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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/mailtotaro (19)

  • 親父の死・抑圧された感情・社会適応 - ビールを飲みながら考えてみた…

    2015年1月12日、親父が死んだ。 StageIVの告知を受けたのが、2013年の8月でその時に言われたのが、余命は6~8ヶ月だろうと。その後、治療方針についての葛藤を経て、抗がん剤治療を拒否し、地方では珍しい献身的な医師の下で緩和ケアという選択をし、17ヶ月間を自分らしく生きて、そして死んでいった。 人も、僕も覚悟はしていた。 親父は Ending Note をつけ、事前に身辺整理を進めていた。不要となるようなものについては可能な限り廃棄をし、日記や写真等は9割以上を捨て、洋服なども普段から使うもの以外はほとんどなくなっていた。自身の葬儀のありかたについても、(無宗教・近親葬という形をとった上で)誰を呼び、誰を呼ばないか、具体的な指示を記載していた。 僕自身も何度となくそうした話を聞かされていたし、また死後、必要な手続きについても事前に確認したりした。 当初言われていた以上に時間があ

    親父の死・抑圧された感情・社会適応 - ビールを飲みながら考えてみた…
    isrc
    isrc 2015/02/08
    感情に左右されることなく状況を分析し、より「適切な判断」を下す/個人を超えた「場」「社会」のために、自らを抑圧しているのではないか/悲しいのに何故、泣けないのか、泣くことを抑えようとするのか
  • NTTとソフトバンクが打ち出した海外戦略の違い - ビールを飲みながら考えてみた…

    3連休で時間ができたので、ソフトバンクの2013年3月期 第2四半期の決算資料を眺めて見る。まぁ、相変わらず、ウソか誠か、実感としてどうなのか、データ引用の仕方が上手いだけなのか、そのあたりの見極めが難しいわけだけど、あまりにもシンプル過ぎるこの回答は凄い。(言い訳ができるように)回りくどい言い方ばかりのNTTと比べると、どうせ張るならこっちだよね、となってしまう。 今日、確認したかったのはそんなプレゼン方法ではなくて、NTTとソフトバンクの次の戦略について。 特にソフトバンクについては、米携帯キャリアであるSprintの買収の話があり、その海外展開についても注目が集まった。「契約者数でDoCoMoを抜いた!」(そりゃそうだ…)と勢いよく語られたりしたものの、業界関係者の間では疑問符がつく意見も多い。と、同時に守勢に立たされているNTTだけれど、同じく2013年3月期 第2四半期決算では「

    NTTとソフトバンクが打ち出した海外戦略の違い - ビールを飲みながら考えてみた…
    isrc
    isrc 2012/11/26
    ソフトバンクは同じ事業の「横展開」を目指し、NTTが「縦」に事業領域を拡大することで世界展開を目指そうとする
  • OpenFlowブームから見るB向ネットワークの次のトレンド - ビールを飲みながら考えてみた…

    何らかのトレンドを作り出すような大きな変化というのは、技術的なイノベーションかビジネスモデルの変化によってもたらされる。例えば日がブロードバンド大国となったのは、その前段としてはLAN機器のコストダウンのようなものもあったにしろ、技術的なイノベーションというよりは、NTT側の価格設定(投資に対する考え方の変更とそれを容認した総務省側の意図)によるものが大きい。 ただこれが企業側のネットワークのここ10年のトレンドというと技術的な変化があったといえる。B向けのネットワークのトレンドというのは、「IP-VPN」や「広域イーサ」といったデータ通信に特化したネットワークのことだ。 それ以前のデータ系ネットワークというと、ハイスペックな品質をもった高品質型の専用線(HSDなど)やエントリー型の専用線(DA128、DA1500など)、あるいはデータ量が少なければバケット通信といったラインナップ。基幹

    OpenFlowブームから見るB向ネットワークの次のトレンド - ビールを飲みながら考えてみた…
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    isrc 2012/03/28
  • 坂の上のクラウド:何故、中堅・中小企業への営業体制が必要なのか - ビールを飲みながら考えてみた…

