富士通九州ネットワークテクノロジーズはイーサネット網の保守・管理向け規格「EthernetOAM」に準拠した検証装置を「Interop Tokyo 2006」で参考展示した。同社のIPネットワーク負荷試験機「Next Stream 6000」シリーズとして,今秋の製品化を予定している。 EthernetOAMはITU-TでY.1731として標準化されている。このY.1731では故障検知と性能評価の機能を規定している。IEEEでも802.1agとして標準化作業が進んでいる。それぞれ標準化する範囲が若干異なっているが,同社は両方の規格がカバーしている三つの機能を実装した。三つの機能とは,対向装置との導通を確認するCC(Continuity Check)機能,フレームを対向装置で折り返して正常に戻ってくるかを確認するLB(Loopback)機能,障害時の故障個所を切り分けるために使うLT(Lin