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ブックマーク / finalvent.hatenadiary.org (26)

  • まあ、なんというか - finalventの日記

    ⇒404 Blog Not Found:言葉は何を乗せているのか 弾さんらしいというべきか、まためちゃくちゃなことを書いているなぁとも思うが、批判ではないよ。まして、被害妄想にもほどがある、ほどでもないつもりなんだけど。 ま、ちょっとだけ。 この「国」が「日語」に対して来た非道は、書にも詳しく書かれている。この国において、日語を虐げて来たのは他ならぬ国家であり、その走狗たる役人であり、その役人たちに一目おかれていた文学者たちであった。彼らが日語につけてきた傷は未だ痛々しく、いまこうして我々が使っている日語に残っている。中途半端で意味不明な漢字簡素化に新仮名づかい....私が今使っている日語も、「傷ついた日語」である。なぜなら私は「傷つく前」の日語を何とか読めても、書くほどの教養がないからだ。私の名前が「彈」ではなく「弾」なのも、実はその余波である。 これはそうではないんです

    inmymemory
    inmymemory 2009/03/10
    "理不尽さの経験、人生のもつ奇妙な質感のなかで、ああ、漱石先生は面白い、というふうにその面白さが見えてくるもの(抜粋)"←そしてそれこそが、いつだって今が最高と思える理由でもあるな
  • 本好きの人が持っている10の間違った認識と行動 - finalventの日記

    自分はを正しく評価できると思い込んでいて、あれはくだらない、あれはすばらしいとか言う。 自分は正しくを読んでいると思い込んでいる理由が実際は精読によるのではなく、個々のインフォメーションの集積によっている(気が付いていない)。 つまらないを買ってしまった自分に恥じてこっそりブックオフに売り、これはよいと思ったを書架に並べるが、それは単なるコレクションだと言われるとむっとする。 を読んで感動できる自分がとっても好き。その割に他人が感動しているのが大嫌いでいろいろなんくせをつける。 を読むことによって得られるものはといった議論が好きでやたらと難解にする。 $山形浩生のとか訳とか書評は読んでみる……なお、$山形浩生は変数で、小熊英二とか浅田彰とかいろいろ代入可能(自分をそれらと同一視したいファンちうことやね、結局)。 ローマ史とかハプスブルク家とか三国志演義とかディテールを知

    本好きの人が持っている10の間違った認識と行動 - finalventの日記
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    inmymemory 2009/03/10
    "自分は正しく本を読んでいると思い込んでいる理由が実際は精読によるのではなく、個々のインフォメーションの集積によっている(気が付いていない)"←これは多そう
  • こういうのも微妙なんだが - finalventの日記

    風の歌を聴け (講談社文庫): 村上 春樹 多少戦略的な言い方になるけど、「風の歌を聴け」の主人公は、今にして思えば、Jだと思うよ。中国人のJ。 ⇒ジェイズ・バー - Wikipedia 1973年のピンボール (講談社文庫): 村上 春樹 ピンボールのほうだったかもしれないけど、私が、Jの言葉で、正確な言葉ではないけど、忘れられないのは、の手を意味もなく挽きつぶしてママレードみたいにしてしまう悪意というのがこの世には存在するんだ、ということ。 そして、それを、春樹は、中国人に語らせたということ。 その他、っていうか、Jと向き合うことが春樹さんの文学の原点だというのに触れない村上春樹的なるものなんてものは、私はけっこうどうでもいい。

    inmymemory
    inmymemory 2009/02/21
    2冊共読み直してみた→悪意の比喩は「1973年~」のP91(文庫版)にあった。互いをよく知らずとも分かり合える鼠とジェイの関係が羨ましい。ラスト近くの別れのシーンが切なかった。またじっくりと読み返したい
  • 村上春樹がほんとにすごいところは…… - finalventの日記

    ⇒アンチ春樹ストの私が村上春樹の凄さについて羅列してみるよ! - 国語の成績が悪い まあ、そういうのもあるけど。 村上春樹がほんとにすごいところは、韓国中国に多数の読者を得ているとこだよ。 欧米で読まれているというなら、まあ、いわゆる優れた文学なんだけど。 村上春樹は実はアジアを変えてしまったこと。 あとついでにいうと。 いわゆる村上春樹的なイメージというのは初期の作品のテンプレになりがちだけど、春樹文学がずしんとし始めるのは、クロニクルのノモンハン事件を扱うあたりかな。 オウム事件と阪神大震災という歴史の、無意識的な暴力性みたいなのから、日の近代史に潜む暴力性の源みたいのを探ろうとしはじめたところ。 この根はワンダーランドのヤミクロとかにもあるし、ダンスにも見られるのだけど。そういうなんというか、ニューヨーカー的ないわゆるきれいな文学的な技巧をすてて、むしろ第三の新人のような、日

