「そして まず、根が出て(※ 根が ある程度 伸びた後に)、上が出ます」 「はじめは 密植効果で 大きくなって、その次は 自然淘汰によって、木の特性において、高木、亜高木、底木、下草」 さっき言った、全部ね、ワンセット。 「それで、大事なのは、密植・混植で 枯れるじゃないか、…それが大事なんです」 「無駄は ありましぇん」 「それ(枯れた木)は、分解されて、養分となって、すべて、森を支えるために 役立つんであって」 枯れた木はね。 「この自然界に、邪魔ものは ない はずなんです」 で、この 宮脇方式の植林は、何が良いかって云うと、 密植すると、今 言ったように、競争するんですよ、お互いに。 『はい』 僕、テレビで見たとき、こんな、くっつけて植えたら、あかんやろ、…と思ったんですけど、 「はは」 くっつけて植えると、木は みんな、必死で競争するんです。 勝った 負けたで、負けた方は 肥やしに