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ブックマーク / note.com/kyoukn (509)

  • リュック1つで20日間旅してみてわかったこと|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    今回の旅で最も良かったこと、それは小さめのリュック1つで旅行にでたことです。 欧州はパンデミック明けの旅行シーズンで、空港スタッフが足りずに大混乱です。ロストバゲージが頻発していて大変だと聞いていました。 リュック1つにしてみたら、いいことづくめでした。 リュックで旅行してみてわかったことまず、稼働性が上がり、時間の無駄が減りました。 飛行機のチェックインはあまり手間が変わりませんが、降りるときに荷物を待たなくていいので、時間が大幅に短縮できます。ロストバゲージの心配もないです。 ヨーロッパの旧市街は、石畳のところが多く、トランクだと動きにくいです。また、B&Bだと、ホテルにエレベータがなく、階段だけのところが主流です。英国など、エレベータが壊れている宿がいくつかありました。 電車やフェリーでも階段が多く(エスカレーターが時々壊れてる)スーツケースがないのは当に楽でした。混んでいる電車に

    リュック1つで20日間旅してみてわかったこと|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/08/06
    かつては、地図やガイドブック、辞書、語学の本、カメラやレンズ、時刻表などを全部持って行ったのですが、今は全てスマホ1台で完結です。ユーレイルパスも英国で有効なブリットレイルパスもスマホでのQRコードのみ
  • 子どもに「空白の時間」がなぜ必要なのか|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    世界の教育にはいくつか潮流がありますが、大きく「4つのC」に向かっていて、そのアプローチには色々あること。書籍含め、あちこちに書いてきました。 4Cへのアプローチには、一部の英国式や国際バカロレアみたいに詰め込む方式と、米国(多分)やニュージーランドのように「空白を作ること」を大事にしている方式があるようです。 マレーシアでも、欧米系のインターのいくつかの学校は「子どもの空白を埋めないでください」と言います。 今日はこちら側について考えてみます。 時間の「空白」が生み出すもの時間に空白を作ることがなぜ重要なのか。 またまたジェームズ・フィッツロイさんが面白いことを書いていました。

    子どもに「空白の時間」がなぜ必要なのか|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/07/31
    「無益な理屈合戦」に陥る原因は、「空白のなさ」/人間にはぼーっとする時間が必要なのだと思います。YouTubeを見ているようで、ゲームをやっているようで、実はぼーっとしている、ということもあると思うんですね。
  • 「安い日本」での生存戦略を考えてみる|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    不動産や安い人件費を目指して、日中国や東南アジアから資が入ってきているというレポートです。 比較的安価な日不動産外国人による日不動産開発は、かなり前から始まっています。 2017年に京都にフォーシーズンズホテル京都を建てたのは、マレーシアの有名な財閥ベルジャヤグループでした。 一泊120万円と破格のホテルですが、こうした富裕層向けの旅行は日にはまだ根付いていません。ですから、外資が主導するのはある意味必然なところもあるかもです。

    「安い日本」での生存戦略を考えてみる|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/07/31
    気になるのが日本人が最近、「安くて質の良い労働力」とみられていること。日本で圧倒的に足りてないのが、多国籍のチームをまとめるための、リーダーシップ教育です。マネジャークラスで海外で働ける人も少ない
  • 自分の人生を取り戻した話|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    「会社を辞めたいのに辞められない」ーー先日書いた「辞める練習が足りない」にはたくさんの反響があった。そして世の中には、仕事が辛くて、こんなに苦しんでいる人が大勢いるのかと驚いた。私もかつて同じ罠に落ちた一人。お金や勤務条件だけで就職してしまった挙句、合わない仕事に苦しんた。5年かけて大企業を辞めたが、やり直しにも苦労した。そんな記憶を振り返ってみる。 ・たくさん読んでいただきありがとうございます! 6月10日、少し追記と訂正しました。 ・7月7日、有料化しました。 ーー 就職した当時は、毎日が後悔の連続だった。 私の就職先は名前を聞けば誰もが知っている、損害保険会社だった。 法学部だった私。いつかは司法試験を受けようと、法律の知識を活かして働ける保険会社を選んだ。 この会社は、女性の勤続年数が長く給与が高く、福利厚生が充実していた。就職情報誌の情報は良いことばかりで、いわゆる「評判の良い」

