神奈川、東京、千葉など首都圏で約40店舗を展開する老舗書店の有隣堂(横浜市中区)のユーチューブ動画が異例の人気を博している。おすすめの本や文房具を紹介するが、時には自社の不満を口にしたりと、単なる宣伝で終わらない自由さが受けている。強い個性を秘めた社員が活躍する場となった新規事業は新たな人材を呼び込むなどの好循環も生まれている。 「ぶっちゃけた話ですよ。アマゾンで買った方が安くない?」 文房具への愛着を語る社員に対し、有隣堂のミミズクのキャラクター「ブッコロー」が容赦なく突っ込みを入れる。有隣堂の人気動画チャンネル「有隣堂しか知らない世界」の一幕だ。 登場する社員らは「書店をプロレスで私物化した男」、「書店の一角を食品物産展にした女」などのニックネームがつけられ、おのおののこだわりを披露する。時には有隣堂で売っていない商品や他社のライバル書店を紹介するなど、怖いもの知らずの内容が好評を得て
![有隣堂のユーチューブ動画人気 成功の裏に個性的な人材](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/741cd9b7827686225af00bef43916a88d24de028/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FBAbTwL-ZNO9LAg60Ugza6ptEPME%3D%2F1200x630%2Ffilters%3Afocal%281784x787%3A1794x797%29%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FOQDDQPGX75JXTOWLO2WPL2RFAU.jpg)