世界3大映画祭で受賞歴を持つ日本未公開作品などを一挙上映する『三大映画祭週間2011』が、8月13日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で開催される。 同イベントは、『カンヌ国際映画祭』『ベルリン国際映画祭』『ヴェネツィア国際映画祭』で有力な賞を獲得したにも関わらず、日本では未公開となっている作品を中心に集めた上映会。かつて日本は世界で最も多様な映画を観賞することができる映画大国だったが、経済の停滞と共に多くのミニシアターが閉館。現在では、世界最高峰ともいえる3大映画祭受賞作であっても、国内で上映される機会が少なくなっている。同上映会はそういった現状を踏まえて、多くの映画会社の協力を得て開催される。 上映作品は、『第63回カンヌ国際映画祭』で審査員賞を受賞したフランス、ベルギー、チャドの共同制作によるマハマト=サレ・ハルーン監督作『終わりなき叫び』や、『第60回ベルリン国際映画祭』で銀熊