8月は好天が続いたにもかかわらず、お盆休みも含めて「巣ごもり」を余儀なくされた、今年の夏。 政府が主導した「Go Toトラベルキャンペーン」も不発に終わった。新型コロナウイルスの感染が再び拡大。各自治体が移動自粛を呼びかけたこともあり、多くの人が遠出を自重したからだ。 先の見えない閉塞感の中、消費者が選んだのが身近な気分転換だ。今回はその一例を紹介して「巣ごもりの消費者意識」を考えたい。キーワードは「コスパ」と「旅行気分」だ。 自社取り扱いワインは、年間400万本売れる 北海道のコンビニとして、独自の取り組みで注目される「セイコーマート」。 同社グループが、近年力を入れるのが自社PB商品「セコマ(Secoma)」だ。2016年に社名を変え、PBも順次この名前に変えた。現在、セイコーマートでは約3500種類の商品を扱い、約1000種類がセコマオリジナル商品だという。 数多い商品の中で、今回は
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