もうご存じの方も多いと思いますが、季刊R・P・G が死亡しました。 しかも最悪の裏切りを以って。なんだ「当誌の方向性は今のところは多くにとって必要のないことと感じるのです」って。今まで買ってた読者をなんだと思ってるんだ? テーマがうんぬんより、編集があまりにひどかった、というのがあると思うのですが如何。地図特集で誌面に地図が載ってない雑誌ってどうなの。 ……とちょっとプリプリしていますが、記事は面白いのが多かったんだよなあ。今回もいろいろと面白かったです。で、TRPGと地図について。 ファンタジーと地図 地図といえば思い出すのはやはり「指輪物語」でしょう。あの美麗な地図を物語の展開と一緒にひきひき、巻を追うごとに世界が広がっていくあの感覚は、あの地図があってのものでした。 地図をうまく使っている小説としては、エディングスの「ベルガリアード物語」「マロリオン物語」(これは章の冒頭に舞台となる