  • 日経春秋 春秋(2/19) 秋 - finalventの日記

    熟慮の末の決断だったに違いない。辞任したどこかの大臣ではなく、世界中にファンを持つ作家、村上春樹さんの話である。イスラエルのエルサレムで文学賞の授賞式に臨んだ彼はガザ地区への攻撃を周到に、そして手厳しく批判した。 ▼その講演は体制を高く固い壁に、それにぶつかって壊れる個人の精神を卵にたとえている。「私たちを守るはずの体制が私たちを殺したり、私たちに他人を冷酷に効果的に組織的に殺させたりする」。少しばかり難しい言い回しだが趣旨は明快だ。「壁と卵の間で、私はいつも卵の側に立つ」とも作家は宣言した。 悪いコラムではないし、まあ、ちょっとこういうのもなんだけど、その程度に読まれるのはしかたないなと思うけれど、春樹さんがあのスピーチで言いたかったことは、イスラエル対ハマスではないのですよ。もちろん、今回のイスラエルの対応は非難されるべきであることは普通に国連の動向からしても明白。そしてその明白な批判

    日経春秋 春秋(2/19) 秋 - finalventの日記
  • 今日の一冊 「おくのほそ道」松尾芭蕉 - finalventの日記

    ⇒森村誠一さんの私の1冊「おくのほそ道」松尾芭蕉 | NHK 私の1冊 日の100冊 おくのほそ道―現代語訳/曽良随行日記付き (角川ソフィア文庫): 潁原 退蔵, 尾形 仂 現代人としてはいちおう曽良随行日記と併せて読んだほうがいいかもしれない。 あるいはこっちが読みやすいか。 おくのほそ道(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス): 角川書店 おくのほそ道は、普通に読んで、普通に感動できる古典だと思う。実際に芭蕉の旅を追うとさらに深まるものがある。李登輝がその旅を願っていたのもよくわかる。 番組は森村誠一にも随分焦点を当てていた。知らなかったが、こういうことらしい。 写真俳句のすすめ (朝日文庫): 森村 誠一 森村誠一というと、私の世代では、「悪魔の飽」で共産党かとつい思う。 ⇒「 悪魔の飽 新版―日細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫 も 3-11): 森村 誠

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    inmymemory 2008/12/20
    旅に病んで夢は枯れ野をかけめぐる。大阪の地で彼の無念に思いを馳せたひととき
  • まちょっと、本のこととか - finalventの日記

    ネタ元⇒ネットに時間を使いすぎると人生が破壊される。人生を根底から豊かで納得のいくものにしてくれる良書25冊を紹介 - 分裂勘違い君劇場 儀礼上ネタのほうはアフィらないことにしときます。 1 人間性の心理学―モチベーションとパーソナリティ 分裂君がA.H.マズロー好きなのはわかるので、まあ、かな。たしか、松永さんも好きだったかな。私は、正直に言うと、マズローは偽科学だと思っているのでなんとも。ただ、それをいうならユングやフロイトもそうだけど。じゃ、どっちもどっちかというと、以下略な感じ。 2 道徳の系譜 (岩波文庫) これは普通に読まなくていいんじゃないかな。日の伝統とは違うし。 3 ツァラトゥストラ (中公文庫) 私もこのヴァージョン持ってます。が、あまりお勧めしない。西尾幹二もそうだけど、みなさん、ツァラトゥストラを警句的に読み過ぎ。物語の構造がわからないと全体で何を言っているのか

    まちょっと、本のこととか - finalventの日記
    inmymemory
    inmymemory 2008/12/17
    ほぼ同意見。読むには読んだけど、読まなくてよかったものがほとんど。
  • もう古い本だけどこれはお勧めですよ、この手の話に関心があれば - finalventの日記

    ポパーの科学論と社会論: 関 雅美 ついでにこれもね。 言語はなぜ哲学の問題になるのか: イアン・ハッキング, 伊藤 邦武 これはざっと読んだだけ。 ダメットにたどりつくまで (双書エニグマ): 金子 洋之 これもざっとだけ。 デイヴィドソン―行為と言語の哲学: サイモン エヴニン, Simon Evnine, 宮島 昭二 まあ、なんというか、私なんか哲学をプロパーにやる気はないので(他の分野もそう)、というのと、自分が積み上げた奇妙な独自の方法論の決着に、あと死ぬまで考え続けるかなという感じですかね。

