”社会はどうせ変わらないから”は本当か? 女性、アウトカースト、途上国。死ぬまで続く差別をスマホひとつで変えた。 (写真はドキュメンタリー映画『燃え上がる女性記者たち』サイトから) 記者が持つスマホに向かって”奥さん”が語る。 「家に一人でいるときに、村の男たちがやってきて囲まれてレイプされたの。襲われたのは8日と16日。それから19日。翌月の2日、3日、10日」 隣で夫が辛そうな顔をしている。 警察に行っても相手にされないどころか殴られた。夫は拘束された。 なぜそんな目にひどい目に会うかというと、彼女たちがインドのダリット(アウトカースト。カースト外の不可侵民)の夫婦だからである。 そしてこのドキュメンタリー映画はそのダリット×女性というインドで二重、三重の差別を抱える女性たちが、カバル・ラハリヤというニュース社でスマホひとつを武器に社会と戦っていく話である。 インドの賤民差別は凄まじい
先々月、あるサーバベンダ主催のイベントで、最近のサーバにおける技術トレンドを紹介して欲しいという依頼を受けて、過去10年のサーバ技術のトレンドを振り返るという講演を行いました。 ほぼ10年前は「ムーアの法則が終わる」と本格的に言われ始めた頃で、そこから実はさまざまな技術、例えばストレージクラスメモリやFPGAやメモリドリブンコンピュータなどのプロセッサの回路の微細化以外の技術によるサーバの性能向上技術が注目され、その一部は市場に投入され定着しつつある一方で、商業的な成功を収められなかった多くの技術もありました。 それらをざっと振り返る内容にしたところ、現在のサーバ技術の方向性がなんとなく見えてきたのではないかと思うので、ここで記事として紹介します。 記事は前編と後編に分かれています。いまお読みの記事は後編です。 TPUのような専用プロセッサの登場 機械学習に代表される新しいコンピュータの使
日本でも重視されるべき「公益テクノロジー」とそのための人材 2022.10.12 Updated by yomoyomo on October 12, 2022, 17:25 pm JST 『暗号技術大全』、『セキュリティはなぜやぶられたのか』、『超監視社会――私たちのデータはどこまで見られているのか?』などの著書で知られる情報セキュリティ分野の第一人者のブルース・シュナイアーは、2019年あたりから「Public-Interest Technology(公益テクノロジー、公益のためのテクノロジー)」という言葉をよく使うようになりました。 その初期に書かれた「公益のためのサイバーセキュリティ」を読むと、インターネットのセキュリティという重要な政策課題について、技術的な観点から議論できる政策立案者がほとんどおらず、また一方で政策立案者と議論できる技術者もほとんどいないことへの危機感が伝わりま
昨日、野本響子さんが興味深い記事をアップしていました。実際に野本さん自身が体験した、テクノロジーの発達によって仕事がなくなってしまう話です。いや、仕事どころか、業界が丸ごとなくなくなってしまうのです。これ、いつ誰に起きても全く不思議ではない話ですので、この記事を一読し、自分なりに対策を考えておくことを強くお勧めします。 世の中を変えてしまうテクノロジー僕はアップルという、テクノロジー・カンパニーに長年勤めていたので、図らずとも、この「仕事をなくす側」にいました。アップル在職中に「あ、これは何かヤバいことが起きる」と直感的に感じた製品がいくつもありましたが、黎明期のデジタルカメラもそのうちの一つでした。 それからAirMacという製品名で売られた、ワイヤレス・ルーターもそんな製品の一つです。発売当日に自腹を切って飛びつきました。 テクノロジー業界を去って10年が過ぎた今でもテクノロジーにはど
