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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (421)

  • 「KADOKAWA」「ニコ動」へのサイバー攻撃、犯人と交渉中の暴露報道は“正しい”ことなのか

    今、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)によるサイバー攻撃を巡って、セキュリティ関係者の間で物議が起こっている。 問題になっているのは、6月8日にランサムウェア攻撃を受けたニコニコ動画だ。ドワンゴが運営するニコニコ動画が停止してしまい、親会社のKADOKAWAにも影響は及んでいる。ニコニコ動画がサイバー攻撃から復旧するには、少なくとも7月末までかかると発表されている。 この事件を受けて6月22日、オンラインメディアのNewsPicksが「【極秘文書】ハッカーが要求する『身代金』の全容」とする記事を掲載。ランサムウェアの攻撃側と行っている交渉の内容を詳細に暴露したことで、ドワンゴ側から猛反発が起きている。 ここでは記事の詳細は書かないが、KADOKAWAとドワンゴの夏野剛社長は「このような記事をこのタイミングで出すことは、犯罪者を利するような、かつ今後の社会全体へのサイバー攻撃を助長させか

    「KADOKAWA」「ニコ動」へのサイバー攻撃、犯人と交渉中の暴露報道は“正しい”ことなのか
  • マヌルネコの赤ちゃんをライブ配信 21日に一般公開されたばかり 神戸どうぶつ王国

    神戸どうぶつ王国は6月24日、一般公開を始めたばかりのマヌルネコの赤ちゃん4頭について、YouTubeやInstagramでその様子をライブ配信すると発表した。 ライブ配信は毎週月曜日、水曜日、土曜日の午前9時40分から開始。YouTubeについてはアーカイブ映像も残す。24日のアーカイブでは、マヌルネコの赤ちゃんが木登りをしたり、じゃれ合ったりする様子を確認できる。 マヌルネコはシベリア南部や中央アジアの砂漠地帯・岩石地帯に分布するネコ科の動物。神戸どうぶつ王国では4月に5頭の赤ちゃんが生まれ、うち1頭は5月に死んでしまったものの、残る4頭は成長した。4頭の名前はオト(メス)、テル(同)、メイ(同)、ナゴム(オス)。21日から母親のアズと一緒に公開されている。

    マヌルネコの赤ちゃんをライブ配信 21日に一般公開されたばかり 神戸どうぶつ王国
  • 「その本、近くの書店に在庫あり」 書店横断「在庫情報プロジェクト」実証実験スタート

    出版文化産業振興財団(JPIC)と版元ドットコム、カーリルは、ユーザーが各社のサイトで書籍を検索した際に、近隣の書店の在庫情報を表示できるシステム「書店在庫情報」を6月21日に一般公開し、実証実験をスタートした。 当初はブックファースト、大垣書店、くまざわ書店、今井書店のグループと一部の地域書店が対象。今後、書籍の新刊販売を行っているすべての書店を検索対象にしたい考えで、他の書店チェーンとも在庫情報利用に向けた協議を進めている。 プロジェクトの理念は、「データ開示に同意した書店の在庫情報を、インターネット上のあらゆる書籍情報サイトや出版社サイトに、オープンソースとして実装できるようにする」こと。すでに在庫をWebで公開している書店からは、システムから自動取得することも可能。書店がAPI連携を望む場合は個別に対応する。 実証実験では、「カーリル」「版元ドットコム」の他、「ポット出版」「青弓社

    「その本、近くの書店に在庫あり」 書店横断「在庫情報プロジェクト」実証実験スタート
  • 仕事でAI利用する8割が、個人のAIツール持ち込み「Bring Your Own AI」 Microsoftが警鐘

    MicrosoftとLinkedInが発表した、職場でのAI活用の実態調査の結果によると、職場でAIを使っている日のユーザーのうち78%が自前のAIツールを職場に持ち込んでいた。同社は、「日の職場でも今後“Bring Your Own AI”が増加すると考えられる」とし、企業データを安全に活用するための環境整備が必要だと訴えている。 2024年2月から3月にかけ、日米を含む世界31の市場で、各1000人のフルタイムの従業員と自営業のナレッジワーカーを対象にオンラインで実施。平均値を算出した。 対象者の75%が仕事AIを活用しており、うち46%が半年以内に使い始めていた。 地域別で見ると、生成AI仕事で使っている人は北米で66%、アジア太平洋地域で83%、欧州で65%、日では32%と日は相対的に低かった。 世界でAIを使っている人の78%が自前のAIツールを職場に持ち込んでおり

