ヤクルトは4日、インターネット広告会社「サイバーエージェント」へ球団売却を検討しているとの、同日付の一部報道を否定した。 ヤクルト本社社長の堀澄也オーナー(75)は「今回の一部報道に関して、事実関係は一切ありません。来年もヤクルト球団として、優勝へ向けて本社全面協力で頑張っていきます」とコメント。売却検討を完全否定し、ヤクルトとして来季も戦うことを断言した。 また、鈴木正球団社長兼オーナー代行(69)は「報道に驚いています。スワローズはヤクルトグループのシンボルですから、身売りを考えたことはありません。不愉快で、遺憾です。(堀)オーナーとも話をしましたが、怒っておられた」と不快感を示した。さらに「謝罪を求めている」と、報道した新聞社に謝罪を要求する考えも明らかにした。 降ってわいたような身売り報道に、トップはともに完全否定。ヤクルトは小川淳司監督(53)の下、本社と球団が一体となって200