大船渡市郷土芸能活性化事業実行委員会(委員長・平山徹同市郷土芸能協会長)主催の「黄金けせん!民俗芸能大祭Part2」は12日、同市盛町のリアスホールで開かれた。郷土芸能を愛する気仙内外の15団体が集結し、熱演を通して芸能継承への誓いを地域に伝えた。 気仙内外の15団体集結 気仙地方に古くから伝わり、東日本大震災後の住民の〝心の復興〟に大きな役割を果たしている郷土芸能の愛護思想普及を目的に開催。後継者の技術向上と伝承活動の高揚を図ろうと平成26年まで行われていた「気仙郷土芸能まつり」に代わって昨年から開催している。 今回は、第46回大船渡市郷土芸能まつりとの併催で、文化庁の「文化遺産を活かした地域活性化継承事業」の助成を受けて実施。NPO法人ジャパン・コンテンポラリー・ダンス・ネットワークが協力した。 気仙から出演したのは、大船渡市の平組はしご虎舞、白浜剣舞、板用肩怒剣舞、菅生田植踊、永浜鹿