3月29日、スイス人作曲家クラウス・フーバー氏はこれまでの音楽活動を認められ、前回に引き続き再びノミネートされたザルツブルク音楽賞を受賞した。今年のエルンスト・フォン・ジーメンス賞に続く、2つ目の大きな賞だ。 個性的な頭の形から、フーバー氏はいつもトールキンの 『 ロード・オブ・ザ・リング ( 指輪物語 ) 』 に登場するガンダルフにそっくりだと言われるという。 『 ロード・オブ・ザ・リング 』 同様、フーバー氏は神秘的でスケールが大きく、彼の生み出す音楽もまさに同じだ。 妥協しない音楽家 「クラウス・フーバー氏は世界的に定評があり、最も有名な同時代の現代音楽作曲家の1人です」 と、ベルン音楽学校の元校長ヴェルナー・シュミット氏は語る。シュミット氏は1970年から今日までに作られた音楽を指して「同時代」と言い、さらに 「現在のところ、フーバー氏は国際的に評価されている唯一の現役スイス人作曲
2017年4月22日、10周年を迎えたSalud!! Vol.30にゲストDJとして呼んで頂きました。ワールドミュージック好きによる、ワールドミュージック好きのための、ワールドミュージック好きのイベント。かかる音楽も楽しければ、聴く人の耳も肥えている愉快なイベントです。10周年おめでとうございます。周年企画という事で、ベタに盛り上がる曲をかける事にしました。以下、セットリストになります 続きを読む →
まさに「継続は力なり」である。サントリーのビール事業が1963年の参入以来、2008年に初めての黒字化を達成した。 「非上場企業だから続けられた」と言えばそれまでだが、それにしても、よく今まで撤退しなかったものだ。初志を貫いて事業を継続すれば、いつかは実を結ぶ。その格好のモデルケースとなるのだろう。 ビール事業だけではない。やはり利益を挙げてきたわけではないが、サントリーが決して撤退しようとしない事業がある。美術や音楽など芸術文化を支援する「文化事業」だ。いわゆるメセナ活動である。 もともとサントリーは、社会との結びつきを非常に強く意識している会社だ。創業社長の鳥井信治郎氏は「やってみなはれ」という言葉で有名だが、鳥井氏の経営哲学を語るうえで欠かせない言葉がもう1つある。それは「利益三分主義」という言葉だ。 企業は社会の一員であり、社会とともにある。だから事業で得た利益は会社や株主、社員の
昨日のカラヤンに関するエントリーには、kanyさん(id:kany1120)から次のようなコメントを頂いた。 町のCD屋で購入できる交響曲はだいたいカラヤン指揮のものでした。だから、こういうふうな経緯があって、アンチという人もいるということが新鮮です。 「アンチな人もいる」というフレーズが、自然な世代間ギャップを示してたいへん興味深い。70年代後半、長島が引退し、王に往年の迫力がなくなって思い通りにホームランを打てなくなるさまを見ながら「王と長島がいないプロ野球なんて想像できないなあ」と呟いていたアンチ巨人の僕にしてみると、大して憎たらしくもなくなってしまった読売巨人軍には未だに「アンチな人もいる」らしいのに、カラヤンへの身勝手な反感はあっという間に消えてなくなったこと自体に、なにがしら心が和む部分がある。 kanyさんの言葉は僕が今頃「カラヤン全集」などを買うことになった理由の一面を言い
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●読了、「クラシック新定番100人100曲」(林田直樹著/アスキー新書)。最初の1曲から最後の100曲まで、前から順番に読んだ。LINDEN日記でおなじみの林田さんの新刊である。新書という一見気軽そうな装いに反して、これは渾身の力作。ぜひ書店で手に取って中身をご覧になることをオススメしたい。 ●この新書の特徴はモーツァルトだろうがフィンジだろうが、とにかく一人の作曲家につき一曲の名曲を紹介しているところ。しかもそのチョイスがところどころ普通ではなくて(実に林田さんらしい)、たとえばストラヴィンスキーなら「詩篇交響曲」だったり、シューマンならヴァイオリン協奏曲、サン=サーンスならクラリネット・ソナタとか来ちゃう。100人のランナップも斬新で、ジスモンチとかカプースチンが入ってくる。大胆っすよね。 ●でもその100曲の選択とか「名曲紹介」という外側の意匠よりも、肝心なのは中身。林田さんのこれま
◆Kathan Brown "John Cage VISUAL ART: To SOBER and QUIET the MIND"。図版とエッセイ。 ●日本語基本文献 ◆『サイレンス』(水声社) ジョン・ケージ著 柿沼敏江訳 ◆『小鳥たちのために』(青土社) ダニエル・シャルル著 青山マミ訳 ケージへの直接のインタヴュー取材と、それ以外の種々の文献資料(別の人物との対談やインタヴュー内でのケージの発言などを含む)を元に、シャルル氏が全体を編集した独創的な「架空対談」の書。 WEB上の、"John Cage: For The Birds(英語版)" INDEXは こちら (Clemens Gresser )。 John Cage Online Josh Ronsen によるトータル・リンク集。 ケージに関するインターネット上の重要な情報が集約されており、本ページ内に掲載した