    自分の人生を取り戻した話|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
  • クリエイティブ世界がいつの間にか地獄になっている件について|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    先日、cakes終了について書いたら、岩佐ルカさんからこんなコメントをもらいました。 ケークスよかったのに残念です。値段も手頃だったし、しかし結局このノートにしても、使える時間が限られているので、よほど面白そうな記事しか読まないようになってきてます。 ほんとそうなのです。 クリエイターへの参入障壁が限界まで下がった結果、クリエイティブ世界はえらいことになってます。私のnoteも「面白そうなタイトルのものだけ拾って読む」方がけっこういるはず。 私も読書と並行し、noteもいくつか定期購読し、Voicyを聴いて、英語Podcastを聴き、さらにNetflix映画やドラマをみてーーとコンテンツには事欠きません。 時代のフェーズがまさに時間の奪い合いなのです。 質の高いものが見向きもされないから地獄最近ではなかなか良い書き手でも、読者がつきにくいです。 noteは1日3万件以上の投稿があるそう

    クリエイティブ世界がいつの間にか地獄になっている件について|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/07/13
    「質の高いものを作ったら見られる」と想定しているとキツい。結局「運」が左右するのでどうしようもないのです。その運の確率が、少し前は1万分の1だったのが、3万分の1になっている
  • 偏差値教育などの「エクスクルーシブ教育」は、なぜ人の心を蝕むのか|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    先日、ダウン症のお子さんが国際バカロレアの小学校で表彰された動画を紹介しました。では、なぜこんなことが可能なのか。ヒントは学校の先生の話にありました。 同じ動画。校長先生のDr Vincent Chianさんによる「エクスクルーシブ教育はなぜ問題なのか」が衝撃的でした。 偏差値で人を分けるような教育は、人の心を病気にする、というのです。 日で行われている「エクスクルーシブ教育」インクルーシブ教育とは、能力に関係なく皆が一緒に学ぶ仕組みです。 マレーシアには偏差値がありません。 また、多くのインターナショナル・スクールでは入学のためのテストも小学校ではそんなに難しくありません。インターでダウン症や発達障害の人も一緒に学びます。これは「インクルーシブ教育」と言われます。 一方で、マレーシアの公立学校や日教育は「エクスクルーシブ」。「特別支援を必要とする子は別のクラスにいて、ときどきみんな

    偏差値教育などの「エクスクルーシブ教育」は、なぜ人の心を蝕むのか|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/07/09
    「みんなユニーク」と 「あなたは優秀でないといけない」 は両立しない
  • 日本はやっぱり変わった国だと思う(2回目)|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    これは海外にいると実感としてよーくわかるのです。 確かパンデミック直前の2019年、マレーシアの旅行博で、ナンバーワンの人気国が日でした。インバウンドに携わり、日ブースにいた私たちはその人気を直に感じていました。 理由をいろんな人に聞くと、「圧倒的なエキゾチックさ、謎さ」。 パンデミック2年の「鎖国」でそれは多分加速したと思う。 40代になって初めて日を出てみて、 「日ってもしかしたら、ちょっと変わった国なのかな?」 となって、10年経った今はそれがほとんど確信になりつつあります。 「これが普通の社会だろう」と信じて疑ってこなかったのに。 先日、ローカル友人たちのパーティーで、日のことが話題になりました。私が日韓国は似ている、と言ったところ、

    日本はやっぱり変わった国だと思う(2回目)|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/07/07
    華人ジャーナリストの友達が「日本に行ったけど、いい意味でも悪い意味でも、相当に変わっていると思った。その後、韓国に行ったけれど、そんなに違和感がなかった。その差は顕著だと思う」 というのです。
  • 底辺の職業ランキング炎上で考えた、「恵まれた環境で育つことで失うもの」|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    大学生向けの就職活動情報サイト「就活の教科書」が5月に掲載した「【底辺職とは?】底辺の仕事ランキング一覧|特徴,デメリット,回避方法も」が6月になってネット上で拡散され、この数日間はネット上で批判にさらされています。 日はこの話をライター・制作者サイドから考えてみます。 粗雑な論考なので読者限定で。

    底辺の職業ランキング炎上で考えた、「恵まれた環境で育つことで失うもの」|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/07/04
    誰かを見下すことが当たり前になっている人が「不特定多数に向けて表現する仕事をする」のは危険です。普段取り繕っていてもどこかで出てしまいます。グローバルな仕事や、不特定多数を相手にする仕事では危険です。
  • 現在と1920年台がなかなか酷似している件|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    世界がパンデミックから抜けつつありますが、一方で、今や世界経済が大変なことになっています。 中国では失業率が悪化しています。 米国では株価が暴落しています。戦争でインフレと物資不足が起きています。日ではさらに加えて通貨安です。 今日はこの不安な情勢をどう切り抜けるかの私なりのヒントです。 スペインかぜ後におきた世界経済の大混乱2年ほど前、スペインかぜの符合について書いたのですが、1918年のスペインかぜの10年後にも、世界経済の混乱が起きています。