  • ある種の、たとえば恋愛関係の質みたいなものが - finalventの日記

    語や、近代という背景に結びついているのかどうかは、わかりそうでわかりづらい問題で、いや、よくわからない。 漱石のこころや明暗など、百年以上も経つのに、かなりの日人の人生の経験の質に呼応してくる。 たぶん、あの小説を、かなり上手に翻訳しても、欧米人には理解不能なのではないか。 あるいは、現代日の萌え文化みたいのを経由すると可能なのか。とか思うのは、めぞん一刻の情感とはが現代の欧米人でもわかる人にはわかるだろうし、あそこから漱石の情感に繋がるのはもう一歩のようにも思う。 私は小林秀雄が好きでよく読んだが、彼は彼で女とか友情とか家とかいろいろ悪戦苦闘はしたが、漱石文学の質感とはうまくあっていないように思えた。小林という人は漱石がなぜこんな小説を書いたのかまるで理解できてなかったのではないか。 それはそれとして。 村上春樹やよしものばななの文学は、そのまま欧米にも通じている。よい翻訳者を得

  • 今日の一冊 「夜長姫と耳男」坂口安吾 - finalventの日記

    ⇒柿沼康二さんの私の1冊「夜長姫と耳男」坂口安吾 | NHK 私の1冊 日の100冊 坂口安吾全集〈8〉 (ちくま文庫): 坂口 安吾 柿沼康二はよくでもないけど知っているので、言いたいこともよくわかった。そして安吾の「夜長姫と耳男」もよく読めていると思った。このは、どうしてもはらわたを引きちぎるようなある感覚のない人には読みづらいし、ウソで読んでしまう。柿沼はわからないところはわからないとしていた。 「夜長姫と耳男」は青空文庫のがある。 ⇒図書カード:夜長姫と耳男 言うまでもなく、「夜長姫と耳男」は傑作。 ただ、読むとわかるけど、安吾自身の死の臭いがきつくてそして文章もその死に浸蝕されているので、完璧性というか完全性はない。なんというのか、この世に出現してはいけない文学をメモ書きしてしまったような。カラマゾフの兄弟の続編じゃないけど、この世には存在してはいけない文学というのがありそう

    今日の一冊 「夜長姫と耳男」坂口安吾 - finalventの日記
    inmymemory
    inmymemory 2008/12/13
    夢の遊眠社は観たがちょっとあれだった。「半神」も然り。当時野田は自分を安吾の生まれ変わりと豪語してた。柿沼さんの言葉には説得力あったけどな。安吾といえば「私は海を抱きしめていたい」が秀逸
  • 今日の1冊 「金閣寺」三島由紀夫 - finalventの日記

    木村政雄さんの私の1冊「金閣寺」三島由紀夫 | NHK 私の1冊 日の100冊 木村政雄については名前くらいしかしらない。 ⇒木村政雄 - Wikipedia 今回は、ようするに、100冊のうち1冊は三島を出さなくてならないだろうということで、どう直球的にクセ弾を出すかという揚げ句の出来だったのでないだろうか。辛うじて合格ラインというか、三島の問題を際どく逃げたという印象だった。 木村政雄が三島を読めているかについては言うに野暮に思えるし、実際語るところを聞けば、あの時代の、つまり団塊世代の述懐という以上はない。 三島由紀夫については、私はまだ大きな課題を果たしていない部分があるが、ざっくりいうと、昭和という時代の特殊な心の傷ではあってもそれほどたいした文学者ではないなと思うようになった。こういうと、変な弾が飛んでくるかもしれないが、文章がうまくない。一種の美文というか、表面的にはきれい

  • ま、ちょっこと - finalventの日記

    ドナルド・キーンはすごい文学者ですよ。 ⇒極東ブログ: [書評]ドナルド・キーン著『足利義政』 これが労作というわけではないが、こういうのを書いてくれるのは結局キーンしかいない。 いちおうお国への功績は明治天皇関連でしょう、米人が書いてくれたというか。 ラフカディオ・ハーンもすごい文学者ですよ。全貌が日人にはよくわかっていない。 ⇒極東ブログ: [書評]さまよう魂(ジョナサン・コット) パンクと言ってもいいかも。

