川口オートのナイター『GⅠⅠ川口記念』は26日、12Rで優勝戦(1着賞金200万円)が行われ、小椋華恋(25)=川口35期=が単独の0ハンから8周回を逃げ切りGⅠⅠ初優出V。2021年に選手登録されたデビュー3年目の若手レーサーが、佐藤摩弥に次ぐ、女子レーサー史上2人目のグレードレース制覇を成し遂げた。2着は松尾啓史。3着には佐藤摩弥が入った。 ◆小椋華恋「まさか優勝ができるとは思っていなかったのですごくうれしい。試走からエンジン、タイヤともにフィーリングが良かったので、落ち着いて走れました。後ろの状況は分からなかったけど、すぐ後ろにいると思って練習走行のつもりで走りました。初日の段階でセッティングがバッチリ合っていたし、バイクがすごく走ってくれる。エンジンに乗るほうが追いついていけるように、これからも頑張ります」