LED電球は、3年ぐらい前から一般向けの製品が発売されてきています。しかし、当初の製品は、E26やE17のソケットに刺さるというだけで、白熱電球並みの明るさを備えた製品の実用化は、もう少し先になってからでした。また、一般向けの照明としてのLEDは、ポケットライトや、蛍光灯を使用した照明器具のアクセントとして使用されるというケースがほとんどでした。 LED電球ではなく、光源にLEDを使用した照明器具としても、実際にLEDのみで照明としての実用に耐える製品が市場に出てきたのは、2007年ごろからです。まずは、一般家庭向けよりも、点灯時間やランプの数が多くなる事による消費電力の差が出やすい、店舗用やオフィス用の照明器具の方で普及が進められていきましたが、2007年に発表された東芝ライテックの「E-CORE」シリーズは、40Wの白熱電球を利用したダウンライトに置き換えることが可能な製品で、一般家庭