    仕事でAI利用する8割が、個人のAIツール持ち込み「Bring Your Own AI」 Microsoftが警鐘
  • アーティストをAI学習から守るSNS「Cara」、ユーザー急増中

    アーティストの作品を企業の生成AIトレーニングや盗作に利用されないように守ると謳うSNS「Cara」のユーザーが急増している。米TechCrunchの6月6日付の記事によると、ユーザー数は過去1週間で4万人から65万人に増えたという。創業者のジンナ・チャン氏はこの記事の公開後、70万人を突破したとXにポストした。 画像生成AIモデルの多くは、著作権で保護された作品や個人データを含むネット上の膨大な量の画像をスクレイピングしてトレーニングされている。例えば米Metaは、ユーザーがFacebook、Instagram、Threadsに投稿したデータを自社の生成AIモデルのトレーニングに利用していることを明らかにしている。米Xもだ。 Caraは、こうした状況を受けて、シンガポール出身のアーティストであるチャン氏が2023年1月に立ち上げた。同氏は自らの作品もスクレイピングされたとして複数のAI

    アーティストをAI学習から守るSNS「Cara」、ユーザー急増中
  • 先延ばし癖、楽観的になれば改善する? 東大の研究

    研究では、過去・現在・未来にわたる時間軸でのストレスを測定し、時系列順に並べたものを「時系列的ストレス観」と定義。4種類に類型化し、それぞれについて先延ばし癖との相関を調べた。 時系列的ストレス観は、「未来にいくにつれてストレスは減る」と考える「下降型」、「未来にいくにつれてストレスが増える」と考える「上昇型」、「今が1番ストレスが低くて、そこから離れるにつれてストレスが増える」と考える「V字型」、「過去のある1点でストレスが1番高く、そこから未来にいくにつれてストレスは減る」と考える「への字型」の4種類に分かれた。 中でも「下降型」グループは、深刻な先延ばし癖を持つ人の割合が低いことが判明。「今よりも未来のストレスが増えることはない」という、未来に対する楽観的な見方を持つことが、深刻な先延ばし癖を減少させる可能性が示されたとしている。 また、時間軸と幸福度を測定し、時系列順に並べた「時系

    先延ばし癖、楽観的になれば改善する? 東大の研究
  • ファミマ、生成AIで一部業務の作業時間を約50%削減 対象となった業務は?

    ファミリーマートは、生成AIの導入により、一部業務で作業時間を約50%削減できたと発表した。2023年12月から3カ月間にわたる実証実験を行い削減できる業務を特定したことで、新たに創出した時間をメディア事業など高付加価値の業務に活用する。 作業時間の削減効果があった業務は、各種アンケートの集計作業や、社内文書および社員教育資料の作成、店舗経営を支援するスーパーバイザー(SV)から部担当社員への問い合わせ対応。今後はSVの店舗コンサルティング業務領域で検証を継続し、加盟店に対してより効果的なコンサルティング業務の実現を目指す。導入した生成AIは、人型AIアシスタントの「レイチェル/アキラ」にも搭載し、効果的な店長業務の支援にもつなげていくという。 ファミリーマートでは、生成AI活用の推進にあたり、全社横断の「生成AIプロジェクト」を立ち上げている。50人のプロジェクトメンバーが「セキュリテ

    ファミマ、生成AIで一部業務の作業時間を約50%削減 対象となった業務は?
  • Meta、無料で商用可の新LLM「Llama 3」、ほぼすべてのクラウドでアクセス可能に

