JR東日本東京支社とジェイアール東日本都市開発は8月24日、新型コロナウイルスの感染拡大により開業が遅れていた有楽町~新橋間の煉瓦アーチ高架橋下商業施設『日比谷OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)』(OKUROJI)を、9月10日11時に開業させると発表した。 OKUROJI上の高架橋は、明治時代末期の1910年に造られたアーチ状のレンガ製「内山下町高架橋」。東海道本線と東海道新幹線の高架橋が一体化しており、西側がJR東日本、東側がJR東海の用地となっている。 高架下の面積は約1万平方mで、このうちOKUROJIに充てられる面積は約7200平方m。ここには日比谷側への出入口が5か所設置され、レンガ製高架橋の美化・整備も合わせて実施される。 OKUROJIの入居規模は約50店舗だが、当初は物販・食物販店舗14、飲食店舗16の計30店舗が入居。2020年度冬頃までにはさらに6店舗が入居する予定。