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ブックマーク / artsmarketing.jp (10)

  • ニューヨーク近代美術館(MoMA)と「デジタル・メンバーシップ」

    以前、「デジタル・オーディエンス」という概念のことをこのブログで書いたことがある。(2011 年 8 月とだいぶ昔だけど) アート/エンタメにおける「デジタル・オーディエンス」とは 詳しいことはこのブログをご参照ください、、なのだけど、簡単に言うと、 「インターネットの普及により多くの人が日常的にオンラインで活動するようになったので、アート/エンタメ関連機関も(従来の来館者や地域の人のみならず)そういった人たちともコミュニケーションをとっていかないとねー」 というような話。単に地元の対としての遠隔地そしてインターナショナル、というのではなく、「デジタル上で積極的にいろいろな体験をする人(情報検索、チケットをとる、といったことから、チェックインする、自分の考えや撮ったものをシェアするといったことまで)たち」を指している。 このブログを書いた時点ではわりと聞いた言葉なのだけど、最近はあんまり聞

    ニューヨーク近代美術館(MoMA)と「デジタル・メンバーシップ」
    hyougen
    hyougen 2015/02/21
  • ヴィジュアル時代の美術館(1): 美術館 x インスタグラムの成功例 #empty シリーズ

    昨年はなぜかずっと、「デジタルの海にビジュアル(画像と映像)が溢れだしている時代の美術館(と作品)」ということに関心があった。なんで気になるのかよく自分でもまだよくわかってないので、整理がてら改めてそれらにまつわる事例、事象っぽいのを何回かにわけて書いておこうと思う。なんか見えることがあるといいな。 まずは、美術館や文化施設の instagram プロモーションとして注目が集まっている “empty” シリーズ(と、私が勝手に命名しているだけど)の紹介と、なぜこれが少なくとも私にとっては重要なのか、ということを。 一人のフォトグラファーのアイディアで始まった “#emptymet” 一気に増えたメトロポリタン美術館のフォロワー 広がっていく “empty” シリーズ 空っぽの美術館で撮られたものは 「culture snacker」と「inspiration snacking」 なぜ、彼は

    ヴィジュアル時代の美術館(1): 美術館 x インスタグラムの成功例 #empty シリーズ
    hyougen
    hyougen 2015/02/14
  • なぜルーヴル美術館は毎年クラウド・ファンディングをするのか――美術館とクラウド・ファンディング

    前回「美術館とクラウド・ファンディング」というテーマが出たので、今回はそこから派生して。 アメリカでは、アート関連では断然に個人がプラットフォームを通じてクラウド・ファンディングを利用するケースがまだまだ多いですが、ヨーロッパでは少し事情が違う国もある模様。その目立った例として、今回はルーヴル美術館とフランスを中心とした事例を紹介しつつ、個人利用ともまた違う「パブリックな組織とクラウド・ファンディング」の特徴や、なぜ利用されているかについて触れてみたいと思います。 ※今回、実際にルーヴルの担当者にインタビューを実施した佐々木周作さん(大阪大学超域イノベーション博士課程プログラムでオンライン寄付を研究されています)から多くの情報を共有していただいています。ありがとうございます! ■目次 毎年クラウド・ファンディングを実施しているルーヴル美術館 ルーヴル美術館が「Tous mécènes !」

    なぜルーヴル美術館は毎年クラウド・ファンディングをするのか――美術館とクラウド・ファンディング
  • 【後編】美術館 WEB の game changer(1):アムステルダム国立美術館の WEB 戦略

    前回の続き。 アムステルダム国立美術館が 1 年前に立ち上げ、その革新性が大きな評判となった新サイト&新オンライン・アーカイブ “rijksstudio”。彼らがこのサイトをどのような考え方の元に作り、どのような結果を出しているかについて、今月開催された Museum ideas の担当者の講演を元に書いてます。 後編である今回の内容はこんな感じ。 Rijksstudio:自分でテーマを作って自由にコレクション Rijksstudio:「好きな作品画像でポストカード・オーダー」までできる Rijksstudio:モバイルとの連動、API 提供など キャンペーン:デパートで「ポップアップ・スタジオ」&数々のコラボ 粗悪なものが出回るくらいなら、「高画質のフェルメールのトイレット・ペーパー」を 「ヴァーチャル・アウラ」はオリジナル作品の力をさらに増す 実績:「あなたが世界から受け取れるものは、

    【後編】美術館 WEB の game changer(1):アムステルダム国立美術館の WEB 戦略
  • 【前編】美術館 WEB の game changer(1):アムステルダム国立美術館の WEB 戦略