    2年近く前にクラウド時代の営業に求められる思考や営業戦略について、「顧社別の対応というよりもセグメント化された「層」をどのように取り込むかという観点で考える必要がある。この切り替えが実は営業部門にとっての難題かもしれない」と書いたことがある。当時はまだ漠然と「クラウド」が叫ばれていた頃だったかもしれないが、この2年でかなり企業システムのクラウド化はかなり具体的な形で進展してきたといえる。 この流れを無視することはできない。実際に営業体制も変更させたSIerなどもあるだろう。 SaaS、クラウド時代に必要なSIerの営業思考 - ビールを飲みながら考えてみた… 今日は、改めて、この問題について考えてみたい。 前回、このことについて書いたときは、「オンプレミス型」のシステム構築と「SaaS型」のサービス提供とのビジネスモデルの違いから営業戦略の変化の必要性について書いた。今回は、市場環境の側面

    坂の上のクラウド:何故、中堅・中小企業への営業体制が必要なのか - ビールを飲みながら考えてみた…
    isrc
    isrc 2011/06/28
    ミドルゾーンというのは、1案件1案件の規模は必ずしも大きくないかもしれないが、同じような要件のシステムが多数存在するゾーン
  • OCN vs NGN:IPv6マルチプレフィックス問題のたどり着いた先 - ビールを飲みながら考えてみた…

    NGNがゆれている。いや、NTTが混迷していると言ったほうがいいのか。IPv4アドレスの枯渇とNGNとのIPv6マルチプレファックス問題を解決するために、NTT東西では、IPv6アドレスをネイティブ事業者(代表ISP)が払い出す「ネイティブ方式」と、既存のフレッツ網と同様にNGNとISPそれぞれからユーザーにIPアドレスを払いだす「トンネル方式」を用意した。 来であれば、ユーザーに払いだされるIPアドレスは一意であることの方が望ましい。それがISPからの反対があって先の2方式が並存することとなったわけだけれど、この根にあるのはISP自身の生き残りのため。当初ネイティブ案(NTTIPアドレスを払い出す)ではISP自体の存在意義が失われるからだ。結局、妥協の産物として今回のネイティブ案が出来上がったわけだけれど、NGNの仕様上、3社のネイティブ事業者(代表ISP)がIPアドレスを払い出す

    OCN vs NGN:IPv6マルチプレフィックス問題のたどり着いた先 - ビールを飲みながら考えてみた…
    isrc
    isrc 2009/08/27
    調整役として持株会社である「NTT」が存在しているわけだけれど、結局、ここが十分に機能していないということなのだろう。NGNはたんなる「フレッツ網」のリプレイにしかならないのかもしれない。
  • IPv6マルチプレフィックス問題で露呈するNGNの限界 - ビールを飲みながら考えてみた…

    NGNのIPv6接続の約款変更をめぐってISPとNTTがもめている。問題の焦点はNGNでのIPv6アドレスの払い出し方をめぐる、所謂「マルチプレフィックス問題」に関してだ。NTTからの約款変更の変更申請に対して、ISPや他のキャリアなどが「ケチ」をつけるという、まぁ、いつもの構図といえば構図。とはいえ、今回の約款変更の申請案は「最悪」の選択だと言っていい。 NGNのIPv6接続の約款変更案に対する再意見が公開,NTT東西が徹底反論 - ニュース:ITpro そもそもこのIPv6マルチプレフィックス問題とは何かというと、IPv4アドレスの枯渇に伴い、IPアドレスIPv6アドレスに切り替えていかねばならないのだけれど、その払い出しをNGN網とISPの両方から払い出すことによって(つまり端末に複数のIPv6アドレスが払い出されることによって)、経路情報やサービスの提供に支障が発生する問題のこと

    IPv6マルチプレフィックス問題で露呈するNGNの限界 - ビールを飲みながら考えてみた…
    isrc
    isrc 2009/07/19
    トンネリング方式を並存させるということは、もともとIPv6アドレスで考えられていたような、全ての通信機器に固有のアドレスで管理するということができなくなる
  • ケータイでどんなサイトを利用するか - ビールを飲みながら考えてみた…