    米Metaは4月18日(現地時間)、オープンソースのLLMの最新版「Llama 3」を発表した。80億パラメータと700億パラメータの2モデルで、いずれもほぼすべての主要クラウドサービス(AWS、Databricks、Google Cloud、Hugging Face、Kaggle、IBM WatsonX、Microsoft Azure、NVIDIA NIM、Snowflake)で間もなく利用可能になる。 昨年リリースの先代「Llama 2」にも700億パラメータモデルはあったが、Llama 3は4000億パラメータの高密度モデル(こちらはまだ公開されていない)のトレーニングも継続中だとマーク・ザッカーバーグCEOは語った。 トレーニングデータセットは、Llama 2よりも7倍大きく、4倍のコードが含まれている。英語以外での利用に備えるため、データセットの5%以上が非英語データで構成されて

    Meta、無料で商用可の新LLM「Llama 3」、ほぼすべてのクラウドでアクセス可能に
  • 生成AIでGPUがいらなくなる? 業界を揺るがす「1ビットLLM」とは何か、識者に聞いた

    ではそもそも“1bit”とは何が1bitなのか、どうして1bitになるとGPUが不要になるのか。LLMでGPUが不要になるとどんな世界が訪れるのか。オーダーメイドによるAIソリューション「カスタムAI」の開発・提供を行うLaboro.AIの椎橋徹夫CEOに聞いた。 プロフィール:椎橋徹夫 米国州立テキサス大学理学部卒業後、ボストンコンサルティンググループに参画。消費財や流通など多数のプロジェクトに参画した後、社内のデジタル部門の立ち上げに従事。その後、東大AI系のスタートアップ企業に創業4人目のメンバーとして参画。AI事業部の立ち上げをリード。東京大学工学系研究科松尾豊研究室にて「産学連携の取り組み」「データサイエンス領域の教育」「企業連携の仕組みづくり」に従事。同時に東大AIスタートアップの創業に参画。2016年にLaboro.AIを創業し、代表取締役CEOに就任。 ──まず、1bi

    生成AIでGPUがいらなくなる? 業界を揺るがす「1ビットLLM」とは何か、識者に聞いた
  • スマートグラス「XREAL」ユーザーが「Rokid」に浮気した理由 実機比較で分かったこと

    「メガネのように軽くて、かければ目の前に大画面」――。最近、このような特徴を持つ、いわゆるスマートグラスなる製品がより身近な販路で購入できるようになってきた。 代表的な製品でいえば、「XREAL Air」シリーズだろう。2023年11月22日には、NTTドコモがスマートグラス「Rokid Max(ロキッド マックス)」と、携帯可能なAndroid TV搭載デバイス「Rokid Station(ロキッド ステーション)」の取り扱いを発表した。 これらの製品は、体内部のグラス(レンズ)をディスプレイに見立てて、肉眼で見える光景にディスプレイに映した映像や画像を重ねて表示できるのが特徴だ。視界をふさいでしまう「VRゴーグル」とは別物だ。 筆者はこれまでXREAL Airシリーズ、特に「Air 2 Pro」を気に入り、愛用してきた。詳細は後述するが、電気的に透過度を切り替えられるのが、他のAir

    スマートグラス「XREAL」ユーザーが「Rokid」に浮気した理由 実機比較で分かったこと
  • “みんゴル”開発元がQuest向け新作VRゴルフゲームを5月発売 原宿で一足先に体験してきた

    「みんなのGOLF」などで知られるクラップハンズ(横浜市)が、Meta Questシリーズ向けのVRゲーム「アルティメット スイング ゴルフ」を発表した。同日からMeta Storeで予約を受け付け、5月17日に配信を始める。価格は2990円(税込み)。 発売に先がけ、Meta Questは4月12日から27日にかけてファッションスポーツブランド「Lacoste」とコラボレーションしたポップアップイベント「世界最小のゴルフ場」を「Lacoste Harajuku」(渋谷区)にオープンした。 初日に行われた報道陣向けの発表会では、クラップハンズの八木宏之氏(プロモーションディレクター)や、Metaのピエール・キャン氏(Reality Labs 日マーケティング統括)が登壇し、アルティメット スイング ゴルフの魅力やMeta Questとスポーツタイトルの相性の良さを紹介した。

