電子メールの仕組みを発明し、メールのアドレスに「@(アットマーク)」を使うことを考案したアメリカ人プログラマー、レイ・トムリンソン氏が5日、死去しました。74歳でした。 トムリンソン氏が亡くなるまで勤務していたアメリカの大手軍事企業のレイセオン社は「彼は科学技術の真の先駆者であり、彼の発明は世界中のコミュニケーションの方法に変化をもたらした」とその業績をたたえました。また、アメリカのIT企業グーグルの「Gメール」チームは、ツイッターに追悼のメッセージを投稿し、「トムリンソンさん、電子メールを発明し、@を広めてくれてありがとう」と、ITの発展に大きく貢献したことに感謝の意を表しました。