    休暇中にさてネットでもと思った時、携帯とPCのどちらをあなたは使うだろうか。もちろん自宅にいる時と外出先では状況は違うだろうが、そういった点も含めてofftimeにどちらを使っているだろうか? 僕の場合、休日家にいる場合はほぼ1日パソコンがつけっぱなしなわけだけれど、それでもケータイでネットをしている場合が多い。もちろん情報量や表現力などは圧倒的にパソコンの方が上なんだけれど、それを上回るだけの「手軽さ」、もう少し言うなら常に「READY」状態にあり、常に「個人」の「行動」とともにあるということが抜群に「手軽」なのである。 例えば、朝、目が覚める。何時だろうと思って枕元のケータイに手を伸ばす。9:10。そのままiチャンネルでニュースをチェックしネットへ接続… あるいは寝がけにベッドに横になったままブログの記事を書いたっていいし、テレビを見ながら(目の前にはパソコンがあるのに)ケータイで検索

    ケータイでどんなサイトを利用するか - ビールを飲みながら考えてみた…
    isrc
    isrc 2009/01/04
    ニュース系サイトを除いて僕がケータイでよく利用するサイトというのが、①wiki②食べログ(食べ物系の口コミサイト)③特定のブログ という感じだろうか。
  • NGNは「ガラパゴス」以前に「無人島」 - ビールを飲みながら考えてみた…

    ちょうど「テレビ進化論」を読んでいるところで見つけた境真良さんのNGNと「ガラパゴス化現象」についての提言。総論については全くその通りなんだけれど、流行り言葉のような「ガラパゴス化」についてとらわれ過ぎて、実体を見ていないのではないか。NGNは「ガラパゴス化」以前の問題を抱えているのだ。 iモードの“ガラパゴス現象”の二の舞を演ずるな:ITpro 以前にも書いたとおり、「ガラパゴス化」というのは決して悪いことばかりではない。例えば「携帯電話」。確かに、今、日の携帯電話メーカーの国際競争力は低いかもしれない。しかし最も携帯電話が発達している日市場において、ではNOKIAの端末がどれだけ普及しているかといえば全く問題外だ。日市場が飽和し、買い替え需要以上の成長が期待できない状態になったから「ガラパゴス」と言われているのであって、国内市場が拡大していた際には国内メーカーがおいしい果実を堪能

    NGNは「ガラパゴス」以前に「無人島」 - ビールを飲みながら考えてみた…
    isrc
    isrc 2008/05/02
    iモードの“ガラパゴス現象”の二の舞を演ずるな:流行り言葉のような「ガラパゴス化」にとらわれ過ぎて、実体を見ていないのではないか。このままでは「ガラパゴス」以前にただの「無人島」になってしまうだろう。
  • 「理」を説く人 - ビールを飲みながら考えてみた…

    あまり理詰でもの考える人の意見はあてにしないようにしている。特に微に入り細に入り細かいところまで理屈で整理しようとする人は要注意だ。もちろんそういう風な人の意見は筋が通っているし、一見、正しいことが多い。しかし正しいからといってそれが現実的に適しているかというと必ずしもそうでない。現実とは、往々にして筋が通っていないのだから。 理論的な整合性をとろうとすれば、そこには「閉じた環境」を想定しなければならない。不確定要素や外部環境の変化、人と人との感情面での関係、建前と音といったノイズを排除しなければならないからだ。しかし現実はどちらかというとノイズに満ち溢れている。どかどかうるさいR&Rバンドだらけ。 そんなものをイチイチ理詰で潰していってもキリがない。潰せば潰すほどノイズが発生し、小さいノイズで元よりうるさいんじゃないかというほど。 じゃぁ、「理屈」がいらないかというとそうではない。論理