    ま、ちょっこと - finalventの日記
  • 人の話を聞くというか - finalventの日記

    を読まない人間 私はを何冊読むかというのはどうでもいいことじゃないか以下略なんだけど。 繰り返し読むは、その著者の内的な感覚に耳を澄ましているという感覚がある。 というか、人の話を聞いているというか。 私は若い頃、今でもそうかな、人の話を聞かないとよく叱責された。この話は書いたけど、それは大半は私がさっさと話をマクロ処理してその権力性を脱色してしまうからのようだ。人の話を聞けというのは、ようするに命令なのだから。 それはそれとして。 私は、人の話を、自分としてはよく聞いている。声とか論理とか、特に、言葉と言葉使いの感性を。 特に、言葉のなかのある内的な感性の揺らぎみたいのを聞き分けようといつも無意識の努力をしている。 文章のうまい人や頭のよい人というのはいて、そういう人は、ある程度文章をそのままマシン的にかける。わかりやすく明解というか。でも、そこの内的な感覚はおもむろに欠落してい

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  • 自殺する前に読みたい本10冊 - finalventの日記

    inspired by ⇒たけくまメモ : そろそろここもリニューアルを 「自殺する前に読みたい10冊」とか、そんな感じで紹介していきたいなーと思ってます。 思いつくまま。 「 飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ―若き医師が死の直前まで綴った愛の手記: 井村 和清」 「 なぜ私だけが苦しむのか―現代のヨブ記: H.S.クシュナー,斎藤 武」 「 失敗の中にノウハウあり―金儲けの神様が儲けそこなった話: 邱 永漢」 「 芸者―苦闘の半生涯: 増田 小夜」 「 がんから始まる: 岸 葉子」 「 人生を“半分”降りる―哲学的生き方のすすめ: 中島 義道」 「 尻啖え孫市: 司馬 遼太郎」 「 死ぬことと見つけたり〈上〉: 隆 慶一郎」 と 「 死ぬことと見つけたり〈下〉: 隆 慶一郎」 「 孫子: 海音寺 潮五郎」 「 虚空遍歴 (上巻): 山 周五郎」と「 虚空遍歴 (下巻): 山 周五郎」

    自殺する前に読みたい本10冊 - finalventの日記
  • 釣りかな微妙な増田 - finalventの日記

    浮気してみてわかったこと ある暢気さがにじんでいて釣り感は少ないのだけど。 ぶくま⇒はてなブックマーク - 浮気してみてわかったこと ぶくま側から見ると、過去の釣りエントリと同じ兆候。 このあたり、意味論的な処理をして、釣り度が算出可能な気がする。 で、当のエントリの内容だけど。なんつうか、微妙に関心がわかない。 2008年04月19日 kokorosha 他の男を知らないまま5年経過した状態で、上手い男と出会ってセックスして「え…セックスって…こんなに気持ちいいものなの?」的なシチュエーションはすごく萌える 真偽は別としてシチュエーションとして萌えるかというと、私はけこうないかな。 世の中をまたーりとみると、二股かける女は五万といるし、打算と恋愛の差がわかんない女も五万といるし、結婚してから好きじゃなかったこの男と思う女も五万といるわけで、そういう五万の総和の世界からみると、よくある凡

    釣りかな微妙な増田 - finalventの日記
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    inmymemory 2008/05/11
    二股かける女は五万といるし、打算と恋愛の差がわかんない女も五万といるし、結婚してから好きじゃなかったこの男と思う女も五万といるわけで←まったく。鬱にもなるっつーのw cf. http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20080408/1207615176
  • 日経春秋 春秋(4/27) - finalventの日記

    確かに、例えば古代日の文学作品である「万葉集」はみんなで楽しむために編まれた。▼万葉の歌は民謡でもあった。「多摩川にさらす手作りさらさらに何そこの児のここだ愛(かな)しき」は「多摩川にさらす手作りさらさらに」「さらさらに何そこの児のここだ愛しき」と「さらさらに」を繰り返す労働歌だった(佐佐木幸綱「男うた女うた」)。琵琶法師が語る「平家物語」も耳から入る娯楽作品だった。 平家物語は案外難しい。万葉集については、これはまあ違うと言ってもいいかな。最近の学説はどうか。万葉集というまとめにも問題がある。基的に現存するのは奇跡に近く、仙覚は偉かった。 ⇒仙覚 - Wikipedia で、万葉集なのだが、巻1、2あたりは国選というか国家との関わりが強い。天智系と天武系の微妙な軋轢を残している(額田王の伝説あたりはけっこうどうでもよいが)。 春秋子が引かれている民謡だが、これが微妙で、ざっくばらんに