しかし彼らは、嫌われるべくして嫌われたのだと思います。 Bodegaが始動した日、ビジネスメディアFast Companyは「元Google社員2人が、ボデガ(食料雑貨店を意味するスペイン語)や街角にある家族経営の商店を廃れさせようとしている」という見出しで記事を公開しましたが、これは決して偏った意見ではありません。記事によれば、創業者の1人Paul McDonald氏は次のように発言しています。 いわゆるショッピングエリアはいずれ不要になるでしょう。10万個にのぼるBodegaがあちこちに設置され、30メートルも歩けば買い物ができるためです。 Bodegaは、ジムや寮、アパートに設置するインターネット対応自動販売機のチェーンです。高さ約1.5メートルの「パントリー・ボックス」に保存の利く商品が陳列されており、顧客はモバイルアプリで鍵を開け、欲しいものをつかむだけで購入できるという仕組みで
【及川卓也・清水亮・羽田野太巳・藤村厚夫】すごい人達呼んで「Webは死ぬか?」をマジメに語り合ってもらった(後編) 白石 俊平(HTML5 Experts.jp編集長) スゴい人たちに集まってもらって、「Webは死ぬか」について語り合っていただいたスペシャル企画。前半は「Webメディア・コンテンツ」について、それぞれのご意見を伺いました。 メディアビジネスからCookie、ディープラーニングまで──ビジネス面に注目した 前半とは異なり、後半はWebのテクノロジー面にフォーカスして、「死ぬか?」を論じていただきたいと思います。今回は、(含蓄を多量に含んだ)脱線多めで失礼します! 「ブラウザ」の存在感が薄れていく時代 白石 前半はビジネス面に注目してお話いただいたので、後半はテクノロジー面にフォーカスしていきたいと思います。いわば、「Webテクノロジーは死ぬか?」というお話になるかと思います。
スタンフォード大学などの研究チームが、人の「表示」を読み取って、その表情を他人に転送してリアルタイムで描画する、という技術を公開しています。リアルタイムで描かれる映像は、もはや本物と区別するのが困難という驚異的なレベルになっています。 Real-time Expression Transfer for Facial Reenactment http://graphics.stanford.edu/~niessner/thies2015realtime.html ある人の「表情」だけをそっくりそのまま他人に「移植」する様子は以下のムービーで確認できます。 Real-time Expression Transfer for Facial Reenactment - YouTube これは右の人物の表情を、左の人物に転送する実験。中央のモニターには二人の表情が映し出されていますが、左の人物の表情
運営者情報本サイトは、日本最大級暗号資産取引所・販売所「ビットバンク」が運営する、ビットコイン(Bitcoin)、ブロックチェーン、暗号資産(仮想通貨)に関する知識、世界中の最新のトピックス、最先端の技術、プロジェクト、規制、相場など、暗号資産投資のヒントになるお役立ち情報を発信するメディアです。 弊社は日本の関東財務局登録済の暗号資産(仮想通貨)取引所です(暗号資産交換業者登録番号 第00004号)。 金融庁のホームページに記載された暗号資産交換業者が取り扱う暗号資産(仮想通貨)は、当該暗号資産交換業者の説明に基づき、 資金決済法上の定義に該当することを確認したものにすぎません。 金融庁・財務局が、これらの暗号資産(仮想通貨)の価値を保証したり、推奨するものではありません。 暗号資産(仮想通貨)は、必ずしも裏付けとなる資産を持つものではありません。暗号資産(仮想通貨)の取引を行う際には、
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ちょっと前まで、グーグル対アップルの戦いはオープン対クローズの戦いだった。それが、最近は、Androidのオープン性が怪しくなる一方、アップルは ResearchKit なるものを出したりして、そんなに単純には割り切れなくなってきた。 ネットやモバイルデバイスが我々の生活に浸透するにつれて、両者の戦略はともに複雑化していく。当然のことで、世の中との接点が広がる以上、もし世の中とのつながりを保とうと思うなら、複雑化するしかない。 それに対して、政治は、特に日本の政治は最近なんだか単純化しているような気がする。政治というか政治を巡る言説というか。 多国籍企業が世界政府になるというのは、強権や陰謀的なやり方によってそうなるのでなくて、だんだんと自然に政府が自滅的に権威を失墜していくということなのだと思う。 政治とはドロドロしたものでとよく言われるけど、それは汚職のことではなくて複雑な意思決定のプ