    “みんゴル”開発元がQuest向け新作VRゴルフゲームを5月発売 原宿で一足先に体験してきた
  • 「M3 MacBook Air」は衝撃的なファンレスモバイル Windowsの世界よりも2歩先を進んでいる

    M3チップを搭載した新しいMacBook Airが登場した。ラインアップは13インチ(13.6型)、15インチ(15.3型)の2つだが、今回は携帯性に優れた13インチモデルを試す。筆者がMacをテストするのは3年ぶりだが、3世代目となるApple Siliconの進化や実力が気になるところだ。早速レビューしよう。

    「M3 MacBook Air」は衝撃的なファンレスモバイル Windowsの世界よりも2歩先を進んでいる
  • 今と昔の「プログラミング」は何が全然違うのか?

    「プログラミング」は、その概念が登場してから半世紀以上を経る中で、さまざまな変化が起きてきた。具体的に、どのように進化をしてきたのか。現在の主流となっているプログラミング言語は何か。今後需要が高まる可能性があるプログラミング言語とは――。 資料は、プログラミングとは何かをあらためて整理しつつ、その歴史を振り返る。これから活躍したいと考えるプログラマーだけではなく、ITに関わるあらゆる人にとって無視できない、プログラミングの「これまで」と「これから」を学ぼう。

    今と昔の「プログラミング」は何が全然違うのか?
  • Google、Stack Overflowを「Gemini for Google Cloud」に統合する戦略的提携

    プログラマー向けQ&Aサービス「Stack Overflow」を運営する米Stack Exchangeは2月29日(現地時間)、米GoogleGoogle Cloudとの戦略的提携を発表した。 Google Cloudは、Stack Overflowに15年もの間蓄積されてきた知識とコードを「Gemini for Google Cloud」に統合する。Gemini for Google Cloudは既にオープンソースおよびサードパーティのプラットフォームで公開されているコードやデータでトレーニングされているが、今後、Stack Exchangeが公開した「OverflowAPI」を使ってStack Overflowの提案、コード、回答をGoogle Cloud上の開発者に直接提供することになる。 一方、Stack Exchangeは、Google CloudのAI機能を活用してコミュニテ

    Google、Stack Overflowを「Gemini for Google Cloud」に統合する戦略的提携
  • 中国出張でPCは“肌身離さず”でなければいけない、なぜ?

    中国出張でPCは“肌身離さず”でなければいけない、なぜ?:世界を読み解くニュース・サロン(1/5 ページ) 2月上旬から、筆者は取材のためにイスラエルとパレスチナ自治区ガザ周辺を訪問した。その取材で知り合った外国人記者が、現場で重そうなバックパックを背負っていたので話しかけると、「海外出張は多いけど、どこに行ってもPCなどデジタルデバイスは怖くてホテルに置いておけないんだ」と言う。 実はサイバーセキュリティやインテリジェンスを取材・研究している筆者も、その「習性」は同じだ。どこへ出張に行ってもPCなどは常に持ち歩いている。 そして最近、そんな習性が正しかったことを改めて確認させられる情報が飛び込んできた。ある日政府関係者が言う。「まだ公表されていないが、昨年、中国に出張に行った中央省庁の職員3人が情報窃取工作の被害を受けたとして最近話題になっている」 その話を詳しく聞いていくと、手口は非

    中国出張でPCは“肌身離さず”でなければいけない、なぜ?
  • 中国のネット監視・検閲「グレートファイアウォール」を個人で再現 オープンソース「OpenGFW」公開中

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 米国の研究機関であるAperture Internet Laboratoryは、Linuxで動作する中国のインターネット検閲システム「グレートファイアウォール」(Great Firewall、GFW、金盾)をオープンソースで実装したシステム「OpenGFW」を発表した。このシステムは家庭用ルーターで使用可能なほど柔軟で使いやすく、GFWを個人レベルで実現することを目指している。 OpenGFWは、IPとTCPのデータを完全に再構築する能力を持ち、HTTP、TLS、DNS、SSHなどのネットワークプロトコルを解析できる。特に、Shadowso

