1945年、アイルランド・ウェクスフォード生まれ。12歳よリ小説を書き始める。 1970年、短篇集Long Lankinでデビュー。 アイルランド紙で文芸記者として働きながら執筆を続け、『コペルニクス博士』(1976)でジェイムズ・テイト・ブラック記念賞、『ケプラーの憂鬱』(1981)でガーディアン賞、『海に帰る日』(2005)でブッカー賞受賞。2011年、フランツ・カフカ賞受賞。 現代アイルランドを代表する作家であり、The New York Review of Booksなどで批評家としても活躍している。ダブリン在住。 また、ベンジャミン・ブラック(Benjamin Black)名義でミステリ作品も発表。 『ケプラーの憂鬱 高橋和久・小熊令子訳、工作舎、1991年10月。ISBN 4-87502-187-9 『コペルニクス博士』斎藤兆史訳、白水社、1992年1月。 『プラハ 都市の肖像