  • 本を読む数が減るのは痛い - finalventの日記

    っていうのは30代後半からはあるかな。 ⇒切込隊長BLOG(ブログ): プライベート玉突き問題 若干文脈は違うけど。 私は30歳まではなんとかアカデミズムにしがみつけないかなと悪戦苦闘していたので20代後半はまだ専門分野とか論文とか取り寄せて読んでいた。あのころの取り寄せの苦労を思うと今のネットの世界は天国ともいえるかもしれないけど、その分、みんながブーストして底上げになっているから、その程度の知的努力ではアカデミズムの差異が出ない時代でもあるんだろうけど。 20代なかでいったん学問に小休止を打たざるを得なくなって、あれ、もしかして俺って自由に読んでいいのかとびっくらこいたことがある。そのころ、吉隆明とか読み始めた。考えてみると、学生時代は文庫・新書か図書館くらいで単行は買わなかったかな(あるいは大衆)。吉隆明とか文庫にほぼなかったし。反面、小林秀雄は十分あったし、世界文学なんかも

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  • 人気な増田談義 - finalventの日記

    ⇒新卒で入社して一年 大手電機メーカーのSEとして就職して一年。 うちの職場は、なんというか、生ぬるい。 ⇒はてなブックマーク - 新卒で入社して一年 私もぶくま程度に簡単にコメントしとこうかな。 生活待遇で恵まれた環境だったら5年くらいやってみるといいと思う。社会を学ぶ期間として。 その終わりのころ、当にきっついことが起きることが多い。恋愛結婚・出産・親の面倒など。 あと、増田社会人一年生が懸念しているスキル向上はないかもしれないは、案外徐々に精神をむしばんでいく。これは人間の個性化なんで、そうならない人もいる。なるときはものすごい不幸や不運の形をとって、いったん死ぬしかないかというふうに、個性化が死の相貌して立ちふさがるよ。でも、振り返るとそこから自分の人生が始まる。 もう一つ、5年すると、それ以前かもしれないけど、人の上に立つようになる。人の上に立つとき、これは個性にもよるかもし

    人気な増田談義 - finalventの日記
    inmymemory
    inmymemory 2008/03/29
    ここに書かれていることがどういうことかをすっかり理解できた自分を悲しく思う。いつかこのテーマで小説書くと思う
  • それはニーチェの逆では - finalventの日記

    元⇒世界よ、もっとウインプ達の憎しみで満たされろ - NWatch ver.X ぶくま⇒はてなブックマーク - 世界よ、もっとウインプ達の憎しみで満たされろ - NWatch ver.X 2008年03月18日 fromdusktildawn この話題関連で、もっともすばらしい記事の一つ。/ニーチェじゃのー。 それはニーチェの逆では。 と少し釣られる。 ニーチェ入門 (ちくま新書): 竹田 青嗣 たいていの若者は、時代の中で多くのことに違和感を抱き、異議を申し立て、反感をもち、不平を鳴らし、批判する。そういう場所からやがて思想を扱うようになった人間は、ますます多くのことに異議を申し立て、悲憤慷慨し、批判することになる。世の中はそれほど調和的には出来ていないからだ。しかし、ほとんどの思想家はこの異議や不満を才気に満ちた言葉のうちに遊ばせて(戯れさせて)おく。というのも、もしそれをほんとうに真

  • 読むこと自体はそれほどのことはないけど増田 - finalventの日記

    ⇒10代で読んでいないと恥ずかしい必読書 最近はどうかわからないけど、この手のいわゆる古典の部分は昔は中公で全書があったので、の虫がページうみたいに読めたし、翻訳が変でもそれなりに読める。 で、理解できるかというと、理解もできる。ちょっと僭越な言い方だけど、解説ページにスキームが載っているのでそれで整理すればいい。 で、その上でどうかなのだけど。 この手の古典は、当にタフなのだ、というのは、40歳くらいまで格闘してみて、愕然とする感じかな。まあ、少なくとも私の場合は。 ⇒極東ブログ: [書評]反哲学入門 (木田元) 追記 ⇒http://anond.hatelabo.jp/20080313030006 こちらもけっこう読んでいるなとか思うが。 『聖書 新共同訳』はちょっと微笑ましい。新約聖書と旧約聖書を含めているのだろうと思うけど、これは普通はそのままでは読めない。ユダヤ教の歴史とか

    読むこと自体はそれほどのことはないけど増田 - finalventの日記