    中国のネット監視・検閲「グレートファイアウォール」を個人で再現 オープンソース「OpenGFW」公開中
  • 大規模言語モデルの「幻覚」を軽減する32の最新テクニック バングラデシュなどの研究者らが発表

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 バングラデシュのIslamic University of Technology、米サウスカロライナ大学、米スタンフォード大学、米Amazon AIに所属する研究者らが発表した論文「A Comprehensive Survey of Hallucination Mitigation Techniques in Large Language Models」は、大規模言語モデル(LLM)における幻覚(AIが根拠のないコンテンツを生成すること、ハルシネーションともいう)を軽減するための32のテクニック(研究)を紹介した研究報告である。 これらのテ

    大規模言語モデルの「幻覚」を軽減する32の最新テクニック バングラデシュなどの研究者らが発表
  • 楽天グループ、繰延税金資産700億円を取り崩し

    また同日、完全子会社化した西友とのネットスーパー事業で、2023年12月期の連結決算に減損損失約160億円を計上する見込みとも発表している。 一般的に、繰延税金資産の取り崩しを行うのは、将来減算する課税所得が見込めなくなった場合などとされている。 関連記事 楽天モバイル、災害支援措置でSIMカード再発行手数料の無料化や支払い期限の延長など 楽天モバイルは1月2日、1日に石川県能登半島で発生した地震災害に伴う支援措置として、SIMカード再発行の手数料無料化、各種受付手続きの緩和(人確認書類の提示不要)、料金支払い期限の延長を発表した。 楽天、株主優待を変更 楽天キャッシュ→楽天モバイルのデータ専用eSIM楽天グループは、株主優待の内容を変更すると発表した。2022年までは電子マネー「楽天キャッシュ」を500~2500円分配布していたが、23年は楽天モバイルのデータ通信専用eSIM(30

    楽天グループ、繰延税金資産700億円を取り崩し
  • 「AIガバナンス」の提供ツールは逆効果? 米調査団体「多くのガバナンスツールに欠陥がある」と指摘

    12月9日(現地時間)、EUの閣僚理事会と欧州議会は、2021年4月に提案され審議が続いてきたAI法案「EU AI Act」について、暫定的な政治合意に達したと発表した。今後、最終的な内容を詰め、その上で各国の承認を得るプロセスに入るため、具体的な規制がどのような形で決着するのかは予断を許さない。 また承認が得られても、AI法が施行・適用されるようになるのはまだ先で、26年中になると見られている。とはいえAIを包括的に規制する、強制力のあるルールがついに施行されるということで、AI法の成立はAIガバナンスにとってエポックメーキングな出来事といえるだろう。 その詳しい内容はこれから定義される(「欧州AI庁」という組織が設置され、各種基準の定義や運用を担う予定)予定だが、具体的な道が示されることで、AIリスクの管理が容易になると期待されている。 しかしこうしたガバナンス方法の提案は、当に社会

    「AIガバナンス」の提供ツールは逆効果? 米調査団体「多くのガバナンスツールに欠陥がある」と指摘
  • 私の削減率は93%です──「AWSコスト削減 天下一武道会」開催

    クラウドのコスト削減に特化したイベント「AWSコスト削減 天下一武道会」が2024年2月1日に開催される。参加者が短いプレゼンテーションを行ういわゆる“LT会”(ライトニングトーク会)で、参加者・講演者の双方をIT勉強会の募集支援サービス「connpass」で募っている。 主催はクラウド型の警備支援サービスなどを手掛けるSingular Perturbations(シンギュラーパータベーションズ:東京都千代田区)の西谷圭介取締役CTO。23年12月25日時点では、スタートアップ向け技術支援などを手掛けるDELTA(東京都渋谷区)の丹哲郎代表取締役CTOによる「100社のコスト診断から見えてきた、コスト削減の王道とケモノ道」など2セッションの実施が決まっている。 開催場所はバイト募集アプリを手掛けるタイミー(東京都港区)社。ただし、定員100人に対してすでに400人以上の参加者申し込みが集

    私の削減率は93%です──「AWSコスト削減 天下一武道会」開催