    今月 3 日にロンドン・ミュージアムで Museum Ideas というカンファレンスに出席した。20 ヶ国から 200 名が集まるという結構大きい国際カンファレンスなのだが、内容は 12 名のミュージアム関係者がそれぞれ、彼らの館で行っているさまざまな “イノベーティブな” 試みやその根幹をなす思想をプレゼンテーションする、というものである。 面白いプレゼンもいくつかあったので、その中から特にデジタル×ミュージアムに関する話題に関して覚書を残しておこうと思う。ので、突然のブログ再開です(笑)。 まずは、今回の私のお目当てのひとつでもあったアムステルダム国立美術館のデジタル・コミュニケーション・マネージャー Peter Gorgels 氏による、同館の新しい WEB サイト&コレクション・アーカイブ・サイト Rijksstudio について。 題して “Rijksstudio: New a

    【前編】美術館 WEB の game changer(1):アムステルダム国立美術館の WEB 戦略
  • 【後編】『ハーブ&ドロシー』の佐々木監督に Kickstarter での資金調達の話を聞きました<br>―クラウド・ファンディングで資金調達するということ―

    【後編】『ハーブ&ドロシー』の佐々木監督に Kickstarter での資金調達の話を聞きました ―クラウド・ファンディングで資金調達するということ― 前回の続き。 【前編】『ハーブ&ドロシー』の佐々木監督に Kickstarter での資金調達の話を聞きました~プロジェクトはどう進んでいったか 前回は、ドキュメンタリー『ハーブ&ドロシー』の続編 “HERB AND DOROTHY 50X50(以下、50X50)” の制作資金を、実際にどのように Kickstarter で集めいていったかを時系列で見ていった。最終的には目標対 158%、約 8.8 万ドルの調達と十分な成功をおさめたこのプロジェクトだが、経過をみてみると、労多く実り少なく……の時期も多く、ギリギリのところで最後勢いがついて集まった、と言える。 佐々木さん自身も「なにせ初回だったので何が起こるかわからず、起こったことに対して

    【後編】『ハーブ&ドロシー』の佐々木監督に Kickstarter での資金調達の話を聞きました<br>―クラウド・ファンディングで資金調達するということ―
  • あのミュージアムのスコアはいくつ?――Klout からみる WEB コミュニケーション・スタイル(1) | *arts marketing.jp

    あのミュージアムのスコアはいくつ?――Klout からみる WEB コミュニケーション・スタイル(1) いまでも何度か、アート団体が WEB 上でいかに人々とコミュニケーションをとっていくか、について書いたことがありますが、今回はちょっと面白いツールを使って、国内外のミュージアムの「WEB 上でのコミュニケーションのスタイル」についてみてみたいなと思います。 WEB での影響力を測るサイト Klout そのツールとは、Klout というサイト。 ツイッターや Facebook 等から独自のアルゴリズムで、個人の WEB での影響力を測定するもので、ツイッターか FB でサインアップすれば誰でもすぐに自分の「スコア」を出すことができます。 http://klout.com スコアの内容等詳しいことは、検索してみると下記エントリをはじめいろんなサイトで説明されています。 (「ツイッター上」

  • クリエイターにお金が集まるプロジェクトとは

  • 「芸術」で仕事をしていくこと

    ※どうでもいいけど、タイトル↑のこと。「芸術」とか「アート」とかって、どうにもこうにも、どれもしっくりこない言い方だな。なんか大仰すぎる気がして、いつも、違和感を感じているのだけど、なんかいい言い方ないでしょうか。笑 まず、ちょっと長いけど、1983年にNYのオルタナティブ・スペースP.S.1の当時理事長アラナ・ハイスが、東京で行ったレクチャーでの発言より引用。 地位についてですが、私のインスティテュートにおける地位というのは、もちろん有給のスタッフで、理事長です。ですから、給料も一番多くもらっています。普通の水準からいってもいい給料をもらっています。(中略)そうすると、私たちは自分のやる仕事というのが一人ひとりに集中しますので、たくさんあって大変だけれども面白いわけです。ですから、その5人のフルタイムも20人のパートタイムの人も、ともかく仕事に対しては正当な報酬を払うというのが、予算を立

    「芸術」で仕事をしていくこと
    hyougen
    hyougen 2010/09/08
  • arts marketing

    純子 Junko YAMAMOTO (株)アーツ・マーケティング代表 1997年 慶応義塾大学文学部美学美術史学専攻卒業。 大学在学時よりゲーム業界に携わり、オンラインゲーム会社の設立初期メンバーから上場までを経験。 主にマーケティングに従事、他海外からの調達、事業開発等にも携わる。 最終役職はマーケティング・マネージャー。 2008 年に退職、2009 年慶応義塾大学大学院アート・マネジメント分野修士課程に入学。同年末にITの力で芸術を広めるために株式会社アーツ・マーケティグを立ち上げる。 修士修了後、慶応義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)を経て、現在、執筆、コンサルティング、講演等を行う。著書『入門クラウドファンディング』(日実業出版社)、共著『ぼくらがクラウドファンディングを使う理由 12プロジェクトの舞台裏』(学芸出版社)。 株式会社アーツ・マーケティング / Arts

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