2年以上長らく進行していた著作権侵害サイトの裁判がようやく1件終わりました。 結論を先に書くと、判決ではなく和解であるものの、氏名等公開など判決よりも良い条件を勝ち取り決着いたしました。 詳細や顛末は後に回しますが、まずお伝えしておくのは、 ①和解金で逃げられたのではなく、争点とした”氏名住所等が閲覧できる(後述)”という結果を得ました。 ②今後の抑止力として重要な”本件の和解調書”を非公開指定箇所を伏せ、事件番号付きで公開できるという結果を得ました。 弁護士に確認を取り許可を得て公開する、本件和解調書は以下の4枚です。 ①と②の氏名住所等公開と事件番号公開について簡単に説明します。 氏名等を公開するという事を第一に考え、和解はありえない・判決を求む、と長らく戦ってきました。判決であれば、勝訴にせよ敗訴にせよ相手方の情報は出ます。ただし判決には様々な壁があり、最終的に和解条件に氏名等公開が