このページでは InfiniBand Verbs プログラムをはじめるのに必要な基本的な概念を説明する。 この文書の情報は RDMA_CM API を使ったプログラムをする場合にも有効だと思われる。 以下は関連ページ。 InfiniBand プログラムの覚え書きのインデックス 更新履歴 (2014.03.29) 作成。 (2014.04.04) 6.2 QP番号とマルチキャストと 8 章以降を追加 (2014.04.16) 12.3 Partition を追加 (2014.05.11) API にリンクを貼る 目次 1. イーサーネットを振り返ってみる 2. では InfiniBand Architecture は? 3. InfiniBand Fabric 3.1 LID Routed Network 3.2 構成部品 3.3 Subnet Management 4. メモリモデル:ゼロ
NTTは、現在の4K映像の圧縮と伝送に用いられている動画の符号化技術「H.265/HEVC」の“次々世代”という符号化技術を開発中だ。 同社の言う“次々世代”は、まだ実用段階にはない将来技術、という意味である。ただし、一度実用化されれば、“最後の符号化技術”になる可能性がある。理由は、人工知能の一種を用いることで符号化のアルゴリズムが勝手に進化し、自ら符号化性能を高めていくからである。 今回、符号化技術に用いている人工知能は、「進化的(または遺伝的)プログラミング(GP)」と呼ばれる技術である(図1)。GPを用いた動画符号化技術では、生物の進化のプロセスを模倣して、次第に圧縮率を向上させる。具体的には、遺伝子の突然変異による組み換えと環境適合性の結果としての自然淘汰を、乱数による関数や論理演算のランダムな組み換えと、圧縮率の向上に置き換える。関数などのランダムな組み換えで、結果として圧縮率
KOZOSのブログ 自作のOS(っぽいもの)の開発の履歴とか、ほかにもものづくりとかいろいろ。詳しいことは本家のほうをごらんください。 ちょっと時間ができたので,たまには最近思うことでも書こう. 低レイヤーが好きで勉強してきて,良かったなーと思うことが最近いろいろある. まあ要するにアセンブラとかCPUアーキテクチャとか勉強してきてよかったなーという話なのだけど,このあたりのレイヤーは,そんなところ勉強しても役に立たないとか,なんでそんなのいまさらやるの,とか言われがちな分野ではある.笑 が,自分自身はそんなことは微塵にも感じていなくて,むしろ勉強してきてよかったなーと思うし,そしてこれからも勉強し続けていくと思う.(まあでも別に,他人に対して「低レイヤーを勉強したほうがいいぞ!」とか言うわけではないです.僕自身はそうだと思う,というだけ) とくに思うのが,最近セキュリティ関係とかで,勉強
誰もが一度はイラっとさせられたであろう文字認証「CAPTCHA」。ユーザがコンピュータで無いことを確認するセキュリティ機能のひとつですが、近年、これを解読することは「本のテキスト化」に協力することと同義になりました。同システムの開発者でクラウドソーシングも発案した起業家、Luis von Ahn(ルイス・フォン・アン)氏が、7億5,000万人が参加するプロジェクトが生まれたキッカケを語ります。(TEDxCMU 2011より) 誰もが一度はイラっとさせられるCAPTCHA(キャプチャ) ルイス・フォン・アン氏:このように、ゆがめられた文字の並びを読んで埋めるタイプのウェブフォームを見たことのある人は何人いますか? これを見て本当にいらいらすると感じた人は何人いますか? はい、すばらしいですね。私がこれを発明しました。私がこれを発明したメンバーの1人です。 (会場笑) これはCAPTCHAと呼
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