    現在と1920年台がなかなか酷似している件|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/07/02
    マレーシアの友人にはパンデミック期間から、勉強を始めた人が多いです。 同時に先のマレーシア人は私に「マーケットを変えること・ずらすこと」を提案しました。 1つのマーケットに依存していては危ないよ、と。
  • 「死ぬ気でなんとかします」と「ごめん、パスで」の間にある溝|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    営業店から、A社の新規設備導入に関する支援を依頼されました。私はコンサルテーション部門でその分野の担当なので受けないわけにはいきません。 主なミッションは「融資が出るようになんとかする」です。アホみたいにシンプルな話ですが、金融機関などそんなものです。金融機関にいた私はこの「無理目のお願い」がなんとなく(かなりレベルは違うでしょうが)わかります。 当時の男性社員(=総合職)には、同じ地域で車の需要が変わらんのに、毎月自動車保険のノルマを少しずつ増やすとか、謎のノルマ増がありました。ちなみに、私のような一般職女性はハナっから戦力外でお茶汲み要員です。 この例で、「あ、ここが日(とか多分先進国?)と東南アジアの異なる点だ」と思ったのがこれ。 ・支店長からA社へは「うちで出す!」と高らかに宣言済み(〇ね)。 ごめん、パスで。 と言えればどれだけよかったか。逆に、この「ごめん、パスで」を言えるの

    「死ぬ気でなんとかします」と「ごめん、パスで」の間にある溝|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/06/30
    「ごめん、パスで」を言えるのがマレーシアの(多くの)企業/しがらみで無理目案件を受けざるを得なかった日本の社員の人たちは本当に本当に大変そう。 「会社を辞める」選択肢がないことが大きく影響してると思う
  • 「戦いごっこをしない子育て」に驚いた話|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    最近読んだデンマークにお住まいの方が書かれたに、「デンマークの子どもたちは戦いごっこをしない」というのがありました。これ、私もオランダに移住して公共施設を訪れたり、生活をしている中で感じてきたことです。 子どもたちを学校やそれ以外の場所で見ていると、「相手の身体に(攻撃性を持って)触れること、相手を傷けるような行為をすること」はタブーとして理解されていることが見えてきます。多くの場合、子どもたちはその(ふざけた)攻撃性をエスカレートさせてしまい、喧嘩に発展させたりする訳ですが、その火種を"小さいままに消す"ということに対して、保護者や教育者がとても敏感だと感じます(もちろん家庭に差はありますが)。「戦いごっこ」が当たり前な日で子育てをして、「男の子は戦いが好きなんだなぁ……」と呑気に考えてた私はかなり驚きました。 まだまだ世界には知らないことがたくさんある。 今日は思考の途中経過です。

    「戦いごっこをしない子育て」に驚いた話|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/06/27
    言われてみると、日本の子育てにおいて、コンテンツの影響はかなり大きいと感じます。また、コンテンツがマーケティングと結びついていることで、子どもの「欲しい」も強いと感じます。
  • 人間を大事にしない日本というシステム|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    山崎さんは、ドイツとは異なり敗戦処理をしなかったことが、「大日帝国型の精神文化」として現在の日社会に引き継がれている、と指摘しています。 例えば、兵士が乗る飛行機や船に敵の軍艦へと体当たりさせ、敵艦への損害という「成果」と引き換えに死なせる、非人道的な問題解決法であった「特攻」が、なぜ今も「立派な行い」のように称揚されたり、自己犠牲の美しいドラマとして語り継がれているのか。その理由を掘り下げていけば、実は当時の「大日帝国型の精神文化」が戦後も生き延びて、現在の日社会でも生き続けているからだ、という答えにたどり着きます。 山崎雅弘.「未完の敗戦」 もう1冊が、ジェームズ フィッツロイさんの「ガメ・オベールの日語練習帳」(青土社)。彼は、外からの視線で、日は「大日帝国の正当な継承者と振る舞いだしている」と言っています。

