約10万人分もの個人情報がWebサイトから流出してしまった楽器・オーディオ機器販売のサウンドハウスが、事件の報告書を公表しました(報告書=サウンドハウスのWebサイト)。 中島尚彦社長名で出されたこの文書は、全部で22ページにも渡っています。特に、3月21日にカード会社から第一報を受けてから、4月16日に経産省へ報告書を送付するまでの一連の経過については、時系列に沿って記述。情報流出事件・事故の当事者企業が公表した文書としては、極めて異例と言える詳細なものとなっています。 その内容ですが、かいつまんで紹介すると、 お詫びとして、対象の約10万人に1000円分のポイントを付与。さらに、4月末までに同社サイトで新たに商品を購入した顧客には、購入金額の3%をポイントで返金する。 2006年6月の時点で何者かがSQLインジェクションを使用してバックドアを作った可能性が高く、その後、中国のブログで同
「Amazon.co.jp」でユーザーが欲しい商品を登録しておける機能「ほしい物リスト」(「ウィッシュリスト」から3月8日に名称変更)を通じて、ユーザーが公開を意図していない個人情報がもれている――と、3月11日ごろからネットで騒動になっている。 ほしい物リストは、自分にプレゼントしてほしい商品を登録・公開できる機能。リストは非公開設定も可能だが、デフォルトでネット全体に公開され、従来から名前やメールアドレスで検索可能だった。メールアドレスで検索した場合、本名が登録されていれば、本名も表示する。 「あの人にプレゼントしたい」と思い立った際、名前やメールアドレスで検索すれば、相手の欲しい物リストを見つけられる――という訳だ。 だが今回、このリストを通じて、ユーザーが意図しない個人情報がもれていると騒動になった。リストや本名がデフォルトで公開されていると知らず、非公開のつもりでお気に入り商品メ
NHK高知放送局は27日、受信料の契約や集金を委託した高知市の地域スタッフの男性(49)が、高知市と四万十市の個人や事業者ら約7418件分の住所や電話番号、氏名が入った携帯端末を紛失したと発表した。 同局によると、端末の操作にはパスワードの入力が必要で、情報流出の恐れはないという。男性は25日午後5時ごろ、高知市内のマンションで契約を終えて車で移動中、紛失に気付いたという。 高知放送局は、関係者におわびの文書を送付する。福長秀彦局長は「心配をかけて申し訳ない。厳重に指導したい」としている。
米調査会社のJavelin Strategy&Researchは米国時間2008年2月11日,米国の個人情報不正使用に関する調査結果を発表した。07年に米国内で発生した個人情報の不正使用による詐欺の被害総額は450億ドルで,前年の510億ドルから12%減少した。 ただし,被害件数は3年連続で減少しているものの,2006年に554ドルだった1件あたりの平均被害額は2007年に25%増加し691ドルとなった。 被害のうち,クレジットカード番号などの個人情報が電話や郵便によって流出するケースが全体の40%に達しており,前年の3%から急増した。特に,vishing(ビッシング)と呼ばれる,インターネット電話などを使った新たなフィッシング手口が増加した。 被害にあった場合の対応は年齢層によって異なり,18~24歳の若年層では67%がクレジットカード会社への通報を最初に行い,他の年齢層の3倍に当たる4
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く