Leo Spitzer, Essays on English and American Literature (1962) レオ・シュピッツァー(1887-1960)の一連の批評論考を集中的に読んだのは大学院生時代のことで、きっかけは小野二郎教授の演習で『英米文学論集』所収の論文(“Reinterpretation of ‘The Fall of the House of Usher’”と“Explication de Texte Applied to Walt Whitman’s Poem ‘Out of the Cradle Endlessly Rocking’”)を精読したことだった。たしか1979年だった。この稀代のロマンス語フィロロジスト(あるいは、彼の好む呼び名でいえばフィロロジアン)が英米文学作品を扱うようになったのは、米国移住後、晩年の10年間ほどのことで、もとよりそれは彼
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く