アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルとして国際的な発展を続けてきた「文化庁メディア芸術祭」。その20周年を記念した企画展、「文化庁メディア芸術祭20周年企画展―変える力」が10月15日から23日間にわたって、アーツ千代田 3331を中心に都内各地で開催される。「変化」をキーワードに、過去に審査委員を務めた4人の監修者によって選ばれた、歴代の受賞・審査委員会推薦作品の展示や上映などを行い、変容し続けるメディア芸術の多様な表現が紹介される。過去にエンターテインメント部門審査委員も務め、エンターテインメント部門監修者である伊藤ガビンさんに、メディア芸術の20年の移り変わり、変わらない本質、そして日常化(=陳腐化)など、さまざまなお話をうかがった。 -過去に審査委員長として、そ