大西悠生(左)と渉生、カツ丼を配膳する母の久実代=2024年6月30日午後7時56分、奈良県大和郡山市、佐藤道隆撮影 練習を終えた高田の大西渉生(しょうき)(3年)と県大付の悠生(はるき)(3年)の双子の兄弟が自宅に帰ってくると、家の中は出汁(だし)のいい匂いに包まれている。 【写真】カツ丼を食べる大西悠生(左)と渉生、母の久実代=2024年6月30日午後8時4分、奈良県大和郡山市、佐藤道隆撮影 母の久実代(54)は、7枚の豚ロースに丁寧にパン粉をつけると、そっと油の中に落とす。タマネギが入った出汁と卵でカツを包む。大きな丼に盛りつけ、カレー粉で味付けした特大の唐揚げを2、3個加えたら、特製のカツ丼のできあがりだ。 「はい、できたよ!」 待ちきれない2人はバクバクとほお張り、あっという間に完食。「これを食べると試合前って感じがして、気合が入ります」。ニカッと笑ってそう喜ぶ。 2人が小学生の
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