Photo: Keisuke Tanigawa 20世紀の記憶国内外で再評価が高まる現代美術家・三島喜美代、キャリア70年を振り返る展覧会都内の美術館では初の個展、「三島喜美代―未来への記憶」が7月7日まで開催中 くしゃくしゃになった新聞やチラシ、つぶれた空き缶、ボロボロの段ボール箱など、日常にありふれたものが「割れる」美術作品と聞いたら、耳を疑うかもしれない。1950年代から70年もの長きにわたり、現代美術家として活動を続ける三島喜美代の展覧会「三島喜美代―未来への記憶」が、「練馬区立美術館」で2024年7月7日(日)まで開催されている。 Photo: Keisuke Tanigawa 三島喜美代は、1932年大阪府大阪市生まれ。絵を描いていた担任の薦めで、高等女学校の頃から自身も油絵を描き始める。具体美術協会の創設メンバーであった吉原治良(よしはら・じろう、1905〜1972年)に師事
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