    人間を大事にしない日本というシステム|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/06/25
    うまくいってるときの組織はチャレンジャーの集まりというか、言葉は悪いけど、アホっぽい感じなんですよね。「失敗してもいいや」とロボットの犬作ったり、どう考えても役に立たない極小のミニパソコン作ったり。
  • アップルの次世代CarPlayは車業界を変えてしまうのか|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    こんにちは。今日はきちんと取材したわけではない雑な記事なので、話半分に聞いてください。 WWDC(アップル開発者会議)で、アップルが発表した次世代の「CarPlay」が話題です。 CarPlayは今後、接続された車両のシステムとより緊密に連携する。そのため、いま利用されているナビゲーション機能やメディアプレーヤー機能に加え、スピードメーター、タコメーター、温度計、燃料計、電気自動車のバッテリー残量計など、以前からある計器の情報を処理できるようになるという。さらに、CarPlayのインターフェイスから直接、空調を調節したり、シートヒーターのスイッチを入れたり、車内の空気の質をモニターしたりできるようになるほか、Appleのスマートホーム技術にもアクセスできる。アップルが車の「スピードメーター、タコメーター、温度計、燃料計、バッテリー残量計」の情報を処理するようになるというのですから、非常に大

    アップルの次世代CarPlayは車業界を変えてしまうのか|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/06/23
    2000年代のソニーはプレゼンの時間が長いことで有名だった/一日中記者は缶詰になるけど、大して何も書くことがない……みたいな感じ/会議室の後ろにズラーっと人が並んでて、官公庁みたいに話がひたすら続く
  • 日本の技術力は本当に特別だったのか|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    日は短いコラムです。 三田典玄さんが書かれたnoteが面白かった。 ネットでもマスコミでも「日技術はすごい(すごかった)」みたいな話は多いが、実際のところ、その基礎となるものは全てが欧米から来た。アナログ技術、デジタル技術、コンピュータ、インターネット、データベース、etc,etc…ほとんど全てだ。「日がリードしていた」わけではなく、日は欧米の技術を後追いして(良く言っても)優等生になった、というのが正しいだろう。 これ当そう思います。 実は戦前・戦後の日の家電製品は、ほぼ「安かろう・悪かろう」と言われたのです。以下は日新電機の常務取締役の方の文章。 高度成長の始まった1960年代、日製品は「 安かろう悪かろう」と揶揄され、海外での評価は決して高いとは言えない状況でした。https://nissin.jp/technical/technicalreport/pdf/2011

    日本の技術力は本当に特別だったのか|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/06/20
    で、今は中国や韓国が、新しいルールに適合してシェアを増やしています。日本は新しいルールに適合するには、多分、歳を取り過ぎてしまったのだと思います。 自分を特別だ、と考えると慢心します。
  • 英語学習・アウトプット力を伸ばすためにやっていること|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    パンデミック少し前、発音トレーニングから始まった英語トレーニング。「音」からもインプットができるようになり、やっとやっと、ドラマや映画の視聴が習慣化しました。(長らく、これができなかった!) 自分がどこにいて、何が必要かを理解する英語学習の第一段階は、まず自分の現在位置を知るところにあると思う。 2022年5月にDuolingo English Testを受け、久々に自分の現在地を把握できました。

    英語学習・アウトプット力を伸ばすためにやっていること|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/06/19
    ここ1年くらい、日常的にインプットをする傍ら、英語学校Brightureの「Daily Conversation」というクラスを中心に取って、週1ペースでアウトプットの練習をしています。どんなふうに勉強しているか、紹介します。
  • 「子育てが損」はやっぱり変だと思う|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    少子化はもう止まることはないでしょう。 最近もこんな記事がありました。 もともと日の子育て層は、年金・社会保険料の負担が高齢者世代より高いうえ、子どもまで育てて国に貢献しているのに、児童手当や授業料無償などの恩恵を十分に受けることができていません。 子どもを産み育てるほどに生活が苦しくなっていく、子育てをしながら頑張って働いている中高所得層ほど追い詰められる、「子育て罰」の国なのです。 「子育てするとお金がかかるから損」 うーん、ほんとにそうなのかな……。 マレーシアで「児童手当」なんて聞いたことないし、無償なのは公立学校だけで、日の福祉の手当はけっこう厚いと思う。 私は子育てを損得で考える思考が少し変だと思います。 海外と日で多分かなり感覚異なるのでは?もちろん、世界中で少子化が進行してるのはその通りなのですが、やっぱりなんか違和感があります。