    「理」を説く人 - ビールを飲みながら考えてみた…
    isrc
    isrc 2008/03/01
    理詰でもの考える人の意見はあてにしない。理論的な整合性をとろうとすれば、そこには「閉じた環境」を想定しなければならない。何について、どこまで論理的に考えることが妥当なのかの判断は理屈ではない。
  • 時空の消滅とソーシャルサービスの誕生-情報革命の果て- - ビールを飲みながら考えてみた…

    見田宗介さんの「社会学入門」の「人間と社会の未来-名づけられない革命-」の章を読んでいるときに、あぁ、そういうことか、と腑に落ちたことがあってそれについて。この章では現代社会が成長の「S字曲線」の「平衡系」に入りつつあること。また人類の農耕革命(文明社会)→工業革命(近代社会)→消費革命(現代社会;ただし「消費革命」かといわれるとちょっと違うのでは、と思うのだが…)の発展段階は同時に文字→マスメディア→情報化という「情報革命・コミュニケーション革命」とも対応しているということが解説されている。 しかし僕の中で落ちたのは、このIT化・インターネット化というのはやはり成長神話の終焉を告げるものであり、時間が滞留しているような「時間感覚」というのは、現代社会が「S字曲線」における平衡系への移行したことを告げるものなのだろうということだ。 そして今流行りの「ソーシャル・×××」というのはまさに第3

    時空の消滅とソーシャルサービスの誕生-情報革命の果て- - ビールを飲みながら考えてみた…
    isrc
    isrc 2008/02/14
    「繋がっている」事実性が先にあり、関心や興味によって、あるいは退屈しのぎとして再び意識レベルで「繋がる」/「偶発性」や「快」を恒常的に提供するためには、ソーシャルという「繋がるための装置」が求められる
  • 地方に「夢」は存在するか - ビールを飲みながら考えてみた…

    東京にいるとあまり実感がなかったのだが、ここ数日帰省していて感じたこと。地方は崩壊している。数年前に戻った時も、街に年寄りの姿ばかりが目につき、これはどうなるのだろうと思ったことがあったが、現実はさらにひどい状態になっている。 一体何が足りないのだろう。 故郷の街は、持ち家率や平均世帯所得、消費支出、平均預金残高、高校進学率、住民あたりの図書館の設置数などいずれも全国でも屈指だ。ちょっと大きな道を走ればコンビニもあるし、ファミレスもある。必要なものがあればイオンやヤマダ電機、ユニクロにでも行けば、一通り何でも揃う。映画館の数もかなり多い。 しかしここには決定的に何かが欠けている。 帰り際、駅前の屋に入る。すっかり郊外型の大型ブックストアが中心になっているとはいえ、かっては県内屈指の書店であり、専門書やマニアックな雑誌も取り揃えている貴重な存在だ。高校の頃は授業中にこっそり読むための小説

    地方に「夢」は存在するか - ビールを飲みながら考えてみた…
    isrc
    isrc 2008/01/07
    携帯やインターネットの発達は、この地にいながら「世界」への可能性を開いたはずであった。しかし実際にはより広い世界の多様な情報が流入するだけで、時間の停滞した国の住人たちをより閉じ込めてしまっている。
  • iPhoneとドコモ - ビールを飲みながら考えてみた…

    iPhoneをめぐる争奪戦が激しさを増している。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が伝えたところによると、日国内における「iPhone」の販売についてNTTドコモが優勢だとという。もちろんこれまでにiPhoneについては、ソフトバンクモバイルが提携話を進めているという報道があったし、今回の報道を受けてKDDIもAppleに接触していたようだ。 実際、iPhoneUIについてはとても日のメーカーじゃぁ太刀打ちできないほどの使いやすさがあるし、そのインパクトだけでも非常に魅力的だ。ただMACユーザーや新しい物好きな層にとっては楽しみな商品かもしれないけれど、現状のiPhoneでは日ではそこまで普及しないのでは、というのも正直な感想だ。 理由はいくつかある。 例えば、KDDI小野寺社長が触れているように、Appleは「端末メーカーとして力を持ち、垂直統合をやろうと思っている」のだとする

    iPhoneとドコモ - ビールを飲みながら考えてみた…
    isrc
    isrc 2007/12/20
    現状のiPhoneでは日本ではそこまで普及しないのでは。キャリアにとって、目先の利用者獲得以上のメリットがない。格好良いけれど現状の日本の携帯電話のスペックに慣れている人間からすると実用的とは言いがたい。
  • ウェブ社会をどう生きるか / 西垣 通 - ビールを飲みながら考えてみた…

