) - 坂井豊貴の雑記置場
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    hmmm 2013/11/29
    とてもおもしろい。
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