住田町観光協会(佐々木慶逸会長)は7月31日、架け替えを控える昭和橋と、世田米の蔵並みのライトアップを開始した。今月30日(日)までの期間、午後6時ごろから10時ごろまで光がともされ、川沿いの景色を幻想的に彩る。 蔵並みのライトアップは平成7年から続いている恒例行事で、毎年、住田町夏祭り関連イベントとして行われてきた。 気仙川に平行する蔵並みは、世田米駅の町家が街道に面して構え、河原に近い敷地奥に蔵を建てたことから生まれた。現代的な建造物が暗闇に包まれ、昼間とは違った風情や趣がある。 今年は新型コロナウイルスの影響により夏祭りは中止となったが、ライトアップは例年の20日間前後よりも期間を長く設定して実施する。 昭和橋は、世田米商店街と役場などがある川向地区を結び、昭和8年に架橋。長さ73㍍の橋は気仙川沿いに立ち並ぶ蔵並みと調和し、歴史や古き良きたたずまいを感じさせる景観を形成している。 架