    「子育てが損」はやっぱり変だと思う|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/06/18
    「子育てするとお金がかかるから損」 マレーシアで「児童手当」なんて聞いたことないし、無償なのは公立学校だけで、日本の福祉の手当はけっこう厚いと思う。 私は子育てを損得で考える思考が少し変だと思います。
  • マレーシアの「盆踊り」問題について|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    40年も続いた日の盆踊りイベントがマレーシアで岐路に立たされています。イスラム教徒に対し、政府が「盆踊りに参加しないよう」に要請しました。 マレーシアのイドリス首相府相(宗教担当)は6日、日文化の紹介や草の根交流を目的に40年以上現地で開催してきた盆踊り大会について「イスラム教徒が参加しないように忠告する」と報道陣に語った。国営ベルナマ通信などが報じた。なんのことかわからない方もいると思うので、説明します。 クアラルンプールの盆踊りは40年以上の歴史があります。パンデミック前、2019年には3万5000人もの人が参加。参加の主流はローカルの人々で(マレーシア在住日人は全員集めても2〜3万人くらいしかいないそうです)、イスラムの方もたくさん参加していました。 こちらはかつての同僚、マレーシア人りつさんの当時のレポート。

    マレーシアの「盆踊り」問題について|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/06/15
    最近のマレーシア、1990年台から比べても、宗教色が非常に強くなりました。トルコを思い出します。政教分離が特徴の国だったのが、最近になって教育や文化のイスラム化が進み、かなり締め付けが厳しくなったようです
  • 「なにかあったらどうすんだ症候群」の国でイノベーションは可能なのか|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    私たちの国は「なにかあったらどうすんだ症候群」にかかっています。この症候群は社会に安定と秩序をもたらしますが、その副作用として社会の停滞と個人の可能性を抑制します。この症候群には「未来は予測できるものであり、物事はコントロールできるものである」という前提があります。 — Dai Tamesue 爲末大 (@daijapan) June 4, 2022

    「なにかあったらどうすんだ症候群」の国でイノベーションは可能なのか|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/06/09
    治すには「この病気にかかっていない人たちの社会」と交わるしかないと思ってます。海外に出ることです。ところが、この病気のまま海外に来て「治安がむっちゃいい地域で安心安全な日本人だけと交流する」人もいます
  • 東南アジア諸国がG20の中で最も信頼できるのは「中国」だった件|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    外務省が東南アジアの9か国で行った世論調査で、G20=主要20か国の中で最も信頼できる国や機関を尋ねたところ、中国が19%、日が16%と中国が日を上回りました。 (中略) それによりますと、G20の中で最も信頼できる国や機関を尋ねたところ
▽ASEANが20%で最も高く
次いで
▽中国が19%
▽日が16%
▽アメリカが14%などと、中国が日を上回りました。この話は面倒なので以下は読者限定で。 マレーシアにいると、「まあそうだよね」という結果ですこれ、日にいるとピンとこないかもですが、 マレーシアにいると、「そりゃそうかもな」という結果です。ASEANは基全方位外交ですが、意外なことに中国とは友好関係を築いているところが多いのです。

    東南アジア諸国がG20の中で最も信頼できるのは「中国」だった件|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/06/04
    一帯一路参加国は、パンデミックで増えてます。 中国の公式発表によると、2022年の時点で146カ国が参加してます。 当初65カ国でしたが、増え続けています。中国に関しては、日本の報道ばかり見てると、世界を見誤る
  • メディアの終わりについて考える|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

    cakesがサービス終了だそうです。 以前、私も連載していたので、日は雑感です。 すべてのメディアには終わりが来る20数年にわたる雑誌・ウエブなどのメディア生活で悟ったのは、「すべてのメディアにはいつか終わりが来る」ということです。 かつて私のいたメディアは、ほぼすべて、なくなりました。 まだ絶好調だった雑誌にいたときのこと。 「あと5年くらいしたらこの雑誌はなくなる」と上司に言われて、「そんなことあるもんかなー」と思ってたのです。 しかし上司は正しかった。当時は数十万部も売れてたのに、あっという間に部数が下がり、その数年後には休刊でした。

    メディアの終わりについて考える|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
    isrc
    isrc 2022/06/01
    「すべての人が読んで納得するメディア」など成立しない。どのメディアも読者対象を絞るからこそ、言いたいことが書けるのだと思います/Twitter社やメタが尖った視点の独自雑誌やってるようなもんです