諸説あるようですが、日本の外食産業のルーツは江戸時代と言われています。 ちなみに「外食産業」という言葉は日本初のファミリーレストランが開業され、 ここから本格的な飲食店の展開が始まった1 9 7 0 年から使われるようになったようです。 しかし、今のような飲食店がいきなり登場したわけではなく、 生の食材や調味料、調理済み食品を売り歩く商品を天秤棒にぶら下げて売り歩く振売りというものから、 加熱調理をした料理を提供する焼売(やきうり)・煮売(にうり)屋が始まりとされています。 そして、外食の文化が発展していく始まりとして、 江戸時代前期に浅草の茶屋(今でいうカフェにあたるもの)で、 茶飯や汁物、煮豆、お煮しめなど等をセットにした、定食のようなものを 「奈良茶飯」として売り始めたのが、飲食店という形態のきっかけとされています。 昔の日本人は何を食べていたの? どんなお店があったの? 高級料亭も