    聖なるバーチャルリアル以来、ペシミスティックに陥っている?西垣通先生の「ウェブ社会をどう生きるか」を読む。googleという怪物検索エンジンがもたらす情報整理技術の危険性と人間来の情報への向き合い方について書かれた一冊。 確かにWeb関連の会社にいると、googleのもつ検索技術、コンセプトの新奇性やビジネスモデルの秀逸さなど凄い!と感じる一方、西垣さんの指摘するとおり、これが、捜し求めている検索結果との適合性や内容の信憑性を担保しているわけではないことは、その通りだと思う。そう意味では、「ウェブ進化論」の著者・梅田さんのようなWeb2.0礼賛主義者ほど、無邪気に現状のWEBのあり方を肯定する気はない。 ただし西垣さんの話ももう1つ微妙なところで、情報が大きく三つの階層(生命情報/社会情報/機械情報)に分けられるものだとして、「検索」という行為そのものが、「文字」「記号」という機械情報を

    ウェブ社会をどう生きるか / 西垣 通 - ビールを飲みながら考えてみた…
    isrc
    isrc 2007/07/12
  • Web2.0時代にJASRACは必要か - ビールを飲みながら考えてみた…

    ひろゆき失踪説が流れていながらも止める止められない「2ちゃんねる」同様、これだけ大きくなりすぎた「YouTube」に対して、海外では「違反だからNG」という対応から「どう活用するか」に力点を置き始めているのだけれど、どうやら日では相変わらず既得権益をどう維持するかしか頭にはないようだ。 日の著作権関係23団体・事業者の要請で、YouTubeが約3万の著作権侵害ファイルを削除 - CNET Japan 個人的にはYouTubeのようなサイトが正しいとは思わないものの、既成事実として、ある種のインフラかプラットフォームのようになりつつあるのだから、その状況に基づいた対応が必要な気も。しかも3万件削除したとは言っても「倖田來未」も「赤西仁」も既に載っているし、実際の効果を期待したというよりも、YouTube側に対するプレッシャーというのが当の狙いだろう。 日音楽著作権協会(JASRAC)

    Web2.0時代にJASRACは必要か - ビールを飲みながら考えてみた…
  • プラットフォーム化するYouTubeとGoogleという広告配信PF - ビールを飲みながら考えてみた…

    連休中から報じられていたとは言え、いざその金額を聞くと正直驚きを隠せない今回のGoogleによるYouTubeの買収劇。まだ明確なビジネスモデルが見えていないYouTubeに対して2000億円とは!果たしてこの両者、シナジー効果はあるのだろうか。 今回のこの買収に先立ち(合わせて?)YouTubeとユニバーサル(UMG)、SonyBMG、CBSとの提携話も発表された。これら3社にワーナーを加えたメジャーレーベルとの提携内容については若干違いがあるようだが、これによってミュージックビデオを中心に「合法的」にコンテンツ流通の仕組みが整ったことになる。 注目されるのは、無料もしくは有料にて、ユーザーがコンテンツを合法的にUPできるようになったこと、広告などを挿入した場合にその広告収入の一部をコンテンツホルダー側が分配するための仕組みが成立したこと、そしてコンテンツホルダー側で不適切だと判断した映

    プラットフォーム化するYouTubeとGoogleという広告配信PF - ビールを飲みながら考えてみた…
  • Aが上手くいかないから、Bをする - ビールを飲みながら考えてみた…