モーツァルト、未発表曲の直筆楽譜 仏で確認2008年9月18日23時26分印刷ソーシャルブックマーク モーツァルトの直筆と判明した楽譜=AP 【パリ=飯竹恒一】仏西部ナント市に寄贈されていた1枚の楽譜が、作曲家モーツァルト(1756〜91)が残した直筆の楽譜と確認された。未発表の曲とみられる。AFP通信など仏メディアが18日、伝えた。 19世紀のナントの画家が収集していたもので、モーツァルトが父にあてた手紙などとともに同市に寄贈されていた。存在は以前から知られていたが、モーツァルトの出身地オーストリア・ザルツブルクの専門家がこのほど、ナントを訪れて直筆と確認した。 楽譜は縦16センチ、横29センチ。宗教関連の曲など二つの部分からなり、浮かんだメロディーを走り書きしたと見られる部分もあるという。 アサヒ・コムトップへニューストップへ
2001年12月29日に惜しまれつつも他界した朝比奈隆氏の業績を末永く残すため、存在が判明しているすべての録音物・録画物(LP・CD・DVD・SACD他)を紹介するとともにそれらのレビューを掲載するページです。 ディスコグラフィー&徹底レビュー 作曲家別 ブルックナー 交響曲第0番 更新05年7月10日 交響曲第1番 更新03年1月26日 交響曲第2番 更新03年1月19日 交響曲第3番 更新03年1月13日 交響曲第4番 更新04年4月25日 交響曲第5番 更新04年4月18日 交響曲第6番 更新03年2月9日 交響曲第7番 更新05年5月15日 交響曲第8番 更新05年1月9日 交響曲第9番 更新05年1月9日 交響曲以外 更新05年5月15日 マーラー 交響曲第2番「復活」 更新05年5月29日 交響曲第3~9番+大地の歌 更新05年7月3日 その他 インタビュー 更新0
WELCOME TO PIANO CIRCUS Learn Everything You Ever Needed To Know About Playing The Piano Like The Professionals.
すでにあちこちで話題になっているカラヤンイヤーのこの目玉録音、ドイツでも結構売れているようで、私も買って家でじっくり聴いてみた。すっかり気に入ってしまい、最近こればかり聴いている。 まずジャケットのデザインと写真に惹き込まれる。ゴルトベルク変奏曲の伝説のレコーディングからまだ翌々年の24歳のグールドと、ベルリン・フィルの音楽監督に就任して間もない49歳のカラヤン。歳もルーツも異なれど、共に20世紀後半の芸術とメディアの関係に大きな影響を及ぼし、今まさに時代の寵児としてキャリアの絶頂に上り詰めようとしつつあるこの2人の音楽家が、ツォー駅からほど近いベルリン芸術大学のホールの舞台上で出会い、打ち解けた表情でなにやら話している。この貴重な光景をよくぞ写真に収めてくれたものだと思う。 ちなみに、このジャケット写真を撮ったのは、エーリッヒ・レッシング(Erich Lessing)というウィーン生れの
●今年もバイロイト音楽祭が開幕。欧州各局の生中継をネットラジオで聴くことができる。日本時間だと金曜の23時にダニエレ・ガッティ指揮の「パルジファル」で開幕。これを律儀に生中継で最後まで付き合うと翌朝の5時くらいになってしまう。それはムリすぎなので、第1幕だけ一通り聴いて、あとは第2幕のおしまいをつまみ聞いて寝る。ワグネリアンじゃないけど、せっかくのお祭なので、遠巻きに眺めて参加するくらいの感じで付き合おうかと。各局中継予定は以下のサイトなどで。 operacast.com BAYREUTH 2008 http://www.operacast.com/bayreuth08.htm ●PC経由で聴いている以上、生中継だろうが録画中継だろうが現象的にはなにも違いがないはずなんだけど、こちらの高揚感はぜんぜん違う。「今まさにリアルタイムで演奏されている音楽がネットワークを経由してウチのスピーカーで
プログラム ∗四つのインヴェンションと四つのドゥーブル(1990/1991) ピアノ:中嶋香 ∗声とコントラバスのための五つの歌曲(1986) バリトン:谷篤 コントラバス:柴田乙雄 ∗歌仙一巻「狂句こがらしの」(1979) ヴァイオリン:山田百子 ピアノ:高橋悠治 ∗合唱曲「無限曠野」(1995) 台本構成:柴田純子 指揮:田中信昭 合唱:東京混声合唱団
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