    「…戦線から遠のくと楽観主義が現実にとって替わる。そして最高意思決定の段階では「現実」なるものはしばしば存在しない。戦争に負けている時は特にそうだ……突然ですが、あなた方には愛想が尽き果てました…」これは押井守監督の「パトレイバー2」の中で"昼行灯"後藤隊長が警察庁幹部らに言い放った言葉。この映画を始めてみた高校生の頃はもう1つ意味がわからなかったけれど、社会人となり、ビジネスという名の戦場で働いているとこのセリフの意味がよくわかる。 年度末も近いということもあって、社内で来年度の事業計画をまとめているのだけれど、うん、まぁ、何だろう、思わず打ち合わせの中でこのセリフを噛み締めてしまう。まぁ、事業計画ということで多少無理な計画値が設定されるのは仕方がないとはいえ、そのハードルがかなり高く、かといって今の事業ドメインで勝負しても達成の可能性は難しい。そういった状況の下、その打ち合わせの中で提

  • iTunes vs Google:次世代のネットの覇者はどちらに - ビールを飲みながら考えてみた…

    ではこれからPodcastがブームになろうかという時に、早くもVIDEO版のPodcastに取り込み始める動きが!日では凋落傾向にあるTV局の買収が大きな話題になっているけれど、その一方で、GyaOのような編成型無料広告モデルが登場したり、広告付きのvideocastが登場したり、GoogleVIDEOのようなモデルが登場したりと「映像」をめぐる主導権争いはますます混沌としつつある。 iPod専門テレビ局「PodTV」が開局--100チャンネルを無料で 確かにTVの広告価値の低下=広告収入の低下はまさに番組制作会社への発注額の縮小につながることから、番組制作会社自身も新しい取組を行っていかねばならないということだろうが、このVideoCast専門テレビ局「PodTV」の登場というのは、ある意味衝撃的。これまでもネット向けの番組制作などを行っているところもあったし、地方局、ケーブルテレ

    iTunes vs Google:次世代のネットの覇者はどちらに - ビールを飲みながら考えてみた…
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    isrc 2005/10/18
    マルチプラットホームのGoogle Videoか、垂直統合のアップルか
  • OCNとぷららが統合?!NTT再再編はあるのか - ビールを飲みながら考えてみた…

    傍から見ていると当たり前のように思えつつも、「NTT再再編」と聞くとやはりそれなりにインパクトがある。(対Y、対Nに対して言っていることの一貫性が感じられない)KDDIの小野寺社長の怒り方はともかくも、垂直統合モデルをベースとした「Yahoo!」の急成長で巨人NTTも余裕が無くなってきたということか。それにしても「OCN」「ぷらら」を含めたネット3社の合弁など、現実的にありえるのだろうか。 NTT ネット3社など合併も グループ再編を加速 個人的には、もともとNTTの地域(・長距離)分割というのはその当時の長距離系キャリア(NCC)の意向をうけただけで、来的には、インフラとサービス、サービスレイヤーごとといったように「水平分離」にすべきだったのだろうと思っている。そういうこともあってOCN、ぷらら、PCコムの統合はむしろ当たり前といったところ。まぁ、これに「goo」も入っているということ

    OCNとぷららが統合?!NTT再再編はあるのか - ビールを飲みながら考えてみた…
  • iTMSの終わりの始まり - ビールを飲みながら考えてみた…

    何と言っても今年の音楽業界は「iTMS」が中心に動いているといってもいいのだろう。所詮、Appleのシェアなんて…とたかをくくっていたら、今では行くも地獄、戻るも地獄といったところか。iTMS-Jの4日間で100万曲を販売という衝撃もようやく収まり、とはいえMoraやgoo Music Store、ORICONなど既存の音楽配信事業者の記録を大幅に上回って販売数を伸ばしている。そんな状況もあってか、SMEもiTMS-Jへの楽曲提供を検討しているとの記事が。まぁ、検討はしていても体のSONYがどの程度の発言力を行使するか次第だろう。 「iTMS-Jへの楽曲提供は検討している」――SME、音楽流通への考え 音楽メーカー、所属アーティストの立場としては、売れる場所に参入したいというのが正直なところだろうし、実体はともかくも「iTMS」のイメージがいいだけにそこで作品を販売したいというのは音だ

    iTMSの終わりの始まり - ビールを飲みながら考えてみた…
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